新刊の出版によって、「真の国語」の具現化をすすめます

あわせてクラウドファンディングを計画しております

言問学舎は今年、２０２３年５月末日で創業満20年を迎えます。また２０１９年からスタートした出版事業が、５年目に入ったところです。創業時から一貫して追い求めてきた、「真の国語」を子供たちに教えることが、私どもの「夢」でありますが、今年はその夢を具現化するため、２点の新刊教材の出版をすすめております。

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「有限会社言問学舎」の夢です。

1点目は、森鷗外の名作『舞姫』を、高校生のみなさんに深く読みこんでもらい、もって小説などの文学作品だけでなく、論説文の論理的読解力の向上をも図る「スーパー読解『舞姫』」です。鴎外の『舞姫』原文に加え、言問学舎の小田原漂情による全文現代語訳を掲載し、全文の音読DVDもついていますから、現在の高校生にも、『舞姫』に親しんでもらうことができます。 

また内容を深く読みとる「スーパー読解シート」とその解答・記述例によって、高校生（読者）のみなさんが、本文（原文）中から手がかりをつかみ、主人公豊太郎や恋人エリスの言動を通して心情をさぐることや、そこに至る背景、さらには明治時代の日本人がヨーロッパへ渡って感じた衝撃などについて考え、論理的に作品を読んで、国語の力を高めることができる、言問学舎渾身の国語教材です。
 

 

 

私ども塾業界はコロナ禍で長期の休業などの影響は受けなかったものの、3年間、教室定員を縮小し感染防止対策につとめた経緯から（定員縮小・感染防止対策は継続中です）、出版事業も減速せざるを得ませんでした。しかしながら「スーパー読解『舞姫』」は今年前半に出版しなければならない背景があることから、4月中旬スタート予定でクラウドファンディング募集開始の計画です。みなさまにご賛同をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 

また第2点は、昨年のApril Dreamでもご報告した『国語のアクティブラーニング　音読で育てる読解力　小学5年生以上対象3』の出版です。同シリーズは、高学年用、中・低学年用各3巻で完結する構想のもとに出版をすすめて来ておりますが、今回、高学年用の完結篇として、広島、長崎の原爆のことを子どもたちに知ってもらう文章を掲載します（現在執筆中です）。

さらに同書では大きな「夢」の具現化策として、１９４９（昭和２４）年につくられた『長崎の鐘』（サトウハチロー作詞、古関裕而作曲、藤山一郎歌唱）を小田原漂情自身が歌い、音読DVDにあわせて収録する計画を立てています。
 

 

 

こちらも今年の夏までに出版するために、別途第二陣のクラウドファンディングを募集する計画です。よろしくお願い申し上げます。

　「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
 
有限会社言問学舎
https://www.kotogaku.co.jp/