展覧会「暖房具」を開催
明治から昭和時代の日本の生活様式を窺える暖房具約40点を展示
現在のように電気や石油、ガスなどを燃料とする暖房具が普及するまで、日本では、薪や炭などを燃料とする様々な暖房具が用いられてきました。西洋の暖炉が室内全体を暖めるのに対し、日本の暖房具は個人または数人が暖を取る道具として発達しました。
今回の展覧会「暖房具」では、明治から昭和時代に人々が暮らしの中で使用してきた暖房具を約40点展示し、日本の暖房具の歴史をご紹介します。
一般財団法人家具の博物館は、伝統ある歴史上の家具を収集・保存し、家具の伝統を後世に伝えるとともに、新時代の家具の創造・研究に資することを目的に設立された博物館です。当館では、今後も主要なコレクションや昭島人物紹介展などを通じて、“伝統-継承-創造”という視点から、人類の作りだした文化遺産としての家具を収集・保存・展示し、博物館活動を続けて参ります。
展覧会「暖房具」の開催概要は、下記の通りです。
一般財団法人 家具の博物館 展覧会「暖房具」開催概要
■名 称:展覧会「暖房具」
■展示内容 :当館所蔵の暖房具 約40点(明治から昭和時代)
■会 場:一般財団法人家具の博物館 展示場
〒196-0022 東京都昭島市中神町1148
アクセス:JR青梅線「中神駅」下車。北口より徒歩約5分
■期 日:2023 年10 月15(日)~11月19 日(日)
■休 館 日 :毎週水曜日
■時 間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
■入 館 料 :一般200円、
高校生以下・65歳以上の方、身障者手帳をお持ちの方及び付添者は無料
■駐 車 場 :10台
※風水害や突発的な事件・事故等により、開催を見合わせる場合もございます。
主な展示作品の紹介
<台輪付き長火鉢>
側板に松皮菱(まつかわびし)の透かし、台輪に鼓形の千切りを施すなどの趣向を凝らしたこの長火鉢は、昭和時代初期まで群馬県太田の商家で、主人の居間用の火鉢として使用されていた。
<安全炬燵(こたつ)>
六角形の筒形の容器に鉄製の火容*(ひいれ)が取り付けられており、立てても、寝かせても、転がせても火容が水平を保つようになっている。
*炭を入れる土製の容器
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