【7/11(土)5か月ぶりに再開!】コロナ対策を講じた新しい様式の介助犬育成施設の見学会
●全国初の介助犬専門訓練施設「介助犬総合訓練センター」の見学会が7月11日(土)より、コロナ対策を講じて再開される。コロナ禍で普及啓発の場を失い、介助犬育成現場は運営面で厳しい状況に追い込まれている。
手や足に障がいがある方の日常生活をサポートする介助犬。盲導犬・聴導犬とあわせて「身体障害者補助犬」として身体障害者補助犬法(以下、補助犬法)の元、病院や店舗などの公共施設への同伴が認められているが、まだまだ認知度が低く、入店を断られるケースが後を絶たない。この介助犬を育成する全国初の宿泊施設を兼ね備えた専門訓練施設である、介助犬総合訓練センター(愛知県長久手市、以下「訓練センター」。運営は社会福祉法人日本介助犬協会)の見学会はコロナ対策を講じて、7月11日(土)、5か月ぶりに再開される。(https://s-dog.jp)
介助犬総合訓練センター シンシアの丘 外観
介助犬総合訓練センター シンシアの丘
見学会シミュレーションの様子
通常は月に一度の開催であるが、夏季期間中は申込状況を確認しながら平日も含めて開催日を増やすことも視野に入れている。少しでも多くの方に、介助犬育成の現場を見てほしい、介助犬について知ってほしい。新しい見学会様式を取り入れて、再開へと動き出した。
※開催日は順次、日本介助犬協会HP(https://s-dog.jp/learn/inspection/)にて告知している。
【介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~】
補助犬法制定のきっかけとなった介助犬の名前「シンシア」から名前をとり、「シンシアの丘」の愛称で親しまれるこの訓練センターは、2009年の開所より12年目を迎えた。開所以来、34ペアの介助犬を輩出し、全国から介助犬希望者・使用者が集う場として機能してきた。介助犬認定を目指す肢体不自由者が泊まり込みの合同訓練を行うことができるバリアフリーの宿泊部屋が5部屋あり、こうした他では見られない施設を見学するために、開所より累計約54,000名の来場者が訪れている。
普段の見学会の様子
普段の見学会の様子
【介助犬とは?】
介助犬は「落としたものを拾う」「携帯電話を探して持ってくる」など、手や足に障がいがある方の日常生活をサポートする、特別な訓練を受けた犬である。介助犬を必要とする肢体不自由者は15,000人いると言われているが、全国で62頭(2020年4月1日時点)しかおらず、普及が望まれる。
【介助動作】指示されたものを持ってくる
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