CDS.が白馬インターナショナルスクールのサステナビリティ教育を支援

ゴールドウイン、iforestとのプロジェクトをプロデュース

株式会社新東通信

自治体や企業のサーキュラーエコノミー実装を支援するCIRCULAR DESIGN STUDIO.(株式会社新東通信、代表取締役会長兼社長:谷 喜久郎 以下、CDS.)は、白馬村で開催してきたサーキュラーエコノミーカンファレンスGREEN WORK HAKUBAの参加企業と共に、2022年9月1日に開校したサステナビリティ教育を行う学校「白馬インターナショナルスクール」(所在地:長野県白馬村、代表理事:草本朋子、校長:クリス・バーム 以下、HIS)の学習環境の支援を行いました。

CDS.は、これまで循環型の経済モデル「サーキュラーエコノミー」をテーマに、白馬村のあるべき姿を提示し実装を目指すプログラム「GREEN WORK HAKUBA」を推進、持続可能なマウンテンリゾートを目指すビジョンの中で「教育」を1つのテーマとして掲げています。この度、その一環としてHISの学習環境をプロデュースし、株式会社ゴールドウイン(代表取締役社長:渡辺 貴生 以下、ゴールドウイン)によるサステナブルな制服、アイフォレスト株式会社(代表取締役 CEO:丸山 孝明以下、iforest)による学校向けの家具[1] 制作を支援いたしました。


●HIS×ゴールドウインのサステナブルな制服
スポーツウェア、スポーツ用品の製造販売を行うゴールドウインが展開するブランド「NEUTRALWORKS.」の新たな取り組みである「N/ UNIFORM PROJECT」の一環として、今回のサステナブルな制服製作が実現しました。初年度である今回は生徒20名、教員15名分を製作しました。
制服の素材にはペットボトルのリサイクルポリエステルと植物由来のポリエステルを合わせたポリエステル100%を採用。制服は毎日着用するため、手入れが簡単であり、洗濯後の乾きが速く、長く使える素材を用いました。またサイズが合わなくなった場合は学校内で制服を着回したり、破れやほつれなどは同社のリペアサービスで修理したりしながら可能な限り使用します。また、制服として使用できなくなった場合は、ゴールドウィンが事業を通じた環境保存の取り組みとして行う、服のリサイクル活動「GREEN CYCLE」(※1)を活用し、新たな製品の原料にリサイクルします。

(左)生徒用制服 (右)教員用制服(左)生徒用制服 (右)教員用制服

(※1)「GREEN CYCLE(グリーンサイクル)」はメーカー・ブランド、質・状態にかかわらず、服を回収し、新たな製品の原料にリサイクルする、2009年に開始した取り組みです。


●HIS×iforestの地元木材を活用したモジュール型学校家具
森林資源の産地と地元事業者と連携しながらオリジナルプロダクトの開発を行うiforestによるモジュール型家具。「地域木材の魅力を再発見し、その土地のストーリーに沿った商品開発を通じて森林資源の価値向上を目指すプロジェクト」の一環として、HISが本拠地とする白馬岩岳から切り出された木材を利用し、地元の木こりである「山仕事創造舎」萬代 泰和氏、木材加工のプロフェッショナルである「KUJIRA works」星野 秀幸氏の協力によって製作しました。プロダクトごとに違う種類の樹木を組み合わせて製作、一つ一つが個性ある表情に仕上がると同時に、白馬の山に生息する樹木の多様性を表現しました。

CDS.では今後もGREEN WORK HAKUAの参加企業とともに、HISが実践するプロジェクト学習の一貫として、生徒と企業が一緒に取り組む共同プロジェクトの組成などの支援を行ってまいります。


■一般財団法人白馬インターナショナルスクール

2022年9月に開校した白馬インターナショナルスクールは、プロジェクト型学習・社会性と情動の学び・アウトドア活動を柱に、サステナビリティ教育を推進する中高一貫のインターナショナルボーディングスクールです。(中学校は各種学校、高校は国際バカロレアの認可ならびにインターナショナルスクールの国際認定組織CISの認定を申請予定。) 白馬という自然豊かな地の利を活かしたアウトドア活動、システム思考、心へのアプローチである「社会性と情動の学習」を取り入れた新しい学校を目指します。
HIS公式サイトhttps://www.hakuba-is.jp/


■株式会社ゴールドウイン

株式会社ゴールドウインは、長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」を発表し、気候変動問題の解決と持続可能なビジネスの再構築を図る、という2つのサステナビリティと向き合っています。環境におけるサステナビリティでは、環境負荷低減素材への積極的移行として、2030年に環境負荷低減素材を使用した製品比率を90%以上に引き上げ、グリーンデザインを推進。全ての事業所でのカーボンニュートラルを実現し、再生エネルギーへの転換を進めています。廃棄物をゼロにして循環型社会の実現を目指すなど、「スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現する」という企業理念のもと、気候変動問題を解決し地球環境の改善に向けた取り組みを実施しています。
環境への取組みhttps://corp.goldwin.co.jp/sustainability/environment
GREEN IS GOODの取組みhttps://corp.goldwin.co.jp/greenisgood/
株式会社ゴールドウインについてhttps://corp.goldwin.co.jp/about

■N/ UNIFORM PROJECT

ゴールドウインが展開するNEUTRALWORKS.のプロジェクト。同ブランドは、環境に配慮しながら活動する企業や団体、スポーツや健康に関係する活動をしている企業や団体へ向けて、ユニフォームづくりをサポートしています。リサイクル素材など地球環境に配慮したグリーンマテリアルを積極的に採用し、できる限り無駄の少ない製造⼯程の推進、⻑く愛⽤できる耐久性とミニマルなデザインの追求をしています。 地球環境への配慮とテクノロジーを融合したユニフォームを手掛けることで、同じ志を持つ団体が、⾃然とのつながりを感じながらポジティブに過ごせるよう、地球の未来を考えたプロジェクトです。
NEUTRALWORKS.https://www.goldwin.co.jp/neutralworks/
N/ UNIFORM PROJECThttps://www.goldwin.co.jp/neutralworks/info/news/20220610uniform/
 

 


■アイフォレスト株式会社

「人と森のつながりを再構築する」をVISIONに掲げ、プロダクト開発や新素材開発などを通じて、衰退する林業の持続可能性を高めることで日本の豊かな自然、生態環境を守ることを目指す林業テックベンチャー。様々な森林資源の産地と地元事業者と連携しながらオリジナルプロダクトの開発と同時に、持続的な方法で生産された国産木材を使ったセミオーダー家具プラットフォーム「iforest」の開発や、木材を活用した新素材開発など様々な取り組みを行ってまいります。
iforest公式サイトhttps://iforest-inc.com/


■CIRCULAR DESIGN STUDIO.

「サーキュラーエコノミーで世界をあかるく、たのしく変える。」をテーマに、社会課題の解決に取り組む共創型のプロジェクトチームです。GREEN WORK HAKUBAでは、第1回の立ち上げから全体のプロデュース、クリエイティブワークを担当。
CIRCULAR DESIGN STUDIO.https://cdstudio.jp/


■GREEN WORK HAKUBA
長野県白馬村の地域活性化を目的としたサーキュラーエコノミーをテーマにしたプロジェクト。白馬村では、近年大きな変化が起きています。その一つが気候変動による雪不足問題です。この危機的状況をうけ、2019年9月20日「グローバル気候マーチ」を地元高校生が企画。さらにそれを受けて白馬村が、2019年12月に白馬村気候非常事態宣言を発令しました。このような経緯を経て、気候変動に対抗するためにGREEN WORK HAKUBAプロジェクトがスタート。これまでに300名以上が参加、50名を超える第一人者・実践者の方にご登壇いただきました。
2021年度グッドデザイン賞を受賞しています。
GREEN WORK HAKUBAhttps://www.vill.hakuba.nagano.jp/greenworkhakuba/

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会社概要

株式会社新東通信

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URL
https://www.shinto-tsushin.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
愛知県名古屋市中区丸の内3丁目16番29号
電話番号
052-951-3831
代表者名
谷 鉃也
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1972年08月