【新商品】「もし災害時に、家族がそばにいなかったら…」当事者の切実な不安から生まれた『UNLEASH防災カード』関西キッズ機器展で初披露

災害時に必要な医療情報をすぐに共有。医療的ケア児・病気障がい当事者用(使用医療機器、緊急連絡先などを記載)。一般用の(持病、アレルギー、避難場所などを記載)の2種類を展開。

特定非営利活動法人アンリーシュ(東京都中央区、代表理事:金澤裕香)は、災害時に医療的ケア児者や病気・障がいのある方が、必要な医療・支援情報を迅速に周囲へ共有できる「UNLEASH防災カード(医療的ケア児者・病気障がい当事者用/一般用)」を開発いたしました 。

本製品は、2025年11月29日(土)・30日(日)に開催される「第6回 関西キッズ機器展」にて初披露し、販売を開始いたします 。

■ 開発の背景:当事者家族が抱える「命をつなぐ」ための不安

地震や豪雨災害が頻発する昨今、人工呼吸器や吸引器などが欠かせない医療的ケア児を育てる家庭にとって、災害への備えは文字通り「死活問題」です 。
しかし、多くの家族が常に以下の不安を抱えています 。

  • 情報の分散: 医療情報が複数の書類に分かれており、緊急時にすぐに取り出せない 。

  • 説明の困難さ: 避難時の混乱の中で、パニック状態の家族や子ども本人が、複雑なケア手順を初対面の支援者に口頭で説明する余裕がない 。

  • 不在時の恐怖: 「もし親が怪我をしたり、そばにいなかったら、誰がこの子を守ってくれるのか」という切実な恐怖 。

「家族の代わりに、必要な情報を確実に伝えてくれるものがほしい」 

そんな当事者家族のリアルな声と、現場の課題解決を目指して開発されたのが
『UNLEASH防災カード』です

■『UNLEASH防災カード』の特徴

1. 混乱時でも「本当に必要な情報」が伝わる実用設計

「病名」だけでなく、初めて関わる支援者が最も知りたい「何に気をつけるべきか」「使用している医療機器(吸引器・酸素・胃ろう等)」、そして「緊急連絡先」など、命をつなぐために不可欠な情報だけを厳選して記載できます 。

災害時は、避難所・救護所・病院・地域支援者が一斉に動き出す一方、
当事者家族が状況を冷静に説明することは難しいものです。


このカードの提示が、支援が必要な人 × 支援ができる人をつなぎ、災害時の混乱を軽減します。

本当に必要な情報が、一目で伝わるため、受け入れ側の支援者は 迷わず・待たずに・必要な対応 を開始できます。

2. 誰でも使える2種類のラインナップ

①当事者用: 医療的ケア児者、病気・障がいのある方向け。詳細な医療情報を集約

記載内容

・使用医療機器(吸引器/酸素/胃瘻 等)

・病名(初めて関わる支援者でも「何に気をつけるべきか」が一目でわかる)

・緊急連絡先(家族・支援者・医療機関など複数記載可)

・主治医・訪問看護/かかりつけ医

・服薬・アレルギー情報(口頭で説明できない状況でも、必要な医療につながりやすくなるなど)

これらの必要情報を一枚に集約し、避難の混乱時でも、医療職・支援者・避難所スタッフがひと目で状況を理解し、適切な支援につながるよう設計しています。

②一般・支援者用: 持病やアレルギー情報、避難場所などを記載。支援者自身も自分の備えとして携帯することで、「支援の準備ができている」という意思表示にもなります 。

記載内容

・持病

・服薬情報

・緊急連絡先

・災害時伝言ダイヤル

・避難場所・集合場所
など、誰にでも必要な情報を記載可能。

支援者が知りたい情報に最適化した構成で、
現場での判断・避難誘導・医療的配慮に直結します。

必要情報を一枚にまとめ、避難先でも本人の身体の状態を“瞬時に共有”できる仕様です。

幅広い人に役立つ内容にすることで、家族単位での備えにも役立ちます。

■ユーザーの声

「娘の支援学校のに先生に見せたら、とてもわかりやすいと言っていただきました。
私がいなくても子どもの状態を伝えられるツールができて心強いです。」

「母である私が主にケアしていますが、夫もカードを見ながらもしものときに何が必要なのか理解でき、“家族の誰かがそばにいなくても大丈夫”という安心感につながりました。」

「備えをしなければと思いつつ、何から手をつけていいのか分からず動けずにいましたが、

こちらのカードを購入したことをきっかけに改めて家族で話し合い少しずつ行動し始めています。

■デザインに込めたメッセージ

Art Director:河東 梨香(tona LLC./医療福祉ビジュアルディレクター)

to:alla アートディレクター

tona LLC.代表 /医療福祉ビジュアルディレクター 河東梨香。北欧など多数の国や文化の中で暮らした経験を活かし、医療福祉分野をはじめ、幅広い領域で色と素材感を大切にしたものづくり・空間づくりを実践しています。当事者やご家族、現場の想いにデザインでアプローチする「大切な誰かを思うデザイン」をテーマに活動を行っています。

ABOUT CARD DESIGN

MEDICAL CAREの頭文字「M」と「C」で構成したマーク。Medical(医療)とCARE(愛)の両方が合わさっていることを表現。
CAREの「C」を顔の輪郭に。当事者と支援者を繋ぐ象徴的なかたち

目指したのは「言葉にしづらいSOSをそっと支え合えるように。

このカードを持つことで、助け合いのきっかけにもなる防災カード」です

平常時でも、街中でこのカードを目にすることで
ちょっと手助けが必要な人も、手助けする心の準備が整っている人も
お互いがそばにいることで、心づよさやエールを感じられたら嬉しいです。

■展示会での販売について

第6回 関西キッズ機器展

日程:2025年11月29日(土)・30日(日)

会場:※会場情報(追記予定)

ブース内容:
UNLEASH防災カード/UNLEASHオリジナルバインダー/就学事例集 展示販売

スタッフも会場にて想いを直接お伝えします。
ぜひお手に取ってご覧ください。

■ECでの販売について

販売サイト

■本件に関するお問い合わせ

NPO法人アンリーシュ
メール:unleash.thanks@gmail.com
公式サイト:https://unleash.or.jp/

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ビジネスカテゴリ
福祉・介護・リハビリ
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会社概要

URL
-
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2階
電話番号
-
代表者名
金澤裕香
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年04月