ファルス、第10号ローンファンドを組成・運用開始、ベンチャーデット実績額10億円を突破
新興国でエクイティファンド事業も本格始動予定、日系企業として独自の投資モデル確立を目指す
ファルス株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:髙橋伸彰、以下「当社」)は、2025年10月に第10号ローンファンド(サステナ・ローンファンド)を組成・運用開始し、創業以来のベンチャーデット実績額が10億円(※)を突破したことをお知らせいたします。
また、当社はローンファンドに加えてエクイティファンド事業の立ち上げも進めており、新興国における上場支援やセカンダリー売却などを通じて、安定的かつ着実なリターンを創出しています。ローンファンドとエクイティファンドの両輪の事業展開は業界内においても特徴的であり、当社の独自性を示す取り組みです。

ローンファンドの実績拡大:第10号ファンド組成、ベンチャーデット実績額10億円を突破
当社は「インパクト投資を通じた事業創出プラットフォーム・カンパニー」を経営理念とし、ファイナンスとテクノロジーを融合させて新興国の産業発展と雇用創出を支援しています。2025年10月には、第10号となる「サステナ・ローンファンド」の運用を開始し、これによりベンチャーデット実績額は10億円(※)を超過しました。
本ファンド群では、社会的インパクトと金融リターンの両立を目指し、東南アジアやアフリカを中心としたスタートアップ企業やソーシャルビジネスへの融資を継続しています。
特に、株式会社HAKKI GROUP(旧HAKKI AFRICA、代表取締役:小林嶺司氏)への2025年1月~10月の累計融資額は5.5億円超(※)に達し、同社のケニア・インド・南アフリカでの事業拡大を支援しています。

これらの取り組みにより、当社直接または当社単体のベンチャーデットを含む累計融資実績は13億円(※)を突破し、マイクロファイナンスを含む多国間での金融アクセス拡大に寄与しています。
エクイティファンド事業の本格始動:新興国での資本成長とリターン創出へ
当社は設立以来取り組んできた資本提携的な直接出資に加えて、デットファンド運用経験と与信能力を基盤に、エクイティファンド事業の立ち上げを本格化しています。 新興国における有望なテクノロジー企業への出資を通じて、上場支援(IPO)やセカンダリー売却などによる資本リターンを着実に創出。
ファンドスキームとしては、従来の匿名組合(TK)契約スキームに加え、投資事業有限責任組合(LPS)スキームの導入を視野に入れ、より幅広いLP投資家が参加できる体制を整えて参ります。
ローンファンドとエクイティファンドの両軸で新興国の事業成長を支援する日系企業はほとんど存在せず、当社はこの分野での先駆的かつ独自のポジション確立を目指し、 引き続き、社会的インパクトと経済的リターンの両立を実現するプラットフォームとして、新興国の経済発展に貢献してまいります。
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パートナーシップ、出資・協業のご相談、情報交換等、あらゆる形でのご連携を歓迎しております。
【会社概要】
ファルス株式会社
代表者 : 髙橋 伸彰
所在地 : 東京都千代田区飯田橋三丁目2−6
設 立 : 2020年2月
事業内容 : 新興国における金融事業・事業開発、海外金融機関向け事業性ローンファンドの企画・運営
資本金 : 6億1,900万円(資本準備金含む)
会社HP : https://phals.jp
【お問い合わせ先】
ファルス株式会社 広報担当
TEL : 03-6810-9779
e-mail : info@phals.jp
(※)本リリースにおける融資実績金額には一部ドル建ての融資も含まれており、金額は1USD = 152.10円(2025年10月28日時点の為替レート)で日本円換算しています。
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