放置空き家を「地域を盛りあげる資産」として活用!株式会社KLCと株式会社巻組が「負動産の引き取り+運用」をワンセットで実現!!
新潟県阿賀町にオープン。シェハウスの運営に関わるスタートメンバーや阿賀町のエリアマネージャー募集
売却困難な遊休不動産の有償引き取りサービスを展開する株式会社KLC(東京都港区/代表取締役:小林弘典)と、市場流動性の低い古家を再生したシェアハウスやゲストハウスの運営に特化する株式会社巻組(宮城県石巻市/代表取締役:渡邊享子)は、このたび新潟県阿賀町の古民家(築62年)の取得において初めて連携協力を行い、両社の強みを生かした速やかな不動産再生・活用を実現しました。
今回の取引が通常のKLCの有償引き取りと異なる点は、所有者より古家の引き取り依頼があった時からKLCは媒介者として巻組による再生・運用を前提に条件調整を行い、最終的に巻組と所有者との間で直接有償の引き取り契約を成立させたことです。これにより、KLCがいちど物件を取得してから運用者を探す通常のプロセス(数か月から数年を要する)と比べ、遊休不動産の活用開始までの時間と労力が大幅に短縮されました。同時に、巻組は物件取得と同時に所有者から再生に必要な修繕費用相当額(引き取り料)の支払いを受けることで、資金面のリスク軽減につながりました。
親などから相続したものの資産価値が低く使い道のない家は「負動産」とも呼ばれ、深刻化する空き家問題をさらに悪化させる一因となっています。今回は、そうした負の資産を有償で引き取り流動化するノウハウを持つKLCと、独自の手法で再生・収益化するノウハウを持つ巻組が連携した初めてのケースとなりました。今後も両社は協力して同様の案件の開拓し、迅速な不動産活用を進めていく計画です。
■背景について
日本全国の空き家は増加の一途をたどり、1993~2023年の30年間でほぼ倍増しています。今年4月末に発表された住宅土地統計によると、総住宅数のうち空き家は900万戸と2018年の849万戸から51万戸増加し、過去最多となりました。総住宅数に占める空き家の割合も13.8%で過去最高となっています。
一方、特に地方において、管理の難しさや市場流動性の低さから親世代の所有する不動産の相続を望まない相続人が増えています。所有者の死亡後、相続登記がないまま放置される家の増加が空き家問題をさらに複雑化していることから、2024年4月ついに相続登記が義務化されました。
このような状況から、お金を払っても「負動産」を処分したいというニーズに応えるKLCや、古家の再生・活用で実績のある巻組に対する相談件数は最近急増しています。しかし、古家は一日も早く活用につなげないとますます傷みが進むため、KLCのような引き取り事業者にとっては、引き取ってから運用者を見つけるまでの時間短縮と労力軽減が課題となります。一方、巻組のような運用事業者はこれまで必ずしも有利な条件で運用物件を入手できるとは限らず、初期投資としての修繕費用をどれだけ低減できるかが課題でした。
今回の協力事例は、このような両社の課題を一度に解決できるものであり、今後も同様の可能性を追求していきたい考えです。
■取得した物件の概要
所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町
土地面積:1987.5 ㎡
建物延床面積:112.72㎡
構造:木造平屋建
築年数:1962年
■スタートメンバーの募集について
巻組では、シェアハウスの運営を担うスタートメンバーを募集します!
スタートメンバーを募集します。
対象の古民家に居住し、シェアハウスの内装DIYや、集客、顧客対応について関わっていただける方を募集しております。
詳しくは、弊社ホームページより募集を行います。
https://makigumi.org/
*スタートメンバーの仕事例
・シェアハウスのコンセプトづくり
・内装DIY作業
・イベントの企画運営
・内見対応
・メンテナンス対応
業務内容に応じて、報酬等は応相談。
一度、自分のシェアハウスを立ち上げてみたかったと思う方は、立ち上げに関われる今がチャンスです。
■対象物件の内観
■対象物件の改修後の活用イメージ
■KLC 小林代表コメント
このたび、空き家を相続したご相談者様の不動産を当社にてお引き取りし、シェアハウス等に多くの実績のある株式会社巻組様に空き家の利活用を実現いただくスキームの第一号を始動いたしました。
単なる解体→更地→放置により荒廃といった悲観的な将来ではなく、具体的な利活用により不動産の蘇生や周辺地域の活性化の一助になる取り組みを、今後も精力的に全国展開していきたいと考えております。
■巻組 渡邊コメント
空き家の所有者様のご事情や、空き家の状態、活用の難易度は千差万別で、その空き家をお預かりし、活用につなげるためには多岐にわたる専門性を必要とします。
その複雑さが、空き家問題が未解決の要因にもなっていると考えられます。
今回、不動産の引き取りに大きな実績をお持ちのKLC社と連携し、空き家活用に着手できることは、事業の効率化につながり多くの所有者の方の課題解決にむけた大きな一歩と言えます。
「負」動産が地域を豊かにしていく資源となることを期待しています。
■ 連携法人情報株式会社巻組について
株式会社KLCについて
不動産会社でも手を出せない不動産の専門会社として、以下2つの事業を主に提供している。
・要らない負動産をなんでも引き取る「不動産引取サービス」 https://klc1809.com/
・遊休地の個人間売買マッチングサイト「フィールドマッチング」 https://fieldmatching.klc1809.com/
・自治体連携多数、メディア出演「NHK クローズアップ現代」「自社Youtube:相続の鉄人」など
・株式会社KLCのプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/90854
・取材は随時受け付けております。メディア関係者の⽅は下記までご連絡ください。
info@klc1809.com
株式会社巻組について
空き家を活用した賃貸事業及びコミュニティ事業を展開する宮城県石巻市発スタートアップ。
「一見無価値な不動産を資源としてクリエイティブな人々につなげていくこと」をビジョンに掲げる。
レトロ物件を1日から利用可能なシェアハウスとして再生する「Roopt(ループト)」の提供。
入居者及びその他の出資者が自律的・全面的に運営へ関与できるDAO型シェアハウス「Roop DAO」等を展開し、新しい切り口での不動産活用を模索する。
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