企画展「宮本順三展~祭りと踊りに見る世界のデザインと色彩~」東大阪市民美術センターで、2023年11月29日~12月17日に開催
昭和の子どもたちの心をくすぐり続けた「グリコのおまけ」。小さなおもちゃは、遊びをとおして、子どもたちの好奇心を広げ、創意工夫する力を育んできたといえるでしょう。そのデザイナーとして、約3000種類のおもちゃをデザインした宮本順三(1915~2004年、大阪府生まれ)は、おまけのデザインを考えるために、世界の玩具の研究を重ねました。50代後半からは、世界の祭りと踊りを現地で取材し、プリミティブな魅力と色彩にあふれた絵画を多く残しています。
本展では、宮本の絵画に描かれた、世界のさまざまな祭りと踊りのデザインと色彩を紹介します。本展をとおして、自分の目で世界のありようを捉えようとした宮本の旺盛な好奇心を感じていただければ幸いです。
【会期】2023年11月29日(水)~12月17日(日)
【時間】10:00~17:00
12月8日(金)は20:00まで開催(入場は開催時間の30分前まで)
【休館日】月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日が休館日)
【会場】東大阪市民美術センター 第1・2展示室、2階ロビー
【主催】東大阪市民美術センター(指定管理者 東大阪花園活性化マネジメント共同体 HOS株式会社)
【協力】宮本順三記念館・豆玩舎ZUNZO
【観覧料】無料
【問い合わせ】東大阪市民美術センター 電話072-964-1313
【公式HP】https://hos-higashiosaka-art.com/
※この事業は、「東大阪市第3次文化政策ビジョン:②文化施設の公共的役割の徹底(東大阪市文化振興条例第8 条)」に基づき実施しています。
【関連イベント】
ワークショップ
「世界の仮面とテレイドスコープ(万華鏡)をつくろう」
12月3日(日)10:00~11:30
「祭りの色彩コマとテレイドスコープ(万華鏡)をつくろう」
12月3日(日)14:00~15:30
会場:東大阪市民美術センター 会議室
定員:各回10人※応募多数の場合は抽選となります。
対象:小学生以上※小学生は保護者と一緒にご参加ください。
参加費:1人500円(税込)
事前申込制:専用フォーム(参加者全員の氏名、年齢(学年)、住所、電話番号)にて申込み。
https://artmuseum.works-go.com/form/f230993/
お問い合わせは市民美術センターまで。
締切:11月18日(土)
ギャラリートーク
12月10日(日)14:00~15:00
講師:樋口須賀子(宮本順三記念館・豆玩舎ZUNZO館長)
参加無料/ 申込不要
常設ワークショップ
「絵の登場人物になってみよう」
11月29日(水)~12月17日(日)10:00~17:00
会場:東大阪市民美術センター 2階ロビー
参加無料/ 申込不要
宮本順三(1915~2004年)
1915年大阪生まれ。子どもの頃からおもちゃと絵を描くことが好きで、彦根高等商業学校(現滋賀大学)では美術部をつくり、中之島洋画研究所へ通うなど絵画制作に励んだ。1935年にグリコ株式会社に入社。「おまけ係」となり、約3000種のおもちゃをデザイン。1960年頃からは世界各地の「祭りと踊り」を取材して描き、多くの作品を遺した。
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