Minecraftカップ2022全国大会 ~全国から教育版マインクラフトの作品を募集!今年のテーマは「生物多様性」 エントリー受付開始~
【公式サイト】https://minecraftcup.com/
Minecraftカップ全国⼤会運営委員会は、世界各国の教育現場で活用されている「Minecraft: Education Edition(教育版マインクラフト)」を使用して、全ての子どもたちがプログラミング教育やデジタルなものづくりに触れることのできる機会を創出し、子どもたちのプログラミング思考の醸成を目指すため、2022年5⽉31⽇(火)よりプログラミング作品コンテスト「Minecraftカップ2022全国大会」を開催いたします。
今回で4回目となる本大会は、過去のべ7,742名の子どもたちからのエントリーがありました。
21世紀を生きる子どもたちは、問題解決能力やコラボレーションといった、不確かな時代を生きるために必要なスキルが求められています。
日本でも、2020年から小学校においてプログラミング教育が必修化され、プログラミング体験を通してプログラミング的思考を育み、また身近な問題発見・解決にコンピュータやソフトウェアの働きを活かし、よりよい社会をつくっていく態度を養成することが期待されています。
プログラミング体験および、デジタルなものづくりを通した問題発見・解決を目指すツールとして、世界的に人気のある「Minecraft」を活用し、全ての子どもたちがプログラミング教育や、デジタルなものづくりに挑戦できる場の醸成を目指します。
- 募集作品テーマ
「生き物と人と自然がつながる家・まち」 〜生物多様性を守ろう〜
SDGsはこの地球上で人々がずっと暮らし続けていくために、2030年までに達成しなければいけない17の目標です。SDGs目標をみんなで達成していくことで未来の世界を持続可能なものに変えていきます。
近年では、人間の開発活動や気候変動の影響により、わたしたちの暮らしや経済、生き物たちが様々なリスクにさらされています。
そんな中、今、最も注目されている取り組みの1つである生物多様性(生き物たちの豊かな個性とつながり)保全への動きが活発になっています。いのち豊かな地球のために自然や動植物、私たち人間がお互いにつながり、支え合って生きていくことを目指しています。
都市が発達するにつれて、人と自然がともに生きていく方法が忘れられつつあります。みなさんも身近な生活の中で鳥や昆虫の種類が減ったことを感じたり、学んだりしているのではないでしょうか。生態系の一部である私たちがこれからも自然の恩恵を受けて生きていくためには多くの生き物との助け合いが必要です。私たちがお家の庭やまちづくりなどの身近な自然について考えて行動することで、多様な生き物が生息できる環境が続いていき、私たちの暮らしを守ることにつながります。
みなさんがネイチャーポジティブ(自然を優先する、良い影響をもたらすこと)な未来での暮らしを考えるために、生き物と自然に関連するゴールから2つをピックアップし「生き物と人と自然がつながる家・まち~生物多様性を守ろう~」を作品テーマに設定します。以下の2つのSDGs目標の14番、15番の両方またはいずれかを取り入れ、生物多様性保全の要素を入れてワールドを作ってください。
<2つの目標>
人間による魚の獲りすぎで海の資源が減少し続けていること、また人間が出すゴミや排水によって海が汚れてしまった結果、世界中の海が深刻な問題を抱えています。一人ひとりが海の自然や資源を守るために、小さな心がけを重ねていくことが大切です。
人間によって社会が発達するにつれて自然が減少し、生き物を育むための環境が損なわれていきました。自然が失われつつあることで多くの生き物が絶滅の危機さらされています。
生物多様性ってなに?
この地球には私たち人間だけでなくさまざまな生き物が住んでいます。そして自然と生き物、人間はお互いにたすけあい、ゆるやかにつながりながら暮らしています。このように、さまざまな自然と生き物が関係し合いながら生きていることを「生態系」といいます。
この生態系に、たくさんの種類の生き物がいたり、生き物が暮らせる自然がたくさんあることを「生物多様性」といいます。 たとえば、夏に訪れるナミアゲハの幼虫はミカン科の植物が大好物なので、サンショウなどを植えることで招くことができます。 お庭や公園に水場があればトンボが遊びに来たり、卵を産みにきます。トンボを招くにはヒメガマなどの水生植物を植えます。 サンショウやヒメガマは日本に昔からある植物で、そのような植物や樹木のことを日本の「在来樹種」といいます。
人間が行った都市開発などにより、生き物とともに暮らすための自然はどんどん減ってしまいました。 しかし、私たちが街づくりや庭づくりでその地域の在来樹種を植えると、さまざまな生き物の居場所を増やすことができます。 私たちが自然にとってよい行動をとることで生物多様性を守ることができるのです。
作品テーマの設定について
今大会の作品テーマは、 Minecraftカップ全国大会運営委員会と大会パートナーの積水ハウスが共に決定いたしました。
積水ハウスの公式サイトでは、生物多様性の学習ツールとして、「庭木セレクトブック」や「野鳥ケータイ図鑑」を公開中です!ぜひご活用ください。
https://www.sekisuihouse.co.jp/minecraftcup2022/index.html#diversity
また、大会パートナーの積水ハウスでは、SDGsの目標に向き合い、達成に向けて様々な取り組みを行っています。テーマに即した積水ハウスの取り組みは下記よりご確認ください。
https://www.sekisuihouse.co.jp/minecraftcup2022/
- 審査基準
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構想力 | 大会のテーマについて考え、他のひとの作品には無い自分の作品だけにある要素やポイントを考えだし、設計図にすることができたか。 |
調査力 | 大会のテーマについて本やネット、動画などいろいろな場所やものでしらべて、さらに発表動画やプレゼンのときに何をしらべたかしっかりと伝えられるか。 |
技術力 | ワールドの建物などを手作業だけでなくMakeCodeで組んだプログラムでも作れたかどうか、さらにレッドストーン回路やコマンドブロックをつかって新しいしかけを作ることができたか。 |
計画力 | 制作のはじめのときにスケジュールカレンダーやチーム計画表を作ることができるかどうか。さらに最後はスケジュールどおりに完成させることができたか。 |
テーマ性 | ことしの大会のテーマをワールドの中でたくさん表現できているか。プレゼンのときにテーマについてなにを作ったかをしっかりと伝えられるか。 |
作品完成度 | ワールドが設計図どおりに完成したか、しかけがきちんと動いているか、さらに何も作れていない空き地や空白部分が無くスクリーンショットや動画が綺麗に撮れているか。 |
- アワード
・最優秀賞(各部門):
総合的に判断し、最もすぐれたものに与えられる最高の賞。ジュニア部門、ミドル部門、ヤング部門からそれぞれ1チームを選定します。
・優秀賞(各部門):
個人、チーム問わず、すぐれたものに与えられる賞。ジュニア部門、ミドル部門、ヤング部門からそれぞれ1チームを選定します。
・学校賞:
学校内での活動の一環で参加したチームの中からすぐれたものに与えられる賞。
・新人賞:
初めて参加したチームの中からすぐれたものに与えられる賞。
・オーディエンス賞:
オーディエンスの投票数が最も多いものに与えられる賞。オーディエンスは審査基準を元に、最もすぐれたものだと判断する1チームへ投票する権利が与えられます。
・奨励賞:
今後の活躍が期待されるものに与えられる賞。
審査員特別賞
・クラフター賞:
十分な調査に基づいた建築物や造形物であること。レッドストーン回路・コマンドブロック等を使用した動的な装置が随所に組み込まれていること。オリジナルのテクスチャ、アドオン等の外部リソースが組み込まれていること。(選定者:タツナミ シュウイチ)
・SDGs賞 :
世界・国・地域の持続可能なあり方についての問題を自分事として考え、テーマ化されていること。その問題の解決に向けて、多くの人が前向きに取り組めるようなアイデアが盛り込まれていること。(選定者:浅利 美鈴)
・映像クリエイティブ賞:
他者の目線に立って映像を見た際に、思わず訪れたくなるような気持ちを与えてくれる映像であること。動画構成が優れており、ストーリー性の深さなどに思わず魅入ってしまうようなオリジナリティあふれる映像であること。(選定者:Kazu)
・フューチャーイノベーション賞:
テクノロジーを駆使し、今は存在しないが近い将来現れそうな物が組み込まれていること。これからの世界、社会を彷彿とさせるような物が組み込まれていること。他者があったら良いなと思えるような物が組み込まれていること。(選定者:小宮山 利恵子)
・エデュテイメント賞:
「他者を楽しませる」という視点で制作されていること。「楽しい(エンターテインメント)」だけでなく、「学習(エデュケーション)」の要素が含まれていること。これまでにない新しい発想であること。(選定者:正頭 英和)
・建築賞:
環境や社会の課題に取り組み、工夫を凝らした建造物であること。その人にしかできない創造的で独創的なオリジナリティ溢れた未来思考のある建造物であること。(選定者:髙﨑 正治)
・プログラミング賞:
コンピュータと人間が共生するイメージが持てるようなプログラムが使われていること。持続可能性を意識し、ワールドや作品テーマにあった仕組みや動きを実現するためのプログラムであること。シンプルでも汎用性のあるプログラムで随所に応用できるなど効率の良さがうかがえるプログラムであること。(選定者:畑 紗羅)
パートナー特別賞
「人と自然がつながる住めば住むほど幸せ住まい」が表現された作品に与えられる賞。
・BIPROGY賞:
みんなが楽しくワクワク暮らせる社会を一緒に創っていけそうなチームに贈られる賞。
・三菱地所賞(大丸有SDGsACT5):
都市の主役は人。出会い・交流が生まれ、にぎわい活気があるまちが表現された作品に贈られる賞。
・農林中央金庫賞(大丸有SDGsACT5):
未来に向けた、創造性あふれる農林水産業が表現された作品に贈られる賞。
・ポプラ社賞:
マインクラフトを思いっきり楽しんで、「まじめにふまじめ」なチャレンジが表現された作品に送られる賞。
・インプレス こどもとIT賞:
遊んでみたくなる工夫にあふれ、マーケットプレイスに出品できるくらい完成度も高いワールドに贈られる賞。
・Microsoft賞:
教育版マインクラフトを通じて、自分たちの可能性を大きく伸ばすことができたチームに贈られる賞。
・日本財団賞:
“One World One Family(世界は一つの家族)”といった、ダイバーシティー&インクルージョンの観点が織り込まれた作品に贈られる賞。
※各賞について、「該当なし」の場合もあり
- 最終審査会 審査員
Minecraftカップ全国大会 審査委員長
プロマインクラフター、Microsoft Innovative Educator FELLOW
京都大学地球環境学堂 准教授
動画クリエイター
スタディサプリ教育AI研究所所長、東京学芸大学大学院准教授
立命館小学校教諭、株式会社Edutainment Education 代表
王立英国建築家協会名誉フェロー建築家
Micro:bit Educational Foundation Japan Community Lead
積水ハウス株式会社 代表取締役 副会長執行役員
財務・ESG 部門 TKC 事業担当 ESG経営推進本部長
- 大会概要
Minecraftカップ2022全国大会
参加対象
以下の3部門の内、1つの部門に参加できます。
チーム編成はすべて1名以上30名以下となります。
●ジュニア部門:チームの最年長が小学校低学年以下(満9歳以下)で編成されたチーム
●ミドル部門 :チームの最年長が小学校高学年以下(満12歳以下)で編成されたチーム
●ヤング部門 :チームの最年長が高校生以下(満18歳以下)で編成されたチーム
※チームでの参加はオンラインでの共同作業を推奨しております。物理的に集まる際はお住いの自治体が題している感染予防対策を遵守した上で共同作業を行ってください。
必要な環境
●PC/タブレット(Windows 10、Windows 11、Mac OS、iPad、Chromebook)
●通信インターネット環境
●教育版マインクラフトのライセンス※1 ※2
※1 学校などの教育機関では、教育版マインクラフトのライセンスを所持している場合があります。エントリーの前に管理者などに確認してみてください。
※2 本年度の開催より、一部の例外を除き、参加者へのライセンスの無条件・無償での貸与はいたしません。ライセンスの入手方法について、詳しくは下記をご覧ください。
https://minecraftcup.com/license/
参加費
無料
※別途インターネット通信費がかかる場合がございます。
一次審査・二次審査の全国13地区ブロック
一次審査・二次審査の全国13地区審査員
公式サイトよりご確認ください。
https://minecraftcup.com/award/
大会パートナー・協力・後援 ※2022年5月31日現在
ゴールドパートナー: 積水ハウス株式会社
シルバーパートナー: BIPROGY株式会社
農林中央金庫
三菱地所株式会社
ブロンズパートナー: 株式会社 ポプラ社
メディアパートナー: 株式会社インプレスこどもとIT
UUUM株式会社
特別パートナー: 日本マイクロソフト株式会社
スペシャルサポーター: 日本財団
地域パートナー: 株式会社北海道新聞社
信濃毎日新聞株式会社
大手町・丸の内・有楽町 エコキッズ探検隊実行委員会
株式会社新潟日報社
株式会社中国新聞社
株式会社高知新聞社
株式会社西日本新聞社
株式会社熊本日日新聞社
株式会社琉球新報社
協力: 一般社団法人CoderDojo Japan
株式会社小学館コロコロコミック編集部
全国子どもの貧困・教育支援団体協議会
後援: 文部科学省
総務省
大会スケジュール
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5月31日(火) | 大会テーマ発表・エントリー受付開始 |
8月1日(月) | 応募受付開始 |
9月11日(日) | 応募受付終了 |
10月1日(土)〜16日(日) | 一次審査(地区ブロックごとのオンライン投票審査) |
11月 | 二次審査(地区ブロックごとの公開審査会を開催) |
2023年2月5日(日) | 最終審査会・表彰式開催 |
- 開催イベント・ワークショップ
タツナミシュウイチさんが全国13地区ブロックに出向き、Minecraftカップオリジナルのワールドを使った無料のワークショップを開催します。
<開催日程>
北海道海外ブロック
開催日時 2022年7月31日(日)10:30~15:30(入場受付開始/10:00~)
開催地 北海道札幌市
会場 北海道新聞社 本社会議室(札幌市中央区大通西3-6)
東北ブロック
開催日時 2022年8月7日(日)10:30~15:30(入場受付開始/10:00~)
開催地 宮城県仙台市
会場 仙台トラストシティ (宮城県仙台市青葉区一番町1丁目)
北関東信州ブロック
開催日時 2022年8月10日(水)13:00~16:00(入場受付開始/12:30~)
開催地 長野県長野市
会場 信濃毎日新聞社 長野本社会議室(長野市南県町657)
南関東ブロック
開催日時 2022年8月20日(土)13:00~16:00(入場受付開始/12:30~)
開催地 神奈川県藤沢市
会場 藤沢商工会議所(神奈川県藤沢市藤沢)
東京ブロック
開催日時 2022年8月21日(日)10:30~15:30(入場受付開始/10:00~)
開催地 東京都江戸川区
会場 グリーンパレス(東京都江戸川区松島1丁目)
東海ブロック
開催日時 2022年8月28日(日)10:30~15:30(入場受付開始/10:00~)
開催地 愛知県常滑市
会場 セントレアホール(愛知県常滑市セントレア1丁目)
北陸ブロック
開催日時 2022年8月11日(祝木)13:00~16:00(入場受付開始/12:30~)
開催地 新潟県新潟市
会場 新潟日報メディアシップ 20階そらの広場(新潟市中央区万代 3-1-1)
近畿ブロック
開催日時 2022年7月24日(日)10:30~15:30(入場受付開始/10:00~)
開催地 大阪府東大阪市
会場 東大阪市総合体育館(大阪府東大阪市中小阪4丁目)
中国ブロック
開催日時 2022年7月23日(土)13:00~16:00(入場受付開始/12:30~)
開催地 広島県広島市
会場 中国新聞社 本社会議室(広島市中区土橋町7-1)
四国ブロック
開催日時 2022年7月25日(月)13:00~16:00(入場受付開始/12:30~)
開催地 高知県高知市
会場 ちより街テラス ちよテラホール(高知市知寄町2-1-37)
北九州ブロック
開催日時 2022年8月14日(日)10:30~15:30(入場受付開始/10:00~)
開催地 福岡県糟屋郡粕屋町
会場 シーメイト 研修室(福岡県糟屋郡志免町大字志免451番地1)
南九州ブロック
開催日時 2022年8月15日(月)13:00~16:00(入場受付開始/12:30~)
開催地 熊本県熊本市
会場 びぷれす熊日会館(熊本市中央区上通町2)
沖縄ブロック
開催日時 2022年7月17日(日)13:00~16:00(入場受付開始/12:30~)
開催地 沖縄県那覇市
■パートナー企業とのコラボイベント
今年度も多くの企業がパートナーとして、Minecraftカップの作品づくりの参考になるリアルな体験ができるワークショップを開催予定です。まちづくりや家づくりなどリアルな現場を知るワークショップや、プログラミングやデジタルツールの使い⽅を学ぶイベントです。
■指導者向けトレーニングプログラム
まずはお気軽にお問い合わせください。
■大会地区サポーター募集
- 主催
構成団体 :公益社団法人ユニバーサル志縁センター
一般社団法人 ICT CONNECT 21
運営委員長 :鈴木 寛
副運営委員長:赤堀 侃司
事務局長 :池本 修悟
監事 :岡本 正
ディレクター:土井 隆
【公式サイト】
https://minecraftcup.com/
【お問い合わせ】
Minecraftカップ全国大会運営委員会事務局
(ユニバーサル志縁センター内)
Mail :info@minecraftcup.com
受付時間:10:00~16:00(土・日・祝は除く)
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