【木質資源カスケード事業】オリジナル木製サッシ「WINDOW WOOD」防火設備認定を取得
建築物の木質化によるカーボンニュートラルへの貢献と安定的な供給
株式会社ウッドフレンズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:林 知秀、以下「当社」)は、自社開発したオリジナル木製サッシ「WINDOW WOOD」について、指定性能評価機関による防耐火試験に合格し、 2022年3月に国土交通大臣の認定(以下「防火設備認定」)を取得したことをお知らせいたします。
- 防火設備認定取得による、オリジナル木製サッシ「WINDOW WOOD」の使用拡大
「WINDOW WOOD」は、気密性において最高等級「A-4」を取得(※1)、熱貫流率においては1.7W/㎡・Kを得ており(※2)、一般的なアルミ樹脂複合サッシを上回る省エネルギー性能を有しています。
※1 サッシの気密性能に関するJIS等級。A-1<A-2<A-3<A-4の順に気密性が高くなります。
※2 建物内外の温度差が1度の場合に断熱する空間の表面積1㎡あたりに通過する熱量をWで示したものとなります。
- 輸入原料価格やエネルギー価格の影響軽減と安定的な供給
また、アルミニウムのように材料を輸入する必要がなく、地産地消での生産が可能です。原料価格やエネルギー価格の影響も比較的抑えることができると考えられ、安定的な住宅供給が見込まれます。
- 建築物の木質化と国産材活用によるカーボンニュートラルの貢献
「WINDOW WOOD」と同じく自社開発したオリジナル木製外壁「WALL WOOD」は国産杉を使用、2020年に防火構造認定を取得し、市街地における当社住宅にも使用しています。「WALL WOOD」を使用した外観は、木質素材の優しさとぬくもりを街並みにデザインすると共に環境にも貢献します。
カーボンニュートラルの実現に向け、CO2を吸収し固定する木材の活用は重要視されています。当社は建築物の木質化と国産材の活用を推進し、地域の森林資源の循環だけでなく経済循環の推進にも努めてまいります。
※1 2021年当社住宅事業における構造材の国産材使用率は85%超を達成。
- 木質資源カスケード事業とは
- ウッドフレンズについて
代表取締役社長:林 知秀
所在地:愛知県名古屋市中区栄四丁目5番3号 KDX名古屋栄ビル2F
URL:https://www.woodfriends.co.jp
1982年設立以来、商品・会社・社会が美しくあるという企業理念「より美しく」のもと、これまでに約12,000戸の住宅を供給。グループ事業としてゴルフ場運営、ホテル運営、指定管理なども展開。自社集成材工場を起点として、林業から住宅の販売まで一貫した製造小売の体制の実現を目指しています。住宅事業を産業として取り組むことで地域の雇用創出をはかりながら、木質資源を有効活用し、豊かな住環境をつくり、持続可能な循環型経済を実現する「木質資源カスケード事業」という当社の概念のもと、地域社会とともにある企業を目指しています。
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