高気密住宅の“負の現象”を緩和。ガス衣類乾燥機やレンジフード使用時の給気不足を解消する差圧感知式自然給気口「パスカルダンパー150」新発売

~住宅の高気密化に伴う「ドアの重さ」「換気効率の低下」を解決。デザイン性と機能を両立させた「スクウェアフロー」シリーズの進化形~

日本住環境株式会社

木造住宅の長寿命化と快適な住環境を支える建材メーカー、日本住環境株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:林 容)は、高気密住宅における局所換気やガス衣類乾燥機の稼働時に発生する負圧現象を緩和する、差圧感知式自然給気口「パスカルダンパー150」を2026年5月11日(月)に発売いたしました。

新発売の「パスカルダンパー150」

 住宅の高性能化と、顕在化する「負圧」の課題 

近年、脱炭素社会の実現に向けた住宅の省エネ性能向上が加速し、C値(隙間相当面積)1.0cm2/m2以下の「高気密住宅」が増えつつあります。しかし、気密性能が高まる一方で、レンジフードやガス衣類乾燥機といった大量の空気を排気する設備を稼働させた際、室内が「過度な負圧状態」になりやすいという課題が顕在化しています。

室内が過度な負圧になると、「玄関ドアが開きにくくなる」「排水トラップからの臭気の侵入」「吸排バランスの乱れによる熱交換換気の効率低下」といった、住まいの快適性を損なう様々なバグ(不具合)が発生します。「パスカルダンパー150」は、これらの問題を緩和し、高気密住宅が持つ本来の性能を最大限に引き出すために開発されました。

 市場ニーズに応えた「既存品のさらなる改良」 

通常時は閉じている本製品
10Pa程度から徐々に開き始める

当社ではこれまで、室内外の差圧を感知して給気を行う製品を提供してまいりましたが、近年の住宅性能向上に伴い、性能を見直しました。従来の製品(7Paで開放)では、極めて気密性能が高い住宅において、通常の24時間換気運転時でもダンパーが開いてしまうというケースがありました。

そこで「パスカルダンパー150」では、昨今の高気密住宅の特性に合わせ、開き始めの圧力を10Pa程度へ改良いたしました。これにより、通常時のダンパー開放を抑制。住宅の進化という市場ニーズに合わせ、適格な作動タイミングと安定した給気量を実現した、既存品の正統進化モデルとなっています。

 ■ 高性能住宅を完成させる3つのストーリー 

1. ガス衣類乾燥機の「ベストパートナー」として 

共働き世帯の増加に伴い普及が進むガス衣類乾燥機は、燃焼と乾燥のために大量の給気を必要とします。給気不足は「乾燥効率の低下」や「燃焼効率の低下」を招き、家事の質を下げてしまう“見えないブレーキ”となりえます。「パスカルダンパー150」を併設することで、乾燥機が必要とする空気を補い、家事の効率化を完結させ、住まい全体の快適性を高めます。

 2. 「熱交換換気」の住環境を完成させる最後のピース 

快適な空気と省エネを求めて熱交換換気を選んだ住宅でも、レンジフードの使用時に熱交換換気の給気と排気のバランスが崩れると、その性能は十分に発揮されません。「パスカルダンパー150」が気圧差に応じて自動で給気量を調整することで、高気密×熱交換換気という投資を無駄にせず、室内の温熱環境への影響を抑えながら、給排の乱れをスマートに解消します。

 3. 第三種換気を正常に機能させながら過度な負圧を抑制

高気密住宅で起こりやすい「玄関ドアが重くなる」「トイレの匂いがリビングに逆流する」といった現象が起こりやすい。これは住人が暮らし始めてから気づく、高気密のジレンマ。本製品は、住人が気づくよりも早く、差圧を感知して給気スイッチを起動。住環境の不快な現象を緩和し、家族の誰もがストレスなく過ごせる空間を維持します。

 製品の主な特長 

1. 電源不要、圧力差による風量の自動調整 

室内外の圧力差によって、ダンパーの開口面積が自動で変化します。10Pa付近から開き始め、18Paで半開、30Paで全開となる設計により、電気を使わずに室内の気圧バランスをスマートに整えます。

 2. 優れた耐候性とメンテナンス性 

耐候性に優れたASA樹脂採用

長く使用される部材だからこそ、変色を抑える「ASA樹脂」を採用。経年による色あせを防ぎ、室内空間の美観を維持します。また、標準搭載の花粉フィルターは、ビス穴を隠す設計となっており、機能性と清掃性を両立させました。

 3. 「スクウェアフロー150」とのデザイン統一と使い分け 

当社既存品のスクウェアフロー150(左)とスクウェアフロー(右)とデザインを統一

当社の製品である「スクウェアフロー」「スクウェアフロー150」と意匠を統一。室内全体の給気口のデザインを揃えることが可能です。 また、大風量が必要な部位には常時開口の「スクウェアフロー150」、差圧による自動制御が必要な部位には「パスカルダンパー150」と、住宅の換気設計に合わせて性能面での柔軟な使い分けを提案いたします。

 製品概要 

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製品名

パスカルダンパー150

品番

 I-PADP150

材質

本体…ASA、フィルター…ポリエステル不織布

規格寸法

φ150

色調

ホワイト

入数

1個入り/個

付属品

ソフトパッキン[1本]、専用ビス[4本入り/個]

 設計価格(税別)

14,000円(税抜)/配管セット品 18,000円(税抜)


 「換気」も「気密」も大切に考えている私たちだからこそ

日本住環境株式会社は、「住宅とそこに暮らすご家族の健康を守る」という理念のもと、換気・気密・躯体換気といった住宅の基盤性能に関わる製品を提供してまいりました。本製品「パスカルダンパー150」は、住宅の高性能化に伴って顕在化した「負圧」という課題に対し、「換気」と「気密」の両方にちょうど良い給気口を目指しました。

今後も当社は、お客様の声に真摯に耳を傾けながら、住宅性能を高めるだけでなく、住む人がその性能を最大限に享受できるような製品の研究・開発を続けてまいります。そして、住宅における「快適」と「健康」を両立させるためのソリューションを提供し続けることで、日本の住環境の質を一層向上させてまいります。

日本住環境株式会社

日本住環境株式会社

創業から約40 年以上、省エネ住宅用資材のリーディングカンパニーとして歩んできた当社は、「躯体換気部材」「気密部材」「室内換気」「防水部材」の開発・製造・販売を行っています。

社名: 日本住環境株式会社
本社: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX12F
連絡先:TEL(03)5289-3302 FAX(03)5289-3310
ホームページ: https://www.njkk.co.jp/
事業内容:
・地域環境に適した気密、換気材の提供
・快適な住環境をつくり出す理論、ノウハウの普及活動
・正しい計画換気理論、ノウハウの提供

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会社概要

日本住環境株式会社

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URL
https://www.njkk.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京千代田区外神田4丁目14番1号 秋葉原UDX12階
電話番号
03-5289-3302
代表者名
林 容
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1992年04月