書籍『君の名はダニエル』発売(12月24日)のお知らせ(株式会社アストラハウス)
1999年、あの超ベストセラーの映画化が決定!
主役の最終オーディションに残った少年二人それぞれの運命。
一人は約束された世界的スターの座に就くが、「もう一人のハリー」は⁉
選ばれなかったNo.2が20年後に見た驚きの光景
主役の最終オーディションに残った少年二人それぞれの運命。
一人は約束された世界的スターの座に就くが、「もう一人のハリー」は⁉
選ばれなかったNo.2が20年後に見た驚きの光景
名作『ナタリー』(映画化作品)『シャルロッテ』の作家がロックダウン中に
世界的作家J.K.ローリングの人生に興味を持ち、あるインタビュー記事に目を留める。
セカンドチャンスをテーマにする作家が、スターに成り損ねた少年の挫折と苦悩の人生を
メランコリーな色調の中にもユーモアを交えて描く……。
クライマックスまで一気に読ませる感動のページ・ターナー!
少年マーティンは両親の離婚に伴い、父の住むロンドンと母の住むパリを行き来しながら成長する。
ある日、マーティンは父に連れられて行った撮影現場でプロデューサーの目に留まる。
世界的大ベストセラーの映画化で主役を演じられるのか?
だが、最終セッションで、もう一人の少年が主役に選ばれてしまう。
マーティンの希望は潰え、いやでも自分の運命を「奪った」ライバルの栄光を見続け、挫折感に苛まれることになる。マーティンは人生を棒に振ってしまったのか?
セカンド・チャンスはあるのか?
名作『ナタリー』の作家が描く選ばれなかった「ナンバー2」の物語。
「僕、誰かに人生を盗まれたような気がするんだ」——主人公の少年マーティンの痛切な言葉は、周囲を驚愕させますが、似たような思いは誰しも人生のどこかで味わったことがあるのではないでしょうか。
部活のリーダーになれなかった、心を寄せる彼や彼女に振られた、コンテストで敗れた、進学や就活に失敗した、出世競争に負けた、早期退職を促された……原題の「二番手」には成功したライバルがいて、一瞬の交錯ならまだしも、絶えず相手の姿を見せつけられるとしたら、その後の人生はどうなるでしょう。しかも、そのライバルが世界的映画スターと成ったあのダニエル・ラドクリフだとしたら……。
世界的ベストセラー・シリーズの読者、映画化作品のファンはもとより、原作を読んでいない読者層にも、現代の教養小説あるいは青春小説として読める内容であり、社会で閉塞感、挫折感を覚える若年層に希望と再生の物語として読んでいただける内容に満ちております。人生のどこかで躓き、失敗しても、身近にきっとあるセカンド・チャンスを見落とさずに……そのような願いを籠めてお届けする本書です。
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