セミナー終了の報告|宮城県 ものづくり産業技能向上・人材育成支援セミナー

11月より計3回開催した、ものづくり産業技能向上・人材育成支援セミナーが12月6日(金)に終了しました。企業によるデジタルと技能を活用した事例報告、実践演習や他社とのディスカッションが好評でした。

一般社団法人中部産業連盟

宮城県(所在地:宮城県仙台市青葉区本町3-8-1 県知事:村井 嘉浩)は、11月6日(水)、11月28日(木)、12月6日(金)の3日間で「ものづくり産業技能向上・人材育成支援セミナー」を以下にて開催しました。企業事例や実践演習、ディスカッションを交えたセミナーで、受講いただいた企業の皆様からも、大変好評のうちに終了しました。

※本セミナーは宮城県が一般社団法人中部産業連盟に運営を委託しております。

【第1回:技能を伝え、活用するための会社の風土・体制づくり】

  • 日時:2024年11月6日(水)13:30~17:00

  • 会場:TKP仙台西口ビジネスセンター カンファレンスルーム3A

  • 対象:宮城県内のものづくり産業分野※に関連する企業の経営者、教育研修担当者

    ※本事業で対象とする「ものづくり産業分野」とは、建設関係、金属加工関係、一般機械器具関係、電気・精密機器器具関係の技能檢定業種に関連する企業とさせていただきます。詳細はこちらをご確認ください。

■セミナーの様子

宮城県 経済商工観光部 産業人材対策課 課長 工藤 淳一による開会挨拶
受講者同士が自社の取り組み状況を共有するディスカッションの様子

 11月6日(水)の第1回セミナーでは、「技能を伝え、活用するための会社の風土・体制づくり」をテーマに企業における技能向上、人材育成の重要性を認識し、そのための解決の方向性を、交流を通じて考え、学ぶセミナーとなりました。

プラスエンジニアリング株式会社 取締役 仙台事業所長 浅野 謙一郎様による技能向上施策の事例紹介の様子

プラスエンジニアリング株式会社による技能向上施策の事例紹介

技能検定を活用した好事例紹介ではプラスエンジニアリング株式会社 取締役 仙台事業所長 浅野 謙一郎様より「技能検定の活用」と題して、独自の取り組みであるDX活用の基礎を担う技能向上施策について報告をいただき、参加者からも好評の声を多数いただきました。

■参加者の声(抜粋)

・「ディスカッションを通じて、多様な業種と交流できて面白かった。

  各企業の実業を知り、悩みを共有できたことが嬉しかった。」

・「当社では新たに教育計画を作成しており、

  今回のセミナーに参加して社員のやる気を引き出させる教え方のヒントを得ることができた。」

・「有意義な技能検定の事例を知ることができた。参考にして、自社にも取り入れていきたい。」

【第2回:技能を継承し、人を育てる計画づくりとツールの整備】

  • 日時:2024年11月28日(木)13:00~17:00

  • 会場:TKP仙台西口ビジネスセンター カンファレンスルーム3A

  • 対象:宮城県内のものづくり産業分野※に関連する企業の現場責任者、教育研修担当者

    ※本事業で対象とする「ものづくり産業分野」とは、建設関係、金属加工関係、一般機械器具関係、電気・精密機器器具関係の技能檢定業種に関連する企業とさせていただきます。詳細はこちらをご確認ください。

■セミナーの様子

講師による人材育成計画とツールの整備に関する講義の様子
教育ツールの作成に関して意見交換を行うディスカッションの様子

 11月28日(木)の第2回セミナーでは、「技能を継承し、人を育てる計画づくりとツールの整備」をテーマに具体的にどのように教育計画を作るのか、その立て方及び教育を進めていくときに必要となるツールの整備方法について、教育計画の作成演習や受講者同士の自社での活用方法に関するディスカッションを交え、実務での課題解決の方法を学ぶセミナーとなりました。

プラスエンジニアリング株式会社 取締役 仙台事業所長 浅野 謙一郎様による当事者意識の醸成についての事例紹介の様子

プラスエンジニアリング株式会社による当事者意識を持たせる仕組みづくりの事例紹介

第1回目に続いて、プラスエンジニアリング株式会社 取締役 仙台事業所長 浅野 謙一郎様より事例紹介をいただきました。1回目の内容も踏まえながら、訓練を受ける技能者側にどのように当事者意識を持たせることができるのかについて事例も交えながら報告をいただき、参加者からも好評の声を多数いただきました。

 

■参加者の声(抜粋)

・「教育するときに、より注意するポイントを再認識できた。

  事例からは、当事者意識を持たせて自立したルール作成が参考になったので、自職場でも出来るように取り組んでみたいと思った。」

・「スキルマップや手順書はあるが、過去に作成し見直しを行っていないので今回得た知識を元に見直しを行いたい。」

・「セミナーで学んだOJT、OFF-JT、自己訓練を合わせた教育計画が参考になった。

  グループディスカッションにて、他の業種の方々はどんな風に取り組んでいるかなどの話を聞くことが出来たことが、非常に参考になった。」

【第3回:技能を相手に継承するための仕事の教え方】

  • 日時:2024年12月6日(金)13:00~17:00

  • 会場:TKP仙台西口ビジネスセンター カンファレンスルーム3A

  • 対象:宮城県内のものづくり産業分野※に関連する企業の現場責任者、熟練技能者

    ※本事業で対象とする「ものづくり産業分野」とは、建設関係、金属加工関係、一般機械器具関係、電気・精密機器器具関係の技能檢定業種に関連する企業とさせていただきます。詳細はこちらをご確認ください。

 12月6日(金)の第3回セミナーでは、「技能を相手に継承するための仕事の教え方」をテーマに職場に戻ってから活用できるように、模擬作業を用いた実践形式の演習を中心としたセミナーを開催しました。相手が仕事を覚えることができる正しい教え方のステップを学び、相手に教えるためにどのように作業を分解して伝えればいいかについてディスカッションや模擬演習で体験的に学ぶセミナーとなり、参加者からも好評の声を多数いただきました。

■セミナーの様子

正しい教え方のステップに則った模範指導を講師が受講者に行っている様子
用意した模擬作業を使って正しい教え方の検討をグループで行っている様子

■参加者の声(抜粋)

・「今回の内容を周知してチームで共有していけると職場でのOJTのレベルが上がると思った。」

・「教え方・伝え方に足りないところに気づくことができた。

  今回のセミナーで学んだ段階法を用いる教え方は今後仕事に役立つスキルになる。」

・「教え方について、作業分解をして教えることがわかりやすかった。

  職場で活用していきたい。」

<主催:宮城県 経済商工観光部 産業人材対策課>

所在地:宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
U R L :https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sanzin/

宮城県内の産業を支える人材を育成するために、公共職業訓練の運営、認定職業訓練の支援、産業人材育成・確保のためのセミナーやイベント、技能検定、ものづくり企業奨学金返還支援事業補助金など多数の事業を行っている。

<委託先:一般社団法人中部産業連盟>

所在地:愛知県名古屋市東区白壁三丁目12-13
代表者:会長 藤岡 高広
設 立:1948年4月1日
U R L :https://www.chusanren.or.jp/

グローバルに事業活動を展開する全国ベースのマネジメント専門団体として、時代に合わせた産業界の要請に応える創造性豊かな人材の育成を目的に活動している。ものづくり企業の課題解決のためのコンサルティング、人材育成のためのセミナーを数多く展開している。


<本ニュースリリースに関するお問い合せ先>

一般社団法人中部産業連盟

マネジメント研修部 森 篤史

〒461-8580 名古屋市東区白壁3-12-13

TEL:052-931-9826

Mail:mori@chusanren.or.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

一般社団法人中部産業連盟

0フォロワー

RSS
URL
https://www.chusanren.or.jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
名古屋市東区白壁三丁目12-13
電話番号
052-931-3181
代表者名
伊奈 功一
上場
未上場
資本金
-
設立
1948年04月