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亀岡電子株式会社
会社概要

大雨による土砂災害の発生リスクをモニタリングし、LINEやメールでアラート通知をする安価なサービスの開発をスタート。2022年度の出水期に向け、実証実験に協力いただける自治体を募集中!!

大雨時に地域に身近な土砂災害発生リスクをいち早く知らせることに寄与

亀岡電子株式会社

亀岡電子株式会社(本社:京都府亀岡市、代表取締役:川勝洋、以下亀岡電子)は、大雨による土砂災害の発生リスクをモニタリングし、設定値を超えるとLINEやメールでアラート通知を発報する「斜面湧水量モニタリングサービス」の開発をスタートした。本サービスは、機器設置のための大掛かりな土木工事が不要、市販の乾電池で1年以上稼働という特徴に加え、機器自体の価格も数十万円に抑える計画であり、他のサービスと比較し、圧倒的に低価格を実現する見込みである。
既に、京都府福知山市に試作初号機を設置しており、2022年度は新たに数十カ所の実証実験機設置に向け、実証実験フィールド提供自治体を募集している。
※本事業は、中小企業庁の「商業・サービス競争力強化連携支援事業(新連携支援事業)」を活用し開発しています。
■課題認識
 近年、記録的な大雨に伴う土砂災害が全国各地で発生しているものの、土砂災害リスクの予測手法は未だ確立されていません。気象庁は、降水量などから土壌雨量指数を算出し、土砂災害警戒情報を発報していますが、的中率は高くありません。これは、土壌雨量指数の算出に全国一律のパラメータが使われており、地域ごとの植生、地質、風化等を考慮していないことも要因の一つと言われています。
 既に土砂災害を予測するシステムとして、「傾きセンサ」「ワイヤーセンサ」「土壌水分量センサ」などのセンシング情報と気象データを組み合わせて予測する方法など、様々なサービスが提供されています。しかしながら、いずれも設置費用を含めた機器代が高額であることや、システム自体が高額であるため容易に設置出来ないのが現状です。

■課題解決に向けて
 鹿児島大学農学部地頭薗隆教授の研究によると、土砂災害発生と斜面湧水量(地下水位)は相関関係があると示されています。この斜面湧水量を多地点で常時モニタリングできるよう安価な「斜面湧水量モニタリングサービス」を開発することが出来れば、土砂災害リスクの予測手法の確立に寄与できると考えており、現在、香川大学、三重大学と産学連携によりサービス開発を進めています。

■土壌湧水量モニタリングサービスの概要
・山の斜面にある湧水地点付近に斜面湧水量計測機器を設置する。
・亀岡電子が独自開発した省電力の水位計を用いて斜面湧水量計測機器内の水位を計測することにより、湧水の流量を測る。
・計測した水位情報を定期的にクラウドサーバーに送信。クラウド上で構築したシステムを使い、湧水量のグラフ表示や、LINEやメールによるアラート発報を行う。
・発報されたアラート情報は、地域に身近な「補完情報」として活用する。


■斜面湧水量モニタリングサービスの特徴
1.他の土砂災害検知サービスで行われているような「地表の傾き」や「地表の土壌水分量」を基準としたものに比べ、より広い範囲の土砂災害リスク評価が出来る。
2.大掛かりな土木工事を必要としない設置方法を検討。
3.機器代が1セット数十万円と、他のサービスに比べ圧倒的に低価格。
4.市販のアルカリ乾電池で1年以上稼働できる。

■実証実験について
 「斜面湧水量モニタリングサービス」は2021年8月から開発をスタートし、2021年12月より京都府福知山市の協力により、試作初号機による実証実験を開始しています。まずは湧水を堰に集め、堰内の水位を計測することで湧水量の増減をモニタリングする実験を行っています。クラウドシステムの開発は、実証実験から得られたデータを基に必要な仕様を検討したうえで開発を開始する予定です。


■実証実験にご協力いただける自治体様、自治会様の募集について
 「斜面湧水量モニタリングサービス」の開発にあたって、2022年度は新たな実証実験地点を40ヶ所程度増やすことを目標としており、実証実験にご協力いただける自治体様、自治会様を募集しております。写真のような斜面湧水量計測機器を湧水地点付近に設置して常時モニタリングすることにより、2022年度内にシステム開発(見える化、アラート発報)を進めていきます。実証実験にご協力いただいた自治体様、自治会様には、実証実験中の湧水量データを共有するとともに、今後試作を開始するモニタリングシステムを、実証実験期間中無償でご利用いただく予定です。
​※関西地方、中部地方、北陸地方限定とさせていただきます。
(問合せ先)
亀岡電子株式会社 商品開発部 澤田晃仁
電話番号 0771-24-6612
メールアドレス kameker_sensing@kameokadenshi.co.jp

■KAMEKER SENSING ブランドについて
【ブランドミッション】
「水を知る 水を知らせる」
「センサ技術で安心安全な社会づくりに貢献する」
【ブランドステートメント】
弊社は過去30年間、大手センサメーカーの協力工場として主に工場向けのFAセンサを製造してきましたが、工場以外でも安心安全な社会づくりに貢献できる商品を提供したいとの思いで、静電容量による検出技術のノウハウを活かした、「水を知る 水を知らせる」商品の開発に取り組んでいきます。
自社のセンシング技術とIOTを組み合わせた新たな商品で、社会課題を解決し、世の中に必要とされる企業であり続けることを目指します。 

 

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会社概要

亀岡電子株式会社

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URL
https://www.kameokadenshi.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
京都府亀岡市篠町広田1丁目25-5
電話番号
0771-24-6612
代表者名
川勝 洋
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1981年11月
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