高知の名刹・竹林寺1300年記念事業、秋会期開催!音と光のインスタレーション『星音夜』が非日常に誘う。10/28~12/3まで。
竹林寺開創1300周年記念事業『星音夜(ほしおとや)』について
竹林寺は僧・行基により724年に開山。真言宗智山派に属し、四国霊場八十八か所で唯一、文殊菩薩を本尊とする寺院であり、多数の文化財を擁する名刹として知られています。2023年に開創1300年を迎え、春秋二期にわたり記念行事が行われます。
春会期の音響空間を手がけた世界的サウンドアーティスト・及川潤耶が、秋はマルチメディアサウンドインスタレーション『星音夜』を監修しました。参道から本堂をふくめ空間を広く使って、夜の竹林寺を音と光で照らします。
本インスタレーションは、自然や竹林寺という清浄な空間から想起された音と光が境内各所で明滅し、目に見えないものや普段は意識しないかそけきものへの感覚を呼び覚まします。ここで体験する厳かで瞑想的な時間は、竹林寺の「今、この時」の記憶として、訪れた人の中に刻まれるでしょう。
サウンドアートを手がけた及川潤耶のコメント
高知県の名刹、竹林寺の開創1300年という大きな節目に作家として立ち会うことができることを大変嬉しく思います。今春、本寺院で開催した『宿り音~ともしびのありか~』を創作するために高知に滞在した際、ご住職に竹林寺の歴史や五台山にまつわる物語、真言宗の思想や弘法大師の教えについて伺い、自身の創作の原点や「音」の概念について改めて振り返る重要な機会となりました。
今回は秋夜の竹林寺が舞台となります。参道では映像演出のWOWとともに映像と音、そして本堂エリアでは音と灯籠を用いて、小夜の境内の魅力を繊細に引き出します。人々の変わらぬ思いを継承してきた竹林寺、我々が手がけるインスタレーション、そして訪れる人々が「響きあう」ことで、本企画が、五台山・竹林寺から高知を照らす一筋の光として、そして「今これから」の未来に向かって輝く綺羅星になることを願います。
高知 蔦屋書店にて『星音夜』開催記念トークイベントを開催!
本イベントの開催を記念して高知 蔦屋書店にてトークイベントを開催します。竹林寺住職の海老塚和秀氏とサウンドアーティストの及川潤耶が登壇。両者の『星音夜』への想いから、「お寺 × アート」のコラボレーションの背景などについてお話します。二夜限りの特別な機会です。サウンドアートの体験もありますので、ぜひご参加ください。
<トークイベント概要>
登壇:及川潤耶(音響空間アーティスト)、海老塚和秀(五台山竹林寺住職)
日時:10月21日(土)および10月22日(日) 18:00-19:00
場所:高知 蔦屋書店2Fイベントスペース(高知県高知市南御座6-10)
お申込:https://onl.bz/1tkR2Dm ※ご参加は予約優先
—--------------------------------------------------
本リリースに関するお問い合わせ:
ソニフィデア合同会社 村上静香(info@sonifidea.jp)
—--------------------------------------------------
開催概要
主催・企画:株式会社オフィスパートナー
特別協力:五台山竹林寺
芸術監修・コンセプト:及川潤耶
空間演出・制作:ソニフィデア
映像演出:WOW
設営協力:株式会社オーエス、能美亮士(Music of New Reference)、西田彩香
広報デザイン:株式会社オフィスパートナー
協賛:北村商事(株)、(株)四国銀行、(株)タケナカダンボール、寺村葬儀社、(株)白馬産業、(株)四国ポンプセンター、明治安田生命四国支社、(株)乾佛具店、(株)英光事務機、大家建材(株)、(有)香南企業、(株)JAメモリアルこうち、税理士事務所スマイルパートナー、セブンデイズホテル、(株)全日本エンタープライズ、(有)トーゴー、天下味栄田、(株)ノナカ照明、(株)はるが建設、(株)みんぷろ
--
会場:五台山竹林寺
会期:2023年10月28日(土)~12月3日(日)
時間:平日 17:30 ~ 20:30(最終入場20:00)
土日祝 17:30 ~ 21:00(最終入場20:30)
チケット料金:大人1800円(*1500円)・中高校生1000円(*900円)※要学生証提示、
小学生以下 無料
*オンラインチケット前売り限定割引価格でチケットサイトにて発売中
サイト:https://officepartner.stores.jp/
*ランチパスポート(書店等にて販売中)ご持参で大人お一人1400円(2名様まで)
住所:四国霊場第三十一番札所 五台山 竹林寺(高知県高知市五台山3577)
参考
●竹林寺について
神亀元年(724)、聖武天皇の勅令で行基によって開創されたと伝わる。江戸時代には学僧たちが集い、学問寺として周辺の宗教・土佐文化の中心的役割も担う。本堂に祀られている本尊の秘仏・文殊菩薩は行基作と伝えられ、京都・切戸、奈良・安倍の文殊とともに「日本三文殊」の1つ。竹林寺庭園は、高僧・夢窓疎石(むそうそせき)が造園したと伝えられる池泉(ちせん)鑑賞式の庭で、国の名勝指定を受けている。宝物館にある仏像17体は、すべて国の重要文化財。四国霊場第三十一番札所。http://www.chikurinji.com/
●ソニフィデア 合同会社
グローバルに活躍する音響空間作家・及川潤耶が2019年に立ち上げた企業。音(sonify)とアイディア(idea)を組み合わせ、人の心や日常に寄り添う音響コンテンツによって新しい価値を創造することをミッションとしています。アートを起点とした思想でつくりあげる音とデジタルテクノロジーを用いて、リアルおよびデジタルで音響空間を構築し、これまでにない体験を提供します。
【主な実績】
・JR東日本東京感動線プロジェクトでの、西日暮里駅コンコースのサウンドアート導入(同プロジェクトは2020年度グッドデザイン賞受賞)
・市川市役所第一庁舎(千葉)1階共用部の音響空間演出
・会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi」(東京)へのサウンドアート導入
・アーバンネット仙台中央ビル(NTT都市開発/2023年11月竣工予定)低層部へのサウンドアート導入
【ホームページ】 https://sonifidea.jp/
●ソニフィデア代表 及川潤耶について
1983年仙台市出身。SONIFIDEA LLC代表。欧州および日本を拠点に活動。洗足学園音楽・音響デザインコース作曲専攻卒業。2011年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。卒業後、世界最大規模のメディア芸術センター「ZKM」の客員芸術家として渡独。「音の環境芸術」に特化した新進的な活動を展開。欧州を中心にメディア芸術祭や現代美術館などに活動の幅を広げている。2018年、森山未來とヨン・フィリップ・ファウストロムとの共作『SONAR』(横浜)を発表。また欧州最大規模の「デザインミュージアム|ピナコテーク・デア・モデルネ」(ドイツ)にて、バウハウス生誕100周年記念事業に参加、世界で活躍する5人のクリエイターの一人として本美術館史上初となる音の委嘱新作を展示。
—--------------------------------------------------
本リリースに関するお問い合わせ:
ソニフィデア合同会社 村上静香(info@sonifidea.jp)
—--------------------------------------------------
すべての画像