<イベントレポート>厚生労働省 令和3年度「スマート・ライフ・プロジェクト」第一弾 「世界禁煙デー記念イベント2021」開催
・SOMPOひまわり生命保険株式会社と東急株式会社が禁煙や受動喫煙対策における成果を発表
・国立がん研究センター「新型コロナウイルス感染症とたばこに関する世論調査」結果発表
厚生労働省では、世界禁煙デーに始まる1週間(5月31日~6月6日)を「禁煙週間」と定め、たばこ対策に取組んでいます。この「禁煙週間」初日に開催するイベントを通じて、全国で禁煙や受動喫煙に対する意識が醸成される1週間となることを目指します。
禁煙マークを完成させた波瑠さん
当日は、まずイベントの主催者として田村 憲久厚生労働大臣がビデオメッセージで挨拶いたしました。続いて禁煙の取組紹介では、禁煙や受動喫煙防止に積極的に取組む企業として、SOMPOひまわり生命保険株式会社 取締役執行役員 菅野 文雄氏と、東急株式会社 人材戦略室 労務企画グループ 統括部長 山下 有一氏をお招きし、その取組や経営における成果についてお話しいただきました。SOMPOひまわり生命保険株式会社は、社員に対する禁煙の取組実施に向けて、数年かけて周知を行い、アンケート等で社員の意見を聞きながら丁寧に取組を推進。2019年4月から全社員を対象に、就業時間内の禁煙を導入する健康経営の取組を行った結果、全社員の喫煙率の推移は、2019年度に15.3%と大きく減少し、2020年末に12%を達成したことなどを発表いただきました。また東急株式会社は、社員に対し、期間限定の禁煙費用の補助やきめ細かな個別フォローを行い喫煙率の低減を目指す独自の「禁煙サポートキャンペーン」を実施した結果、実際にキャンペーンに参加したうちの約8割が禁煙に成功したことを発表いただきました。同キャンペーンでは、自発的な取組として禁煙を目指す社員に誓約書を書いてもらい、さらにその誓約書にご家族あるいは上司がコメントを記述するようにしたこと、また医師や保健師が面談を行うことで、周囲を巻き込む取組となったことが成功に繋がったことなどを具体的に紹介いただきました。
(左) 禁煙の取組紹介/(右) 国立がん研究センターによる発表
「世界禁煙デー記念イベント」 登壇者
最後に「禁煙をしている方やこれから取組もうと思っている方は、ご自身の健康のためにもそして周りの方のためにもぜひ頑張っていただきたいです」とエールを送りました。そして、その想いと禁煙の大切さを全国へ伝えるべく、波瑠さんが未完の禁煙マークにペイントを施して、見事巨大な禁煙マークを完成させました。
巨大禁煙マークを完成させるペイントパフォーマンスに挑戦する波瑠さん
(左) 全国の皆さんに禁煙を訴える波瑠さん/(右) 波瑠さん・厚生労働省 健康局 健康課長 鷲見 学
本イベントを皮切りとして「スマート・ライフ・プロジェクト」では、今年10年目を迎える「健康寿命をのばそう!アワード」を実施し、健康づくりの好事例の普及に取り組んでいくほか、年間を通して健康増進のための様々な活動を行う予定です。
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