新種のカニカマ発見! ズワイガニの雄雌いいとこどり 食べ応えと繊細さ両立 3/1発売

世界で初めてカニカマを開発した株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)は、50年以上カニカマを研究してきた技術を結集して、「理想のズワイガニ」を体現した新商品を発売します。

株式会社スギヨ

石川県・能登半島に位置する株式会社スギヨは、1972年に世界で初めてカニカマを開発しました。スギヨの開発者たちは、元祖の誇りを胸に、50年以上に渡りカニカマの研究を続けてきました。その開発魂と技術を受け継ぎ、雄でもなく雌でもない、両者のいいところを合わせ持った理想のズワイガニを追求し、2023年3月1日、全く新しい新種のカニカマ「香り箱 極(きわみ)」を発売します。
  • 雄と雌のいいとこどり 究極のカニを目指す


 1972年、世界初のカニカマ「かにあし」が誕生してから、進化は今もなお続いている。2004年に発売された「香り箱」はズワイガニの雌(コウバコガニ)をイメージし、天皇杯の受賞につながった。2007年にはズワイガニの雄をイメージした「大人のカニカマ」を発売し、農林水産大臣賞を受賞した。雄と雌の特長を研究し、それぞれのカニカマを生み出したスギヨだからこそ、両者のいいとこどりという発想が生まれた。昨年のカニカマ誕生50周年を経て、次の時代を切り開こうと従来のカニカマを「卒業」、理想の形を追い求め「香り箱 極」の開発に着手した。食感、旨味、香りを本物のカニに今まで以上に近づけるため、かまぼこ感を極限まで減らしたり、今までとは違った発想で旨味を表現したりした。そこには長年培った加工技術と、能登の恵みを受けた約400年の歴史と食文化が生かされている。 

 

  •  食べ応えがありながら、繊細な口当たりを実現


<ズワイガニの雄雌の特長>
 雄:柔らかく食べ応えがある。淡白ながらもカニの旨味と自然な甘みが口いっぱいに広がる
 雌:繊細でとてもジューシー。繊維1本1本は主張せず舌の上でほぐれる感覚
 
 旬のズワイガニを徹底分析、理想の形を3つのこだわりに落とし込んだ。
 <3つのこだわり>
 風味:100種類以上の原料を分析・検証。雄のカニの複雑な旨味を再現
 形状:雄特有のボリューム感があり、繊維は雌のように細くしなやかに
 食感:雌の繊細な口当たり、ほぐれ感とジューシーさ。雄のように口の中においしさが溢れる感覚を生み出す 

 



 

 
 
 (上)繊維やほぐれ感にこだわった「香り箱 極」。繊維が葉脈状に並んでいる
 
 (左)断面もカニの形状に限りなく近づけた
 (右)箸で持ち上げた様子
  



 

 ◆医師:公立能登総合病院 歯科口腔外科
     部長 長谷 剛志氏

 咀嚼や飲み込む際の口の中の状態を分析すると、ジューシーな潤いや旨味が唾液に溶け込んでいきます。飲み込むまでの咀嚼回数は、本物のズワイガニが17回に対し、「香り箱 極」は20回、一般的なカニカマは約40回で、「極」は本物に近似しています。これは「極」が持つ保水力に加え、旨味があるため唾液が出やすく、飲み込みやすい形になるまでの過程が本物に近く、一般的なカニカマよりも飲み込むまでに時間がかからないことが要因と考えられます。
  

  • 商品情報 「香り箱 極」

 
 
 
 ・内容量    13g×10本(130g)
 ・希望小売価格 398円(税抜)
 ・売り場    鮮魚売り場
  

  • 極上の10分間 おうちで北陸の料亭気分

 特におすすめしたいのがパックを開いてから10分間の「極旨期限」。スギヨのカニカマソムリエ(自称)が検証を重ね、香り箱やジューシーさが最大限味わえる時間を特定した。
  

 <カニカマソムリエより> 


 室温20℃前後のお部屋であれば、冷蔵庫から出して20分で13〜15℃になります。この温度は「香り箱 極」がふんわりじゅわっっとほぐれ、カニの旨味が口いっぱいに広がって最高の気分で食べられる適温です。さらに、香りと水分量が絶妙で繊細な「極」は、パックを開けると香りと水分バランスが変わってきます。できるだけ早く食べてほしい。
 おすすめはパックを開けて10分以内。まさに瞬間グルメ。10分間はかまぼこを感じさせません。10分経ったからといって美味しくなくなることはなく、10分後はどこよりも美味しい、史上最高のカニカマを味わえます。
 
 ◆食卓では…
 料理をテーブルに並べ始める時に「極」を冷蔵庫から出して食卓にパックのまま並べます。
 料理が揃い、家族が揃い、食べ始める瞬間にパックを切って開けてください。
 おうちにいながらまるで北陸の料亭に来たような気分を味わえるでしょう。
  

  • 1972年 カニカマ開発秘話

 

 
 能登の穏やかな海のそばで世界初のカニカマが誕生した。しかし、最初からカニを目指して開発されたのではない。当初作ろうとしていたのは人工クラゲだった。似ても似つかぬクラゲから、どうしてカニが生まれたのか―。
 人工クラゲの失敗から新たな可能性を切り開いた開発者たちと、「そんなもの売れない」と言われながらも諦めなかった営業担当の熱い思いを、誕生50周年記念の短編映画「カニカマ氏、語る。」で描いた。これら先人の開発者精神を受け継いだ現在の開発部員の研究により「香り箱 極」は誕生した。
 
 「カニカマ氏、語る。」特設サイト
 https://www.sugiyo.co.jp/mr_kanikama/
  

  • カニカマ進化の変遷


 

 

 

 ◆近年の傾向
 カニカマが筋肉によい「フィッシュプロテイン」と話題になってから「健康」のためにカニカマを食べる人が増えた。また、カニカマの進化に合わせ、カニカマのアレンジレシピが多様化した。一方、カニの漁獲量の減少で改めてカニの代用品としての需要が高まり、より本物に近いカニカマをカニのようにそのまま食べたいとの声も聞かれるようになった。これらの声に応えるためスギヨはかねてより追求してきた技術で、次の時代を切り拓いていく。
  

  • 株式会社スギヨ

 1640(寛永17)年創業。能登・七尾で魚商を営んでいた杉野屋与作から始まり、明治に入って練り製品の製造を開始。1952年、戦後の栄養難の時代に「ビタミンちくわ」発売。1972年、世界初のカニカマ「かにあし」を開発。2016年、うなぎ風蒲鉾「うな蒲ちゃん」発売。現在は、練り物を進化させるだけでなく、すり身を使わない商品開発や農業事業などにも取り組んでいる。 
  

  • お問合せ

 担当:広報
 TEL:0767-53-8404
 E-mail:kouhou@sugiyo.co.jp 
  

  • 企業情報

 株式会社スギヨ
 〒926-0835 石川県七尾市西三階町10号4-1
 TEL:0767-53-0180(代表)
 https://www.sugiyo.co.jp/
 
 【事業内容】水産練製品・加工品製造販売、冷凍魚塩干魚等の販売、惣菜類の製造販売、菓子製造販売、
                   水産練製品・加工品及び水産物の輸出入、食品の冷凍冷蔵業
 【従業員】750名
 【営業拠点】東京、名古屋、大阪、北陸、札幌、仙台、長野、広島、福岡
 【工場】商業団地・北陸(石川)、関東(茨城)、北海道、下関流通加工センター
 【グループ会社】SUGIYO U.S.A.,INC. 株式会社高浜、株式会社能登半島、マルタスギヨ株式会社
                        美野里デリカ株式会社、株式会社山崎水産


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会社概要

株式会社スギヨ

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URL
-
業種
製造業
本社所在地
石川県七尾市西三階町10号4-1
電話番号
-
代表者名
杉野哲也
上場
未上場
資本金
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設立
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