外国ルーツの子どもと母子生活支援施設出身の子どもを対象とした体験プログラム「おでかけリップ」、2025年度の公募を開始
非日常的な体験の機会が少ない子どもたち向けに、社会とつながる様々な体験プログラムを提供

認定NPO法人Living in Peace(東京都 代表理事:龔軼群)は、外国にルーツを持つ子どもと母子生活支援施設出身の子どもを対象とした体験プログラム「おでかけリップ」の、2025年度(25年秋~26年夏)の公募を開始いたしました。
「おでかけリップ」とは、学校外での非日常的な体験の機会が少ない子どもたち向けに、社会とつながる様々な体験プログラムを提供する活動です。
2022年度から継続してプログラム提供しています。
❚今年度のプログラム(予定)
おでかけリップで提供するプログラムは、「自然・社会・文化体験ができる非日常体験プログラム」になります。今年度に予定しているプログラムは下記の通りです。(プログラム内容は変更する場合があります。)
・2025年秋 : 果物狩り(自然)
・2026年冬 : 伝統工芸品づくり(文化)
・2026年春 : 職場見学(社会)
・2026年春 : キャンプ(自然)
・2026年夏 : 振り返りワークショップ
過去のおでかけリップの様子はこちらをご覧ください。

❚公募の概要
▼本プログラムの対象者
経済的、あるいはその他の事情により、「おでかけリップが提供するような自然・文化・歴史に触れる経験や社会体験を経験できていない」、「2025年4月1日時点で小学校5年生〜中学校3年生」の子どものうち、下記のいずれかないしは両方に該当する方。
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母子生活支援施設出身の方
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外国にルーツを持つ方
尚、Living in Peaceでは外国にルーツを持つ子どもを以下のように定義しています。
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少なくとも片方の親が外国出身で、10代前半(12歳ごろ)までにそれまでの居住国から日本に移動し、居住している方
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少なくとも片方の親が外国出身で、親が日本に移住後日本で生まれた方
▼応募要件
(1)支援団体等が応募者は外国にルーツを持つことを証明できる
(2)母子生活支援施設からの応募者は母子生活支援施設の現入所者/過去入所者であることを
証明できる
応募後、各プログラムに申し込むには、Living in Peaceが開催する本プログラムに関するオリエンテーションに参加する必要があります。
▼留意点
本プログラムは子どもを対象としたものです。子どもは無料で参加できます。子どもだけでの参加が難しい場合は、オリエンテーションでご相談の上、親御様や関係者の方に同行いただくこともできますが、対象の子ども以外にどなたかが同行される場合、必要な費用はご自身でご負担いただく場合もあります。
▼応募方法
応募とその後の流れは以下の図の通りです。

①応募
以下のボタンより応募フォームに情報を入力し、送信ボタンを押してください。
②応募者を支援している/していたことの証明書提出
応募の際に、支援団体に対して応募者が支援を受けていたことに関する証明書を、指定の問い合わせ先に送付いただけるよう依頼してください。
<支援団体の方へ>
証明書は以下のボタンよりダウンロードしてください。
情報を記載した証明書を以下の提出先に送付してください。
<証明書の提出先>
認定NPO法人 Living in Peace おでかけリップ事務局
kodomo_manabi@living-in-peace.org
③対象者への通知・オリエンテーションのご案内
Living in Peaceにて、応募者が募集要件を満たしているかを確認し、対象者にオリエンテーションの案内をお送りします。
④オリエンテーション参加後にLINEグループへの招待
オリエンテーションに参加された方をLINEグループにご招待します。必ず事前のオリエンテーションに参加する必要がありますのでご注意ください。
●応募締め切り
2025年9月14日(日) 23:59 迄
●おでかけリップ各プログラム参加の流れ
プログラム毎に参加者を募集し、予定の定員をオーバーした応募があった場合には、抽選で各回の参加者を決定します。
❚認定NPO法人Living in Peaceとは

Living in Peaceは「機会の平等を通じた貧困削減」を目指して、途上国や難民、国内の子どもなどが抱える課題の解決に取り組む認定NPO法人です。専従職員を持たず、理事を含めたメンバー全員が本業を持ちながら、平日夜や週末を使って無償で活動をしています。
団体名:認定特定非営利活動法人 Living in Peace
代表理事:龔軼群
所在地:東京都中央区日本橋兜町5-1
法人格取得:2009年4月13日
https://www.living-in-peace.org/
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