JCBA、ステーブルコインの提言に向けてデジタルマネーの特性を整理した分類表を公表
~ステーブルコインの特性を把握し、日本国内におけるステーブルコインに関する提言および関連ビジネスの環境整備を目指す~
分類表作成の経緯
ステーブルコインはデジタル決済手段としての可能性をもっている一方、国内での取り扱いについては定義が不明確で様々な見解が乱立しております。
そこで当協会のステーブルコイン部会では、我が国におけるステーブルコインの在るべき姿について議論を行うべく、その第一歩としてこの度、ステーブルコイン・CBDCを含むデジタル通貨や暗号資産・電子マネーといった広義におけるデジタルマネーの代表例を示し、その特性を分類することでステーブルコインの特徴の把握を行いました。本表がステーブルコインとこれらデジタルマネーの違いは何かという疑問に対し道標となる事を期待しております。
提言へ向けて
今後ステーブルコイン部会は本表を足掛かりに、ステーブルコインに関する法的論点を含めた課題の整理を行い、日本国内におけるステーブルコインの法整備に関する提言およびステーブルコイン関連ビジネスの環境整備に取り組んでまいります。
■資料のダウンロード
1.デジタルマネー分類表の公表にあたって(PDF)
https://cryptocurrency-association.org/cms2017/wp-content/uploads/2021/04/1.degitalmoney_JCBAstabelcoin.pdf
2.デジタルマネー分類表(Excel)
https://cryptocurrency-association.org/cms2017/wp-content/uploads/2021/04/2.degitalmoney_table_JCBAstabelcoin-1.xlsx
■協会概要
企業名 :一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会(Japan Cryptoasset Business Association)略称 JCBA
所在地 :東京都千代田区鍛冶町1丁目10番6号 BIZ SMART神田901号室
代表者 :会長 廣末 紀之 URL:https://cryptocurrency-association.org
設立 :2016年3月
事業内容:暗号資産について、まだ国内において暗号資産ビジネスに関する環境が整備されていない中で、銀行・証券会社・金融商品取引業者が日本国内において暗号資産ビジネスに関する、テクノロジー・会計・レギュレーション・商慣行などの面から、必要な情報の調査・研究、知見の集約、意見交換を積極的に行い、業界の健全な発展を目指すために設立されました。本会は、各会員の専門領域の知見を持ち寄り、お互いに高めていくプラットフォームとして、分科会の運営、勉強会の開催、政党や監督官庁への提言・要望、外部講演などの事業を行っています。
■JCBA ステーブルコイン部会
運営メンバー:
部会長 :白石 陽介氏 株式会社HashPort 顧問(㈱ARIGATOBANK 代表取締役CEO)
副部会長:安達 知可良氏 EY新日本有限責任監査法人 金融事業部
書記 :吉田 世博氏 株式会社HashPort 代表取締役
参加会員企業:37社
活動内容:ステーブルコインの法的整理や資産性の判断といった業務的観点、価格安定のメカニズムに対する信頼の観点、さらには、利用者保護、AML/CFTといった様々な観点から議論を進め、暗号資産関連事業者のビジネス環境整備を図り、我が国における暗号資産ビジネスの健全な発展に寄与することを目指して活動。
部会のページ:https://cryptocurrency-association.org/subcommittee/stablecoin/
■プレスリリースに関するお問い合わせ先
一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)事務局
TEL:03-3502-3336 E-mail:pr@cryptocurrency-association.org