エイビット、FUJI、工場などの生産環境を想定したローカル5G通信の共同実験を実施
株式会社エイビット(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:檜山竹生、以下「エイビット」)は、ローカル5G装置「AU-500」を提供し、株式会社FUJI(本社:愛知県知立市、代表取締役社長:須原信介、以下「FUJI」)と、「FUJI」本社において、「ローカル5G」活用検討のため共同実験を行いました。
■背景と課題
国内の多くの工場では少量多品種対応のため、レイアウト変更がしばしば行われております。有線接続では、その都度ネットワークケーブルの敷設し直しが必要となり、敷設作業による時間ロスや敷設の際の作業ミスによるトラブルが発生する恐れがあります。一方で、無線LANなど既存の無線システムでは通信の信頼性が十分でないため、これまで無線化の実現は困難でした。
■工場などの生産環境を想定したローカル5G通信の共同実験
「ローカル5G」は無線局免許を必要とする帯域(ライセンスバンド)を使用し、信頼性が高い通信を実現できるセルラーシステムをベースとしていることから、従来の無線システムと比較して格段に信頼性が増しています。
「FUJI」は、電子部品実装ロボット、工作機械、小型多関節ロボットなど工場で使用するロボット関連製品を手がける有数のメーカーです。今回の実験では、ローカル5G装置「AU-500」を利用し、「FUJI」の製品が設置されている生産環境を想定したうえで、各種電波伝搬試験、アプリケーション試験を実施し、既存の無線システムに対する「ローカル5G」の優位性の検証をしたものとなります。
【実証実験場所】
株式会社FUJI本社屋内(住所:〒472-8686 愛知県知立市山町茶碓山19番地)
【実験期間】
2021年5月
【実験内容】
・各種通信プロトコルの疎通確認
・「FUJI」製品による「ローカル5G」通信への影響確認
・「FUJI」製品が設置された環境での電波伝搬調査
【株式会社エイビットについて】
株式会社エイビットは、5G 、 LTE、LPWA 、 PHSなど無線通信方式を利用した通信端末の開発メーカーであり、遠隔検針、セキュリティ、防災ソリューションで大規模IoT需要分野に精通しています。特に都市ガス、LPガス用遠隔検針ユニットでは日本トップシェアを有し、同時に日本最大級のIoTプラットフォーム運営会社でもあります。また、5Gの測定器メーカーでもあり、通信キャリアに多く採用されています。5G分野については、機器販売のみならず、無線技術のコンサルティングや実証実験サポート、機器開発支援など幅広くお客様をサポートしています。
【株式会社FUJIについて】
株式会社FUJIは、電子部品実装ロボットおよび工作機械の開発・製造・販売・サービスを行うロボットメーカーです。これまでに数多くの「世界初」「業界初」の技術を生み出しており、PC・スマートフォン・自動車・デジタル家電など、さまざまな分野でモノづくりの発展に貢献しています。また近年では、介護ロボット・宅配ロッカーシステム・多関節ロボットなど、新しい分野にも積極的にチャレンジしています。
<会社概要>
会社名 株式会社エイビット
代表者 代表取締役社長 檜山竹生
設立 1986年
所在地 東京都八王子市南町3-10
会社HP https://www.abit.co.jp
会社名 株式会社FUJI
代表者 代表取締役社長 須原信介
設立 1959年
所在地 愛知県知立市山町茶碓山19番地
会社HP https://www.fuji.co.jp/
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