<宇宙の⽇ニュース>宇宙の街・⽇本橋に⼦ども達が宇宙の最先端を学べる場「⽇本宇宙少年団 東京⽇本橋分団」が正式に設立されました

⽑利衛宇宙⾶⾏⼠が⽇本⼈宇宙⾶⾏⼠としてスペースシャトルで初めて宇宙へ⾶び⽴った⽇から30年という節⽬の年であり宇宙⽉間の9⽉に、宇宙⾶⾏⼠の⼭崎直⼦⽒をお迎えし東京⽇本橋分団の結団式を開催しました。

一般社団法人そらビ

様々な宇宙関係企業が集積する東京の「宇宙の街・⽇本橋」で⼦ども達が宇宙の最先端を学べる場「⽇本宇宙少年団(以下YAC) 東京⽇本橋分団 」が、⼀般社団法⼈そらビ(活動本拠地:東京都中央区⽇本橋、代表理事:榎本麗美)によって正式に設立されました。9月4日に「結団式」を開催したことをご報告いたします。
YACに宇宙⾶⾏⼠ ⼭崎直⼦理事⻑が就任後、初めての新規分団で、東京に誕⽣したのは14年ぶりです。次の時代を担う⼦ども達が最先端の宇宙に触れて体験し、これからの「宇宙時代」に活躍できる⼒を身に付けていく場を創ります。

YAC東京日本橋分団YAC東京日本橋分団

  • YAC 東京日本橋分団とは

YAC東京日本橋分団ロゴYAC東京日本橋分団ロゴ

日本宇宙少年団(YAC)の理念のもと、宇宙に関する「ホンモノ体験(宇宙開発の最前線で活躍する人や企業などに直接触れること)」を提供する分団です。
東京日本橋分団のビジョンは「LIVE UNIVERSE」
子ども達に宇宙に関する色々な体験の場を提供し、世界で活躍するグローバル人材のさらに先を見据えて、来たる宇宙時代で活躍する『ユニバーサル人材』の育成を目指しています。

この分団は、その長であり、宇宙キャスター®の榎本麗美が「東京都心に子供たちが最先端の宇宙に触れられる場所を作りたい」との想いで始動。共同創設者/アドバイザーには慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授、慶應義塾横浜初等部 部長、宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合 代表理事を務める神武直彦氏が就任。宇宙飛行士講座キッズコース講師にはJAXA社友の柳川孝二氏、YAC理事の上垣内茂樹氏の2名が参画します。

左から柳川孝二 氏、上垣内茂樹 氏、山崎直子 氏、榎本麗美、神武直彦左から柳川孝二 氏、上垣内茂樹 氏、山崎直子 氏、榎本麗美、神武直彦

  • 結団式レポート
昨年11⽉からプレイベントを重ね、2022年9⽉4⽇(⽇)に、分団の正式な設⽴となる「結団式」を開催しました。分団員は⼩学3年⽣から中学1年⽣の25名。それぞれ、宇宙⾶⾏⼠や⼈⼯衛星開発など、宇宙で活躍する夢を持っています。結団式は、分団⻑ 榎本麗美の開会の挨拶から始まり、共同創設者である神武直彦からも分団員の⼦ども達に向けて応援の言葉を伝えました。そして、YAC理事の上垣内茂樹⽒から榎本分団⻑に「分団登録認証状」と「分団⻑委嘱状」、そして団旗が贈られました。

 <YAC東京⽇本橋分団 結団式>
▼概要
主催:YAC東京⽇本橋分団
⽇時:2022年9⽉4⽇(⽇) 13:00〜15:00
開催場所 : 宇宙ビジネス拠点X-NIHONBASHI (東京都中央区⽇本橋室町1-5-3福島ビル7階)
結団式の後、「avatarin(アバターイン)」https://about.avatarin.com/ による種⼦島宇宙センター⾒学体験会を開催しました。

※感染症対策について新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインに従い、イベント中の換気、マスクの着⽤や⼊室時の検温、⼿指の消毒、ソーシャルディスタンスを⾏い、拡⼤防⽌のため感染予防対策を徹底して⾏いました。

榎本分団⻑から団員へ「団員証」が授与され、⼦ども達は正式に「YAC東京⽇本橋分団の分団員」となりました榎本分団⻑から団員へ「団員証」が授与され、⼦ども達は正式に「YAC東京⽇本橋分団の分団員」となりました

YACアドバイザーの岩本裕之⽒をはじめとするご来賓の皆様⽅からはお祝いのご挨拶、そしてたくさんの祝電も届きましたYACアドバイザーの岩本裕之⽒をはじめとするご来賓の皆様⽅からはお祝いのご挨拶、そしてたくさんの祝電も届きました

⽇本橋の街づくりをされている三井不動産株式会社様からはロケットの形のクッキーをいただき、子ども達の笑顔が溢れました⽇本橋の街づくりをされている三井不動産株式会社様からはロケットの形のクッキーをいただき、子ども達の笑顔が溢れました

 

  • YAC理事長、宇宙飛行士の山崎直子 氏から「宇宙のお話」
⼭崎直⼦⽒から「宇宙時代を担う、宇宙船地球号の乗組員として、共に活動していきましょう」と、これから活動していく分団員たちに力強いエールが送られました。

山崎氏が宇宙⾶⾏⼠を⽬指したきっかけや、宇宙に⾏くまでの訓練、そして宇宙に⾏った実際の経験や、現在JAXAの宇宙⾶⾏⼠選抜試験が⾏われている話に、⼦どもたちは⽬を輝かせていました。

YAC理事長、宇宙飛行士 山崎直子 氏YAC理事長、宇宙飛行士 山崎直子 氏

質問コーナーでは、好きな宇宙食についてなど、子どもたちが積極的に山崎氏に質問。宇宙飛行士と話ができたことは分団員にとって忘れられない時間に質問コーナーでは、好きな宇宙食についてなど、子どもたちが積極的に山崎氏に質問。宇宙飛行士と話ができたことは分団員にとって忘れられない時間に


榎本分団⻑の「ワクワクする気持ちを1番⼤切に!」という⾔葉で士気が高まり、結団式は終了致しました。


結団式後には、⽇本橋室町にあるavatarin株式会社のアバター「newme(ニューミー)」を早速体験。⿅児島県のJAXA種⼦島宇宙センター宇宙科学技術館のnewmeに⽇本橋からアクセスし、まるで現地にいるかのように、見て、聞いて、動き回れるアバター体験を行いました。⼦供たちは「どこでもドアみたい!」と画⾯越しの種⼦島宇宙センターと ロボットの操作を楽しんでいました。

「宇宙の街・⽇本橋」だからこその体験を「宇宙の街・⽇本橋」だからこその体験を



■共同創設者/分団長 榎本麗美コメント

 

 

分団長 榎本麗美分団長 榎本麗美

「この度、多くの⽅からご⽀援いただき無事に結団式を開催することができ、お世話になった皆様に⼼からお礼申し上げます。YAC東京⽇本橋分団の設⽴を決意したのは、昨年8⽉に「世界で宇宙ビジネスが盛り上がりを見せている今だけれども、東京都⼼に⼦ども達が最先端の宇宙を学べる場所がない」と知ったことがはじまりでした。
現在⽇本橋には宇宙航空研究開発機構(JAXA)や宇宙ベンチャー企業が集まり、関連イベントも頻繁に⾏われ、最新の情報や技術が集まる場となっています。ここで宇宙ビジネスについて⼦ども達に知ってもらえる場を作れたら、きっと未来に繋がる経験になるに違いない、と強く思い、去年11⽉からプレイベントを重ねて参りました。
分団⻑として、これからの時代で活躍できる『ユニバーサル⼈材』の育成に⼒を注ぎ、宇宙時代を担う⼦供達に様々な体験、そして⼈⽣が変わるような“きっかけ”を作ることができたら幸いです。」


■共同創設者/アドバイザー 神武直彦コメント

アドバイザー 神武直彦 氏アドバイザー 神武直彦 氏


「昨年、榎本麗美さんから日本宇宙少年団東京日本橋分団設立についてのご相談を頂いた時から、私のこの取り組みとの関わりが始まりました。今から400年以上前、江戸幕府開府によって急成長した日本橋。五街道の起点でもあり、多種多様な人や物が流通してきました。100年以上の歴史を持つ店舗や企業も数多くあります。また、その日本橋はここ数年日本の宇宙ビジネスの拠点になりつつあります。JAXAや宇宙ベンチャー企業などが集結し、様々な宇宙活動が行われています。歴史があり、宇宙まで繋がる日本橋は、時間と空間の広がりが大きい宇宙に関する教育実践活動や国際交流を次世代を担う方々に提供するには最適な場所だと思います。日本橋に関わる方々と共創できることも数多くあります。また、次世代を担う方々が日本橋から新しいモノやコトを創り出すこともできるでしょう。そのようなことに興味がある方々とこれからご一緒させて頂くことを楽しみにしています。」

 
  • これまでのイベント開催実績抜粋
昨年11⽉から始まったプレイベントの各回レポートは下記に掲載しています。

◆体験してみよう!ミドリムシ宇宙利用

https://www.x-nihonbashi.com/event-report/220417yac/
◆宇宙飛行士講座キッズコース「宇宙飛行士のおしごとを知ろう」 
https://www.x-nihonbashi.com/event-report/220522-2/
◆「はやぶさ2の大冒険〜すごいチームの作り方〜」 出版記念イベント
https://www.x-nihonbashi.com/event-report/220703yac/
◆天体望遠鏡を作ろう!& SORA-Q体験会
https://www.x-nihonbashi.com/event-report/220821yac/
 
  • 今後のイベント
今後も東京日本橋分団では、子ども達が宇宙の最先端を楽しく学べるイベントを開催してまいります。
<次回のイベント予定>
・10月23日(日)宇宙飛行士講座キッズコース レッスン1「月に行く宇宙飛行士をめざそう」
宇宙飛行士に必要なことを学び、月に行く宇宙飛行士体験をするワークショップです。


◆講師プロフィール
2008年宇宙飛行士選抜試験 リーダー 柳川 孝二氏

柳川孝二 氏柳川孝二 氏


【経歴】
1951年 東京生まれ。1977年早稲田大学物理学修士課程修了後、宇宙開発事業団(現JAXA)入社。
ロケットエンジン開発、国際宇宙ステーションの利用、宇宙実験、NASAジョンソン宇宙センター駐在、有人宇宙技術開発、宇宙飛行士の訓練や搭乗調整を担当。
2008年宇宙飛行士選抜を担当。その後、情報システムと広報を兼務。
2017年JAXA社友、Koshoya2020代表。


日本人宇宙飛行士訓練のパイオニア 上垣内 茂樹氏

上垣内茂樹 氏上垣内茂樹 氏


【経歴】
公益財団法人日本宇宙少年団 理事、JAXA社友 / 客員
元:JAXA宇宙飛行士 運用管制ユニット長
1957年 広島県生まれ。1982年 東京大学大学院修士課程修了→宇宙開発事業団(現在のJAXA)入社。
ロケットエンジンや人工衛星の開発を担当。日本初のスペースシャトル宇宙飛行士となる、毛利衛氏・向井千秋氏・土井隆雄氏3名の宇宙飛行士の訓練と地上管制所で管制官を務めた。日米の宇宙飛行士訓練への貢献を認められ、NASAより「シルバー・スヌーピー・アワード」を受賞。
その後、国際宇宙ステーション計画に従事し、宇宙実験担当の「きぼう利用センター長」、広報部長等を歴任。
2016年 宇宙飛行士・運用管制ユニット長に就き、宇宙飛行士の「活動、訓練、健康管理、宇宙医学研究、地上運用管制」の責任者となる。2009年 宇宙飛行士選抜で審査委員を務める。2019年 JAXA退職。
現在は、(公財)日本宇宙少年団の理事として、子供たちの宇宙や科学への興味を育てる活動をしている

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■東京日本橋分団長 榎本麗美 プロフィール

 

⼀般社団法⼈そらビ代表理事、JAXA研究開発プログラム「J-SPARC」ナビゲーター、宇宙アクセサリーブランド「Uchury(ウチュリー)」代表。
宇宙キャスター®として、「Crew Dragon宇宙へ」「⼩惑星探査機 はやぶさ2 地球へ」など多くの宇宙番組を企画し放送。
宇宙関連の活動が評価され「⽇テレAWARDS2022」にてバリュアブル・パートナー賞を受賞。また、JAXAや⺠間企業主催イベント・番組出演のほか、渋⾕⻄武とのコラボイベント「Infinity Space」など、⾃ら宇宙イベントを企画・主催。現在は、宇宙⾶⾏⼠選抜試験の受験者を対象とした「めざせ!未来の宇宙⾶⾏⼠講座」や⼦ども向け「宇宙⾶⾏⼠講座キッズコース」を開講。
STEAM教育・宇宙教育のため「宇宙のお姉さん」として宇宙時代に活躍できる次世代育成に尽⼒。“サステナブルな宇宙と地球の未来”を築きたいという想いで活動している。


<法人概要>
名称:一般社団法人そらビ
設立日:2022年4月12日
所在地:〒140-0004
東京都品川区南品川三丁目4番1号
Webサイト:https://sorabi.space/

<団体人事>
代表理事:榎本麗美
アドバイザー:宇宙飛行士 山崎直子氏

<YAC東京⽇本橋分団 についてのお問い合わせ>
公式サイト  https://sorabi.space/yac_nihonbashi
公式SNS    Twitter:https://twitter.com/yac_nihonbashi
                 Instagram:https://www.instagram.com/yac_nihonbashi
 

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会社概要

一般社団法人そらビ

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URL
https://sorabi.space/
業種
サービス業
本社所在地
品川区南品川3-4-1
電話番号
-
代表者名
榎本麗美
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年06月