クレヨンハウスとのコラボレーションで、啓発パンフレット『プラスチックモンスターをやっつけよう!』を作成
山口県のキレイな海を守ろう! 知ってる?山口県の海岸・海底にあるごみの約8割がプラスチック 6月17日より県内で環境学習イベントを順次開催
山口県では、本州最西端の豊かな海を守るため、本・木のおもちゃ・オーガニック食品等の専門店であるクレヨンハウスとコラボレーションし、海洋プラスチックごみ対策の啓発パンフレット『プラスチックモンスターをやっつけよう!』を作成しました。
今後、パンフレットを活用した環境学習イベントを6月17日から順次開催します。山口県民や近隣の皆様に、山口県のキレイな海や環境を守るために「海洋プラスチックごみ対策」への意識を高めてもらい、次の世代に引き継ぐ取り組みを継続していきます。
日本海・瀬戸内海・響灘の3つの海に開かれ、本州最西端に位置する山口県は、多様な海の生態系を擁し、四季折々の豊かな海の幸に恵まれ、角島大橋(下関市)からの景色やキワ・ラ・ビーチ(宇部市)などが美しい観光地として県内外の人々に親しまれています。
近年、国内外から大量の漂着物が押し寄せ、山口県の海岸や海底にも、環境や景観などに深刻な影響を与える海洋プラスチックごみが増えています。県が実施した調査では、県内の海岸や海底にあるごみのうち、約8割がプラスチックであったことも分かっています。
そこで、海洋プラスチックごみ対策の啓発パンフレットとして、やまぐち海洋ごみアクションBOOK「プラスチックモンスターをやっつけよう!」を作成しました。このパンフレットは、マイクロプラスチック汚染について研究を続けてきた東京農工大学 高田秀重教授監修の、クレヨンハウスから出版されている絵本「プラスチックモンスターをやっつけよう!」とのコラボレーション企画です。山口県のキレイな海を守るため、県民総参加で取り組む海洋プラスチックごみ対策について、クリハラタカシさんの温かいユーモラスなモンスターの絵と、海洋プラスチックごみの実態を伝える写真を用いて掲載しています。
このプロジェクトのきっかけや、「やまぐち海洋ごみアクションプラン」に基づく山口県の取組への思いについて、廃棄物・リサイクル対策課 中原周行主査は、次のように述べています。
「『やまぐち海洋ごみアクションプラン』の改定作業の中、新たな対策である「海洋プラスチックごみ対策」を強力に推進するためには、多くの県民の方に、この問題を知ってもらい、実践に繋げる必要があると考えていたところ、クレヨンハウスさんの『プラスチックモンスターをやっつけよう!』に出会い、思い切って、編集部に連絡したのが、2020年の9月でした。」
「『プラスチックモンスターをやっつけよう!』のパンフレットは『やまぐち海洋ごみアクションプラン』をわかりやすく表現した県の海洋ごみ対策の道しるべです。山口県のキレイな海を愛する方、SDGsに取り組んでいる方、多くの方と協力して、オール山口で海洋ごみ対策に取り組んでいきたいです。」
また、クレヨンハウス編集部の吉原美穂氏は、パンフレットについて次のように述べています。「子どもたちにもプラスチック問題を身近に感じてもらえるよう、山口県の海や生きものの写真を多く掲載しました。ほとんどの市町が海に面している山口県。ここでの取り組みが全国に広がっていくことを期待しています」
また、山口県では、このパンフレットを活用した環境学習イベントの第1弾として、6月17日、長門市の小中学校を対象に、オンライン学習会を開催いたします。
第2弾以降は、8月、10月に「やまぐち海のSDGsアクション」と題して、民間団体、教育機関や企業等との連携イベントを予定しています。
イベントにて海洋プラスチック問題について広く学んだ後は、実践の場として、県内各地で行われる清掃活動などに参加していただきたいと考えています。
山口県では、これからも豊かな海を守るため、海洋プラスチックごみの削減を目指した取り組みを続けて参ります。
(6月17日から、山口県公式ウェブサイトでダウンロード可能となります。)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15700/16kaigan/kaiganpamphlet.html
参考:海洋プラスチックごみ削減に関する取り組み
≪日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃≫
海の環境美化に対する意識啓発を図るため、 平成22年度から 日韓8県市道(福岡県、佐賀県、長崎県、山口県、釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済州特別自治道)が連携して一斉清掃を実施。
山口県では、下関市、萩市、長門市、阿武町が参加。
≪海と日本PROJECT≫
海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、日本財団が推進するプロジェクト。
全国44エリアに事務局があり、山口県は KRY 山口放送が事務局。
今後、パンフレットを活用した環境学習イベントを6月17日から順次開催します。山口県民や近隣の皆様に、山口県のキレイな海や環境を守るために「海洋プラスチックごみ対策」への意識を高めてもらい、次の世代に引き継ぐ取り組みを継続していきます。
日本海・瀬戸内海・響灘の3つの海に開かれ、本州最西端に位置する山口県は、多様な海の生態系を擁し、四季折々の豊かな海の幸に恵まれ、角島大橋(下関市)からの景色やキワ・ラ・ビーチ(宇部市)などが美しい観光地として県内外の人々に親しまれています。
近年、国内外から大量の漂着物が押し寄せ、山口県の海岸や海底にも、環境や景観などに深刻な影響を与える海洋プラスチックごみが増えています。県が実施した調査では、県内の海岸や海底にあるごみのうち、約8割がプラスチックであったことも分かっています。
出典:『やまぐち海洋ごみアクションBOOK プラスチックモンスターをやっつけよう!』
そこで、海洋プラスチックごみ対策の啓発パンフレットとして、やまぐち海洋ごみアクションBOOK「プラスチックモンスターをやっつけよう!」を作成しました。このパンフレットは、マイクロプラスチック汚染について研究を続けてきた東京農工大学 高田秀重教授監修の、クレヨンハウスから出版されている絵本「プラスチックモンスターをやっつけよう!」とのコラボレーション企画です。山口県のキレイな海を守るため、県民総参加で取り組む海洋プラスチックごみ対策について、クリハラタカシさんの温かいユーモラスなモンスターの絵と、海洋プラスチックごみの実態を伝える写真を用いて掲載しています。
このプロジェクトのきっかけや、「やまぐち海洋ごみアクションプラン」に基づく山口県の取組への思いについて、廃棄物・リサイクル対策課 中原周行主査は、次のように述べています。
「『やまぐち海洋ごみアクションプラン』の改定作業の中、新たな対策である「海洋プラスチックごみ対策」を強力に推進するためには、多くの県民の方に、この問題を知ってもらい、実践に繋げる必要があると考えていたところ、クレヨンハウスさんの『プラスチックモンスターをやっつけよう!』に出会い、思い切って、編集部に連絡したのが、2020年の9月でした。」
「『プラスチックモンスターをやっつけよう!』のパンフレットは『やまぐち海洋ごみアクションプラン』をわかりやすく表現した県の海洋ごみ対策の道しるべです。山口県のキレイな海を愛する方、SDGsに取り組んでいる方、多くの方と協力して、オール山口で海洋ごみ対策に取り組んでいきたいです。」
また、クレヨンハウス編集部の吉原美穂氏は、パンフレットについて次のように述べています。「子どもたちにもプラスチック問題を身近に感じてもらえるよう、山口県の海や生きものの写真を多く掲載しました。ほとんどの市町が海に面している山口県。ここでの取り組みが全国に広がっていくことを期待しています」
また、山口県では、このパンフレットを活用した環境学習イベントの第1弾として、6月17日、長門市の小中学校を対象に、オンライン学習会を開催いたします。
第2弾以降は、8月、10月に「やまぐち海のSDGsアクション」と題して、民間団体、教育機関や企業等との連携イベントを予定しています。
イベントにて海洋プラスチック問題について広く学んだ後は、実践の場として、県内各地で行われる清掃活動などに参加していただきたいと考えています。
山口県では、これからも豊かな海を守るため、海洋プラスチックごみの削減を目指した取り組みを続けて参ります。
- パンフレット「プラスチックモンスターをやっつけよう!」概要
(6月17日から、山口県公式ウェブサイトでダウンロード可能となります。)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15700/16kaigan/kaiganpamphlet.html
クレヨンハウス: 絵本、おもちゃ、オーガニックコスメ・フードの専門店、書籍の出版社。
山口県 オンライン学習会「プラスチックモンスターをやっつけよう!」 概要 長門市の小中学校とクレヨンハウス、東京農工大学をリモートで結んで開催 開催日時:2021年6月17日(木)9:35~11:10 開催場所:<メイン会場>日置(へき)小学校(長門市日置上6150-1) <リモート会場>日置(へき)中学校(長門市日置上6215)、 神田(じんでん)小学校(長門市日置上2123) 参 加 者:日置小学校(5,6年生)、神田小学校(5,6年生)、日置中学校(2年生) 開催内容:講義「プラスチックモンスターってなんだろう?」講師 クレヨンハウス編集部 吉原美穂 講義 「マイクロプラスチックについて」講師 東京農工大学 高田秀重教授 海洋ごみクイズ等 問い合わせ先:山口県 廃棄物・リサイクル対策課 電話 083-933-2992 ファクス 083-933-2999 E-mail a15700@pref.yamaguchi.lg.jp |
山口県 やまぐち海のSDGsアクション 概要 河川の内陸から沿岸にわたる流域圏での多様な主体との連携イベント ①開催日時:2021年8月8日(日)10:00~14:00 開催場所:光市虹ケ浜海水浴場 内 容:民間団体、高校・大学、地元企業等と連携し、環境紙芝居やマイクロプラスチック採取、 稚魚の放流体験など、海のSDGsを体験 ②開催日時:2021年10月 開催場所:岩国市周東町 内 容:民間団体、地元企業等と連携し、内陸部にある小学校で環境学習会を実施 問い合わせ先:山口県 廃棄物・リサイクル対策課 電話 083-933-2992 ファクス 083-933-2999 E-mail a15700@pref.yamaguchi.lg.jp |
参考:海洋プラスチックごみ削減に関する取り組み
≪日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃≫
海の環境美化に対する意識啓発を図るため、 平成22年度から 日韓8県市道(福岡県、佐賀県、長崎県、山口県、釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済州特別自治道)が連携して一斉清掃を実施。
山口県では、下関市、萩市、長門市、阿武町が参加。
≪海と日本PROJECT≫
海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、日本財団が推進するプロジェクト。
全国44エリアに事務局があり、山口県は KRY 山口放送が事務局。
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