中学受験、親が「やらなければよかった」と後悔していることは?

母親の74%が後悔していることがあると回答。42.4%の親が「成績や宿題のことで叱ったこと」を後悔。

ひまわり教育研究センター(運営会社:イノベーションシステム株式会社、代表取締役 熊野貴文)は、2022年8月、偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人に「お子さんの中学受験」について複数のアンケート調査を行いました。
このたび「お子さんの中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していること」についてのアンケート調査の結果を公開しましたことをお知らせいたします。(調査会社:ゼネラルリサーチ株式会社 調査時期 2022年8月16日〜8月18日)
ひまわり教育研究センターでは、未来をはばたく子供たちを育てる保護者の方々に有益な情報をお伝えするため、日々研究調査を行なっています。このたびの調査結果がお子様の教育においての一つの指針になることを願います。


<調査の背景>
「中学受験」は親子が密接に関わる受験といわれています。それゆえ、受験が終わってからも親として様々な後悔が残ることが多いと聞きます。そこで、ひまわり教育研究センターでは偏差値60以上の中学校に通う中学生の保護者の方々に「中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していること」についてのアンケート調査を行いました。これから中学受験をしようと考えている保護者の方にとって大変参考になる結果が得られたのではないかと思います。

<調査の内容>
  • 中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることがありますか?
  • 後悔していることがあれば3つまで選んでください。

<調査対象について>
偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人のうち、保護者の性別は、男性81人(54%)女性69人(46%)でした。子供の性別は、男子69人(46%)、女子81人(54%)で、子供の年齢は中学1年生16人(10.7%)、中学2年生68人(45.3%)、中学3年生66人(44%)でした。

子供の通う中学校がある地域は、関東が一番多く、62人(41.3%)でした。続いて多いのは近畿の33人(22%)、中部19人(12.6%)でした。地域の詳細は以下のグラフの通りです。

偏差値60以上の中学校に関してはこちらのランキングを参考にしています(https://www.minkou.jp/junior/ranking/deviation/)。

 Q.  あなたのお子さんが通う中学校がある地域を教えてください
 



<調査の詳細>
Q. 中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることがありますか?
偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人に「中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることがありますか」という質問をしたところ、「後悔していることがある」と回答したのは、101人(67.3%)、「後悔していることはない」と回答したのは、49人(32.7%)でした。

 

 


父親、母親別に調査結果を比較します。

母親が「後悔していることがある」と回答したのは、51人(73.9%)、「後悔していることはない」と回答したのは、18人(26.1%)でした。父親が「後悔していることがある」と回答したのは、50人(61.7%)、「後悔していることはない」と回答したのは、31人(38.3%)でした。母親は父親と比べると、「後悔していることがある」という回答が約12%多いことがわかりました。

 



Q.  中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることを3つまで選んでください。
偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人のうち「後悔していることがある」と回答した101人に「後悔していることを3つまで選んでください」という質問をしたところ、多かった回答は「成績のことで叱ったこと」(27.7%),「遊びをさせすぎたこと」(24.8%),「勉強をさせすぎたこと」(19.8%),「低学年のうちにもっと勉強をさせておけばよかったこと」(19.8%)でした。

 

 

次に、父親、母親別に調査結果を比較しましょう。

偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人のうち「後悔していることがある」と回答した101人に「後悔していることを3つまで選んでください」という質問をしたところ、母親で多かった回答は「成績のことで叱ったこと」(27.5%)「遊びをさせすぎたこと」(19.6%)「低学年のうちにもっと勉強をさせておけばよかったこと」(19.6%)でした。父親で多かった回答は、「遊びをさせすぎたこと」(30.0%)「成績のことで叱ったこと」(28.0%)「勉強をさせすぎたこと」(28.0%)でした。

母親が父親と比べて顕著に多かった回答は、「夜遅くまで塾に通ったこと」(母親11.8%、父親4.0%),「塾に入れるのが遅すぎたこと」(母親9.8%、父親2.0%),「塾に入れるのが早すぎたこと」(母親9.8%、父親4.0%),「夜寝る時間を削ったこと」(母親15.7%、父親8.0%)でした。

父親が母親と比較して顕著に多かった回答は、「勉強をさせすぎたこと」(父親28.9%、母親11.8%)「遊びをさせすぎたこと」(父親30.0%、母親19.6%)でした。

 

<調査結果>
今回の調査により、偏差値60以上の中学校に合格したお子さんをもつ保護者の67.3%の方が、「中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることがある」ことがわかりました。母親だけでみると、「後悔していることがある」と回答したのは、73.9%にまでのぼりました。

後悔していることがあると回答した保護者101人のうち、一番多かった回答は「成績のことで叱ったこと」(27.5%)でした。「宿題をしないことで叱ったこと」(14.9%)と合わせると、成績や宿題のことで「叱ったこと」を後悔している保護者が42.4%になることがわかりました。

次に多かった回答は、「遊びをさせすぎたこと」(24.8%)「勉強をさせすぎたこと」(19.8%)「低学年のうちにもっと勉強をさせておけばよかったこと」(19.8%)でした。「遊びをさせすぎた」「勉強をさせすぎた」「低学年のうちに勉強をさせておくべきだった」と保護者の後悔は一見相反していますが、一つの共通の後悔に結びつけられるのではないかと思います。それは「遊びも勉強もどちらもバランスよくしておくべきだった」という後悔ではないでしょうか。

父親と母親の後悔の違いに着目すると、父親の後悔は「勉強をさせすぎたこと」(父親28.9%、母親11.8%)「遊びをさせすぎたこと」(父親30.0%、母親19.6%)など、総括的で本質的な事柄であったことがわかります。一方、母親の後悔は「夜遅くまで塾に通ったこと」(母親11.8%、父親4.0%)「塾に入れるのが遅すぎたこと」(母親9.8%、父親2.0%)「塾に入れるのが早すぎたこと」(母親9.8%、父親4.0%)「夜寝る時間を削ったこと」(母親15.7%、父親8.0%)などのように、より具体的な事柄に対する後悔であることがわかりました。父親は総括的な視点からの後悔であり、母親はより具体的な視点での後悔であるといえるでしょう。

ひまわり教育研究センター
所長 上田 尚子

<調査のまとめ>
偏差値60以上の中学校に通う子供をもつ保護者150人のうち、中学受験を振り返って
  • 「後悔していることがある」と回答したのは、101人(67.3%)
  • 「後悔していることはない」と回答したのは、49人(32.7%)
  • 母親だけでみると「後悔していることがある」と回答したのは、51人(73.9%)

「後悔していることがある」と回答した保護者101人の具体的な後悔
  • 「成績や宿題のことで叱ったこと」(計42.4%、成績について27.5%、宿題について14.9%)
  • 「遊びをさせすぎたこと」(24.8%)
  • 「勉強をさせすぎたこと」(19.8%)
  • 「低学年のうちにもっと勉強をさせておけばよかったこと」(19.8%)

調査実施機関
ゼネラルリサーチ株式会社
調査時期
2022年8月16日〜8月18日
アンケート設計
イノベーションシステム株式会社
「ひまわり教育研究センター」
調査方法
インターネット調査
対象者 偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者150人
<リリースに関するお問い合わせ先>
イノベーションシステム株式会社
ひまわり教育研究センター
所長 上田尚子
TEL 06-6307-1112
https://www.himawari-child.com/center/profile.html

 
 
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