伊豆半島の交流拠点同士が連携し、少子高齢化等の広域課題を解決します

―民間主体のイベント開催やワークショップ等開催により、行政境を超えた広域連携を目指します―

合同会社うさぎ企画

 MaaSや地方創生事業にノウハウを持つ合同会社うさぎ企画(本社:静岡県駿東郡長泉町、代表:森田創)は、伊豆半島で複数の交流拠点と連携し、広域で共通する課題解決を推進します。伊豆半島では、高齢化や急速な人口減少が進行する一方、首都圏に近く、コロナ禍によるリモートワークの浸透により移住者や関係人口が増加しています。本取り組みは、民間のコワーキングスペースなどの交流拠点が主体となり、プレイヤーの行動フィールドとなる行政境を越えた「生活圏」を設定し、各地域の特性を生かしながら、移住者と地元の交流促進や広域での企業誘致、地域内周遊の活性化等に取り組みます。本取り組みは、当社が受託した、経産省関東経済産業局の実証事業「令和5年度 広域を対象としたリノベーション拠点活用による地域ブランド力向上・発信事業」として実施するものであり、今後同様の課題を抱える他地域への展開も想定されています。


 本取り組みは、伊豆半島の長泉町・伊東市・東伊豆町の3自治体に存在する、4つの交流拠点が連携して行います(下図参照)。そのうえで、特に課題が色濃く出ている東伊豆町の交流拠点を中心に、各交流拠点の特性を生かし、弱みを補い合う関係を目指します。具体的には、交流拠点相互の連携強化と各地域の課題共有や解決に向けた方策を検討した後、本年11月から、課題解決に向けたプログラム(移住者と地元の交流イベント、地元雇用創出に向けた取り組み、プレイヤーの広域周遊に向けたモビリティ実験、知財勉強会等)を実施します。これらのプログラムには、各自治体の職員や三島信用金庫など広域で地域を支援する機関も参画します。また、社会課題をビジネスで解決しようと志す企業・人材を招いたワークショップ等も開催します。


 首都圏でのリモートワーク化が進み、移住者が増加する伊豆半島では、地元社会と移住者をつなぐ交流拠点の役割が重要性を増しています。一方で、過疎型コミュニティにおいては、地元と移住者のマッチングが難しく、その対応に追われて交流拠点が本来の役割を果たせない状況も発生しています。本取り組みでは、地元社会と移住者の広域交流の促進や、移動支援による移住者の自律的周遊、外部人材活用による地元課題解決などにより、単体の地域や交流拠点だけでは対応できなかった課題を、広域連携により解決することを目指します。

本取り組みに参画する交流拠点4カ所本取り組みに参画する交流拠点4カ所

各交流拠点や行政職員等との課題共有会各交流拠点や行政職員等との課題共有会

 本取り組みの詳細は別紙の通りです。


【別紙】

■本取り組みに参加する地域交流拠点の概要


①   稲取幼稚園跡地

管理:東伊豆町

運営主体・機能:検討中

住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1569-6

概要:2023年3月末に閉園した稲取幼稚園の跡地。

 今後住民の交流施設として新たに整備する予定。




②エクレアホール

運営主体:株式会社 栄協

住所:静岡県伊東市富戸908-26

概要:元企業の保養所をリノベーションした地域交流拠点。

2022年4月開設。

機能:コワーキングスペース、サテライトオフィス、カフェ等





③下土狩駅前コワーキングスペース

運営主体:有限会社 日の出企画

住所:静岡県長泉町下土狩1323-2本多ビル201

概要:元空き店舗を、長泉町役場の事業として

地域交流を支援する施設としてリノベーション。

2022年10月開設。

 機能:コワーキングスペース、地域交流拠点、企業相談等





④EAST DOCK

運営主体:NPO法人ローカルデザインネットワーク

住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取895

概要:元東海汽船の発券所をリノベーションした施設。

2019年5月開設。

機能:シェアオフィス、会議室、イベントスペース等





以上

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会社概要

合同会社うさぎ企画

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URL
https://www.usagi-kikaku.com/
業種
サービス業
本社所在地
静岡県駿東郡長泉町下土狩1408の6
電話番号
090-5763-5063
代表者名
森田創
上場
未上場
資本金
30万円
設立
2021年10月