技能のオリンピックである「技能五輪国際大会」の新設競技種目 「工業デザイン技術部門 」代表選手をJIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)が募集中!若手デザイナーの世界への挑戦をサポート
80以上の国と地域から1,000人を超える選手が集まり、世界的な注目を集める技能五輪国際大会。JIDAは25歳以下が参加資格者の「工業デザイン技術部門」応募者を2025年10月31日まで募集します。

拡張するデザイン領域で、デザインを社会に啓蒙する公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会 (本社:東京都港区、理事長:村田智明、以下JIDA)は、「技能五輪国際大会(WorldSkills Competition)」の新設競技種目「工業デザイン技術(Industrial Design Technology)」部門において、日本代表選手選考と強化のサポートを実施します。
https://idt-worldskills.jida.or.jp/
技能五輪国際大会は「技能のオリンピック」とも呼ばれ、1950年に始まって以来、世界最大規模の技能競技大会として発展してきました。2年に一度、各国・地域から若手技能者が参加し、技能を競い合うとともに、職業訓練の振興や国際交流を目的としています。現在では80以上の国と地域から1,000人を超える選手が集まり、世界的な注目を集めています 。工業デザイン技術部門では25歳以下が参加資格者です。2024年リヨン大会から正式に設けられた「工業デザイン技術」部門は、デザインとエンジニアリングを融合し、製品の機能性と美しさを両立させる技能競技です。日本は2026年の上海大会から初参加、2028年の愛知大会でも実施が予定され、日本の若手デザイナーにとって世界に挑戦する貴重な舞台となります 。
厚生労働省および中央職業能力開発協会(JAVADA)の依頼を受け、JIDAは今後、代表選手の育成プログラムを実施し国際大会で成果を上げるためのサポートを行い、日本のデザインの価値を世界に発信し、産業と社会の進化発展に貢献します。
技能五輪国際大会(2026年上海大会)・工業デザイン技術部門の代表選手選考会募集要項
JIDAが技能五輪国際大会(2026年上海大会)の工業デザイン技術部門の代表選手選考会を行ないます。
【対象となるデザイナー】
・日本国籍保有者
・上海大会(2026年9月22日~9月27日)開催時に25歳以下であること
・大会に現地参加が可能であること
・インダストリアルデザイン、プロダクトデザインを学び、日頃から実践していること
・3DCADを用いた製品デザイン作業に長けていること
参考動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=GorCesdBjmw&t=176s
【応募について】
・応募方法:下記webサイトよりお申し込みください。
https://idt-worldskills.jida.or.jp/
・提出物:ご自身の作品ポートフォリオ(PDFデータ:10MB以下)
・締め切り:2025年10月31日まで

『技能五輪国際大会』とは
技能五輪国際大会は、英語では、WorldSkills Competitionと呼ばれています。この大会には、憲章が定められており、大会の目的は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ることにあります。大会は、現在、原則2年に1度開催されており、これまで日本では、1970年の第19回大会(東京・千葉)、1985年の第28回大会(大阪)、2007年の第39回大会(静岡・「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」として「国際アビリンピック」と同時開催)が開催されました。また、2022年の第46回大会(特別開催)では、開催国/地域の一つとして京都で3職種の競技が実施されました。
国際大会の日本代表選手の選考は、多くの職種においては、国際大会が開催される前の年に開催する技能五輪全国大会において行われ、参加資格(インダストリアルデザインテクノロジー部門では大会開催年に25歳以下であること)を満たす優勝者(成績優秀者)が日本代表として選出されます。なお、技能五輪全国大会で実施されない職種については、各業界団体等が選考会等により選出します。
職種定義:インダストリアルデザインテクノロジー(工業デザイン技術)について

インダストリアルデザインテクノロジーは、デザインとエンジニアリングを融合させ、消費者向け製品の機能性とデザイン性を高めます。
インダストリアルデザインテクノロジーは、以下のことに興味がある方に最適です。
・創造性を発揮したい人複雑な問題に取り組むのが好きな人
・ものづくりに関心がある人
・コンピューターを活用して設計・試作したい人
大量消費される消費者向け製品は、機能性とデザイン性の両方が求められます。これがインダストリアルデザインテクノロジーの役割です。インダストリアルデザインテクノロジーは、新製品が技術的に製造可能であり、市場のニーズを満たし、適正な価格で販売できることを実現させる職能です。
JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)について

Designing beyond Design
Create a Mindful Future, Together.
JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)は、1952年に日本で初めての全国デザイン 団体として産業デザイン(インダストリアルデザイン)を振興するために発足された公益社団法人です。インダストリアルデザインは時代の中で常に新たな役割を果たして来ました。その専門性を継承し、変革の針路を探求しつつ、社会環境やビジネスなどに新たな価値を創造することが私たちの使命と考えています。2021年には協会名を現在の公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会に改名、「Designing beyond Design Create a Mindful Future, Together.」というビジョンを掲げました。拡張するデザイン領域の中で、デザイナーの職能にとどまらず、広くデザインを社会と国民に啓蒙する公益社団法人として日々活発なコミュニティをつくって活動しています。

■JIDA会員構成 https://www.jida.or.jp/members
私たちは心豊かな未来を目指し、生活や体験そしてサービスへと拡がるデザイン領域を視野に多分野の 専門家・教育・行政関係・経営者などと連携し、産業と社会の進化発展に寄与する共創活動を行います。
▶正会員:個人約500名、団体・法人約20社
本協会の主旨に賛同し、インダストリアルデザイン及び関連する専門業務に、3年以上携わった経験を 有する個人、及び関連する事業を行なう企業及び団体
▶賛助会員:法人・団体約70社、個人約20名
▶学生会員:年度毎
JIDA入会について https://www.jida.or.jp/about/join
「JIDAデザイン検定」について

JIDAデザイン検定(旧:PD検定)は「プロダクトデザインを中心としたデザインに関する基礎知識習得の指標」としてJIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)により運営されている検定です。
https://jida-design-kentei.studio.site/




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