【平和祈念展示資料館】7月16日(土)から、3年ぶりに夏休み企画「平和祈念展示資料館へ行こう!」開催。小学生向けに、ワークシートを利用した自由研究応援プログラムを用意しました!入館料と参加料は無料。
第二次世界大戦における兵士、戦後強制抑留(いわゆるシベリア抑留)、海外からの引揚げに関する資料を展示する平和祈念展示資料館(東京都新宿区西新宿)は、2022年7月16日(土)~8月31日(水)まで、夏休み企画「平和祈念展示資料館へ行こう!」を開催します。休館日は、毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)と、当資料館が入居する新宿住友ビル全館休館日の8月28日(日)。ただし8月15日(月)は開館します。入館料は無料です。
3年ぶりの開催となる今年は、小学生や親子連れを対象にした自由研究応援プログラム「どうぶつ どこかな?」を実施するほか、期間中の土曜・日曜・祝日に、戦争の悲惨さや平和の大切さをテーマにしたアニメーション作品を、館内のビデオシアターで上映します。
また、7月16日(土)~9月4日(日)まで、当資料館をはじめ、戦中と戦後の労苦を伝える昭和館、しょうけい館の3施設のスタンプをすべて集めると、オリジナルグッズがもらえる「夏休み3館めぐりスタンプラリー」を実施します。
3年ぶりの開催となる今年は、小学生や親子連れを対象にした自由研究応援プログラム「どうぶつ どこかな?」を実施するほか、期間中の土曜・日曜・祝日に、戦争の悲惨さや平和の大切さをテーマにしたアニメーション作品を、館内のビデオシアターで上映します。
また、7月16日(土)~9月4日(日)まで、当資料館をはじめ、戦中と戦後の労苦を伝える昭和館、しょうけい館の3施設のスタンプをすべて集めると、オリジナルグッズがもらえる「夏休み3館めぐりスタンプラリー」を実施します。
平和祈念展示資料館では、小学生や親子連れを対象に、楽しみながら戦争と平和を学べる自由研究応援プログラム「どうぶつ どこかな?」を実施します。参加料は無料です。
これは、ワークシートを手がかりにして、常設展示室の資料の中に隠れている動物を探しながら、「これはなにかな?」、「これはなぜかな?」、「命ってなんだろう?」など、「どうぶつと戦争」の関わりを知り、戦争と平和を考えていくプログラムです。
小学生は、設問が書かれたワークシートを見ながら、展示室で、動物に関わる資料を観察し、資料のキャプションを読んで、答えを書いていきます。ワークシートは、左ページに設問と自分で書く「こたえ」があり、右ページに発見したことや調べたことをメモする「ノート」があります。このワークシートは夏休みの自由研究に活用することもできます。
ワークシートは「兵士」と「抑留者・引揚者」の2種類を用意しました。2種類のワークシートの設問は総計31問、展示室の動物に関わる資料は総計16点としました。
よりレベルアップした自由研究をつくりたいと望む小学生には、当資料館の企画展示室出口に、自宅で作る「新聞キット」(新聞スタイルの用紙と、資料写真シート)を用意しています。自宅でワークシートを基に記事を書いたり、切り抜いた資料写真を貼り付けたりすれば、ワンランク上の自由研究になる自分だけの「オリジナル新聞」が作成できます。あわせて、ワークシートの「解答」も設置します。
このほか、期間中の土曜・日曜・祝日に、戦争の悲惨さや平和の大切さをテーマにしたアニメーション作品13本を上映する「アニメで知る戦争」を、館内のビデオシアターで実施します。座席(定員48名)は先着順です。
また、総務省委託の当資料館をはじめ、戦中と戦後の労苦を伝える昭和館(所在地:千代田区九段南、厚生労働省委託)、しょうけい館(所在地:千代田区九段南、厚生労働省委託)の3施設のスタンプをすべて集めると、オリジナルグッズがもらえる「夏休み3館めぐりスタンプラリー」を実施します。
期間は7月16日(土)~9月4日(日)まで、ラリー参加料は無料です。スタンプラリーの台紙は各館に設置しています。
【2022年夏休み企画 開催概要】
催事名称:2022年夏休み企画「平和祈念展示資料館へ行こう!」
※夏休み企画は3年ぶりの開催
期間:2022(令和4)年7月16日(土)~8月31日(水)
場所:平和祈念展示資料館
〒163-0233東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
休館日:
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)※ただし8月15日(月)は開館
・8月28日(日)※新宿住友ビル全館休館日のため
入館料:無料
参加料:無料
一般の方からの問い合わせ先:
平和祈念展示資料館
TEL:03-5323-8709、公式HP:https://www.heiwakinen.go.jp
【イベント内容】
(1)夏休みの自由研究を応援するプログラム「どうぶつ どこかな?」
<対象>
小学生、親子連れ
<内容>
夏休み企画オリジナルのワークシートにあるヒントを手がかりに、常設展示室の中から動物に関わる資料を探し出すプログラムです。
完成したワークシートは、学校に提出する夏休みの自由研究にもなります。
<当プラグラムから得られる効果>
ワークシートを使うことにより、好奇心を喚起しながら、観察力を高めることを目指します。
「どうぶつ」をキーワードにすることで、歴史が苦手な小学生でも展示に興味を持ちやすくなるように設定しました。
どうぶつを探しながら、一つ一つの資料をゆっくり観察することで、普段は見過ごしてしまう発見や、新たな問いが生まれることでしょう。
(2)戦争の悲惨さを訴えるアニメーション作品を上映する「アニメで知る戦争」
<内容>
戦中や戦後の混乱期に、人々が体験した肉体的・精神的な苦しみや悲しみ、平和を願う気持ち、大切な人を想う心などをテーマに制作されたアニメーション作品を上映します。
<上映場所/座席定員>
平和祈念展示資料館 ビデオシアター。定員48名の座席は先着順で決定。
<上映スケジュール/作品タイトル/上映時間/製作年/ストーリー>
■7月16日(土)10:00~16:00(1日7回上映)
「ぼくの防空壕」(45分、2005年製作)
戦争が激しくなり、家の床下に父親が造った防空壕。出征した父親を想う少年を描いたアニメーション作品。
原作:野坂昭如 戦争童話集、画:黒田征太郎(戦争童話集 NHK出版刊)
(c)ケイツー/シンエイ
■7月18日(月・祝)10:00~16:00(1日7回上映)
「ウミガメと少年」(45分、2002年製作)
平和だった沖縄が激戦地となり、疎開することになったテツオ。疎開先で友だちになったノリオと花子と一緒に、ウミガメの産卵を見ようと約束するが、やがて疎開先でも米軍の空襲が始まる。
原作:野坂昭如 戦争童話集 沖縄編「ウミガメと少年」
(c)ケイツー/シンエイ
■7月23日(土)10:00~14:30(1日4回上映)
「お星さまのレール」(76分、1993年製作)
女優・小林千登勢さんの実体験にもとづく物語。昭和15(1940)年から昭和21(1946)年まで、朝鮮半島を舞台に、主人公チコの眼を通して、植民地時代から敗戦、そして進駐軍監視下の生活から日本への引揚げの体験を綴った作品。
(c)T&Kテレフィルム
■7月24日(日)10:00~16:00(1日7回上映)
「凧になったお母さん」(45分、2002年製作)
昭和20(1945)年夏。B29が落とした焼夷弾は、街を火の海に変えた。カッちゃんはお母さんに連れられて近くの公園に避難するが、火は次第にふたりに忍び寄る。
原作:野坂昭如 戦争童話集「凧になったお母さん」
(c)ケイツー/シンエイ
■7月30日(土)10:00~16:00(1日7回上映)
「焼跡の、お菓子の木」(45分、2006年製作)
太平洋戦争も終盤に迫った頃、お腹を空かせた子どもたちが夢にみたお菓子の木とは。戦争によって、日常のささやかな幸せを奪われた子どもたちの姿を描いた作品。
原作:野坂昭如 戦争童話集「焼け跡の、お菓子の木」
(c)ケイツー/シンエイ
■7月31日(日)10:00~16:00(1日7回上映)
「石の声 -沖縄戦マラリア地獄の記憶-」(24分、1992年製作)
日本最南東の波照間島の住民は、日本軍によって一人残らず、マラリアが蔓延する西表島に強制移住させられた。戦争によって故郷と命を奪われた人々の、嘆きや怒りを描いた作品。
製作:上地完道、脚本:謝名元慶福、監督:野村岳也
(c)石の声製作委員会
■8月6日(土)10:00~16:00(1日7回上映)
「おこりじぞう」(28分、1983年製作)
昭和20(1945)年8月6日の朝、広島の街は一瞬で焼け野原となり、笑顔のおじぞうさんが怒り顔に変わってしまった。原爆の悲劇を伝える人形アニメーション。
原作:山口勇子(新日本出版社刊)、脚本:板谷紀之、監督:板谷紀之・河野秋和、
企画・製作:山口逸郎
(c)翼プロダクション
■8月7日(日)10:00~16:00(1日7回上映)
「ながさきの子うま」(27分、1989年製作)
昭和20(1945)年8月、人間だけでなく動物たちも原爆の犠牲となった。長崎の農家で生まれた一頭の子馬と、その母馬を描いた人形アニメーション。
原作:大川悦生(新日本出版社刊)、監督:河野秋和、製作:翼プロダクション、
企画・製作:山口逸郎
(c)翼プロダクション
■8月11日(木・祝)10:00~16:00(1日7回上映)
「キクちゃんとオオカミ」(45分、2008年製作)
昭和20(1945)年の満州(現在の中国東北部)からの引揚げ途中、病気のため置き去りにされた少女と、少女を救った一匹のオオカミの交流を描いた作品。
原作:野坂昭如 戦争童話集「年老いた雌狼と女の子の話」
(c)ケイツー/シンエイ
■8月13日(土)10:00~14:30(1日4回上映)
「かんからさんしん」(78分、1989年製作)
太平洋戦争末期、沖縄は米軍の猛爆撃を受けた。「生きる」ことの意味を「かんからさんしん(空き缶やパラシュート糸でつくった手作り三味線)」にのせて唄う人々と、沖縄戦の悲惨さがアニメーションによって鮮明に描かれた作品。
原作・脚本:嶋津与志、監督:小林 治
■8月14日(土)10:00~16:00(1日7回上映)
「ビルマの竪琴」(47分、1986年製作)
収容所生活を経て日本へ帰国(復員)する兵士たちと、帰国を断念した上等兵の姿を描いた作品のアニメ版。
原作:竹山道雄「ビルマの竪琴」(中央公論社、1948年刊)
(c)NIPPON ANIMATION CO., LTD
■8月20日(土)10:00~14:30(1日4回上映)
「対馬丸 -さようなら沖縄-」(75分、1982年製作)
昭和19(1944)年8月27日、学童疎開船の対馬丸は魚雷攻撃を受けて撃沈した。一般人や学童1,458名が犠牲となった悲劇を描いた作品。
原作:大城立裕、演出:小林 治、脚本:大久保昌一良・千野皓司、製作:対馬丸製作委員会
■8月27日(土)10:00~16:00(1日7回上映)
「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」(45分、2004年製作)
昭和20(1945)年の戦争末期、海軍に所属した少年兵と、少年を救助したクジラが登場するアニメーション作品。
原作:野坂昭如 戦争童話集「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」
(c)ケイツー/シンエイ
(3)戦争の労苦を次世代に伝える「夏休み3館めぐりスタンプラリー」
<内容>
戦中・戦後の労苦について国民の理解を含め、次世代への継承を図るため、平和祈念展示資料館、昭和館、しょうけい館が連携し、3館のスタンプをすべて集めると、オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーを実施します。
ラリー台紙は各館に設置しています。オリジナルグッズは、最後の館で先着1,000名様に進呈します。
<実施期間>
2022年7月16日(土)~9月4日(日)
<参加条件>
不問(どなたでも参加できます)
<ラリー参加料>
無料
<ラリーポイント/対象施設>
■平和祈念展示資料館(総務省委託)
施設概要:
戦争が終わってからも苦しくつらい体験をした、兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚げ者の労苦について理解を深めるための施設
所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
TEL:03-5323-8709
開館時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、8月28日(日)
※8月15日(月)は開館
入館料:無料
公式HP :https://www.heiwakinen.go.jp
■昭和館(厚生労働省委託)
施設概要:
戦中・戦後の国民のくらしに係る資料・情報を収集、保存、展示し、その労苦を次の世代に伝える国立の施設
所在地:東京都千代田区九段南1-6-1
TEL:03-3222-2577
開館時間:10:00~13:30(最終入館13:00)、14:00~17:30(最終入館17:00)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)※8月15日(月)は開館
常設展示室の入館料(個人のお客様、消費税込み):
小・中学生:無料、高校・大学生:150円、大人:300円、65歳以上:270円
※8月15日(月)は無料
※スタンプラリーへの参加は無料
公式HP:https://www.showakan.go.jp
■しょうけい館(厚生労働省委託)
施設概要:
戦傷病者とその家族が戦中・戦後に体験したさまざまな労苦についての証言・歴史的資料・書籍・情報を収集、保存、展示し、後世代の人々にその労苦を知る機会を提供する国立の施設
所在地:東京都千代田区九段南1-5-13 ツカキスクエア九段下
TEL:03-3234-7821
開館時間:10:00~17:30(最終入館17:00)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)※8月15日(月)は開館
入館料:無料
公式HP :https://www.shokeikan.go.jp
※参考:「平和祈念展示資料館」 施設概要
施設名:平和祈念展示資料館
英文表記:Memorial Museum for Soldiers, Detainees in Siberia, and Postwar Repatriates
開館日:平成12(2000)年11月30日
施設内容:兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者に関する資料を展示
所在地:〒163-0233 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
TEL:03-5323-8709 FAX:03-5323-8714
アクセス:
・都営大江戸線 「都庁前」駅 A6出口から徒歩 約1分
・東京メトロ丸の内線 「西新宿」駅から徒歩 約5分
・JR、小田急線、京王線 「新宿」駅西口から徒歩 約10分
開館時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
休館日:
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日、夏休み期間は除く)、
年末年始、新宿住友ビル全館休館日
入館料:無料
展示面積:約460平方メートル
施設構成:
常設展示室(兵士コーナー、戦後強制抑留コーナー、海外からの引揚げコーナー)
企画展示コーナー、体験コーナー、情報メディアコーナー、図書閲覧コーナー、
ビデオシアター
所蔵資料数:
所蔵資料数:約22,000点、
所蔵図書数:約12,000点
常設展示資料数:約400点(グラフィックやジオラマ含む)、
開架図書数:約2,000点
館 長:立正大学名誉教授・増田 弘(ますだ・ひろし)
入館者数:約93万4,000人(2000年11月30日~2022年6月30日現在)
公式WEBサイト:https://www.heiwakinen.go.jp
公式YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCLrCfHRIshZcXbaKq3xuBTw
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