UPS 、沖縄で新たに在庫型物流センターを開設
• 摂氏マイナス30度からプラス25度までの温度管理で多様な商品の保管が可能
• 高品質スーパーマーケット「紀ノ国屋」が同施設を東アジアの物流ハブとして活用
UPSサプライチェーンソリューション (UPS SCS)は本日、沖縄で在庫型物流センター(DC)を正式に開設しました。これは、沖縄県の物流ハブとしての機能を促進し、お客様の北アジアにおけるサプライチェーンのレジリエンスを高めるものです。
※写真左より:UPSサプライチェーンソリューション・ジャパン株式会社 GLD本部長 生田健太郎; 株式会社リウボウストア 商品本部長 名幸正哲; 株式会社リウボウホールディングス 代表取締役社長 親川純; 株式会社紀ノ国屋 取締役副社長 髙橋一実; クラウドライク株式会社 代表取締役社長 石部久康 (敬称略)
新沖縄DCの専有面積は、従来の約13倍となる4,330平方メートルで、那覇港および那覇空港から至近となる糸満市に戦略的に配置されており、UPSのマルチモーダル輸送ネットワーク活用に最適な環境となっています。
コールドチェーン機能も完備しており、摂氏マイナス30度からプラス25度までの温度範囲で、精密機器、食品、日用品などさまざまな商品の保管が可能です。また、梱包、ラベル貼り、返品物流、現地通関などの付加価値サービスも提供いたします。
日本と北アジアの中間に位置する沖縄は、アジアへの販売拡大を推進する紀ノ国屋のような企業にとって、物流ハブとして理想的な拠点です。新施設は、紀ノ国屋の高品質なオリジナル商品を、沖縄最大級の流通企業であるリウボウグループの販売ネットワークを通じて沖縄各地へ配送するほか、今後は東アジアへの輸出拠点としても活用される予定です。
UPSサプライチェーンソリューション・ジャパン株式会社のGLD部長である安田誠一は、次のように述べています。「沖縄DCの開設により、紀ノ国屋の西日本における成長戦略を、コスト効率や市場投入スピードの向上、二酸化炭素排出量削減などの取り組みなどを通じて、より効果的に支援できます。UPSは、オフィシャルロジスティクスパートナーとして、お客様のさらなる事業拡大を今後もサポートできることを嬉しく思います。」
株式会社紀ノ国屋の副社長である髙橋一実氏は、次のように述べています。「これまでもUPSとはパートナーとして、販路拡大やブランド認知度の向上を実現してきたことから、今回の沖縄での展開における協力も、自然な流れでした。最高水準の品質とおいしさ、安心安全にこだわり選び抜かれた紀ノ国屋クオリティの品々を多くのお客さまへお届けするためには、UPSの信頼性の高いブランドとグローバルロジスティクスネットワークは、当社の国内・海外での成長戦略において最適な選択だと考えています。」
UPSグローバルロジスティクス&ディストリビューション(GLD)について
UPSは、グローバルネットワーク、革新的なテクノロジー、サプライチェーンの専門知識を活用し、受け取りから保管、注文処理から出荷までの商品の流れを管理する包括的な物流サービスを提供しています。UPS GLDは、 世界各地に2,900万平方フィート(約270万平方メートル)以上の配送・倉庫施設を運営し、800か所以上の緊急部品供給のためのFSL(フォワードストッキングロケーション)を管理しています。倉庫管理・フルフィルメントサービスを、ヘルスケア、ハイテク、小売、産業機器、航空宇宙産業などの企業に提供しています。より詳しい情報は、http://www.ups.com/supplychain(英語)をご覧ください。
UPSについて
創業1907年のUPS(NYSE: UPS)は、ロジスティクスのグローバルリーダーとして、小口貨物からフレートまでの国際輸送サービスをはじめ、在庫管理や流通加工などのロジスティクスサービス、国際貿易の円滑化やビジネスをより効率的に進めるための先進テクノロジーなど、幅広いソリューションを世界220以上の国や地域で提供しています。UPSは、世界最大級の宅配企業で、2022年度の売上高は1,003億ドルに上ります。「大切なものを運ぶことで世界を前進させる」というパーパスステートメントの下、世界50万人以上の従業員は、シンプルかつ力強い戦略「お客様第一」「人材主導」「イノベーション重視」を尊重しています。UPSは、環境への影響の低減に取り組み、サービスを提供する世界各地の地域社会への貢献に努めています。また、多様性、公平性、包摂性を確固たる姿勢で支援しています。より詳しい情報は、http://www.ups.com 、https://about.ups.com/ およびhttps://investors.ups.com/ (英語)をご覧ください。
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