【大阪4/5(土)、東京4/10(木)取材可能】「世界から最も忘れられた避難民危機」二年連続1位の西アフリカ・ブルキナファソから職員が来日。200万人以上が避難民化のリアルや日本の支援について語ります
国際協力NGOハンガー・フリー・ワールドのブルキナファソ事務局長サワドゴ・フルメンス・フランソワが、気候変動と暴力に立ち向かい、大地を耕すアフリカの人々の姿をお伝えします。
概要
認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド(理事長:原田麻里子、所在地:東京都千代田区飯田橋4-8-13 山商ビル8階、以下HFW)は、ブルキナファソ支部事務局長サワドゴ・フルメンス・フランソワを招へいし、メディア関係者向けに取材の機会を設けます。
●4/5(土)12:30~13:30(大阪府茨木市:文化・子育て複合施設おにクル大阪)
※同会場及びオンラインにて10:00~12:00にイベントも開催
●4/10(木)11:00~12:00(HFW東京事務所)※スペースの都合上5社限定とさせていただきます。
いずれも申込制、通訳あり。オンライン取材については、ご相談ください。
背景
ブルキナファソは、サハラ砂漠の南に位置する内陸国で、「高潔な人々の国」を意味する国名どおり、国民性は穏やかで勤勉です。国民の大半が自給自足の小規模な農家で、日本が輸入している胡麻の取引先第2位の国でもあります。*1
しかし、乾いた厳しい気候のなかで、異常気象の影響も受け、常に食料不安にさらされてきました。さらに、軍事クーデターや不条理な暴力が続いて起きています。4万2000人が壊滅的な食料不安に陥り、200万人以上が避難民に。国際社会からの支援も行き届いておらず、世界から最も忘れられた避難民危機の2年連続1位となっています。*2
日本ではほとんど報道されていませんが、現地では何が起きているのか、また、そのような状況でも農業の活性化に取り組み始めた、生産者さんたちの姿もお伝えします。
1:財務省貿易統計2023年 2:The world’s most neglected displacement crises in 2023 (NRC)

サワドゴ・フルメンス・フランソワ
認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド(HFW)ブルキナファソ支部事務局長
HFWでの6年間を含め、地域開発の経験を14年持ち、ブルキナファソの農業、コミュニティに詳しい。家族をこよなく愛する4児の父。”隣人愛”を大切にし、個性派揃いのHFWブルキナファソ職員も、包容力のあるリーダーシップでまとめている。
認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドとは
設立から25年以上にわたり、飢餓のない世界をつくるため活動する国際協力NGOです。
日本に本部を置き、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダで活動しています。
●HFWのミッションは、「食料への権利」を実現するため、人々や地域・社会をエンパワーすること。住民が自分たちの未来に対して決定権を持ち、自分たちが必要と考える地域活動を続けられることをゴールに置いた「住民主体の参加型開発」を進めています。
●飢餓の原因は一つではありません。複雑な要因が絡まりあっているため、その解決のためには、政治、経済、社会の構造を変える複合的なアプローチが必要です。HFWは、食料不安の解消と栄養の改善をめざして飢餓の根本的な解決を図ります。
ブルキナファソでの活動
2005年から16年間活動した、首都ワガドゥグにほど近いクブリ郡では、住民の栄養改善と収入向上、運営能力強化などに取り組み、2021年に無事「支援からの卒業」に至りました。同時に2021年は新たな活動地の選定を進めました。栄養、食料安全保障の状況、活動を進める上での安全状況を中心とした基準に沿って検討を進め、活動地を決定しました。
2022年からは、クブリ郡より南に位置するバゼガ県ガオンゴ郡のヴォセ村とワルドゴ村の2つの村で地域との信頼関係の構築や調査から活動を開始。住民の組織化を進めながら、住民自身の手で農業生産性の向上を目的とした事業の実施を進めています。
なお、2016年からは、「食料への権利」が実現されるよう新憲法に明記することや、国家予算を確保することを、国民や関連省庁、政治家など多様な関係者への働きかける活動にも力を注いできました。新憲法案に「食料への権利」が盛り込まれるところまで進みましたが、クーデター後の政情不安や不条理な暴力の蔓延により停止せざるを得ない状況になっています。



●イベントの告知や取材も歓迎いたします(大阪会場&オンライン)

日時:2025年4月5日(土)受付9:30~、10:00~12:00
参加方法:
会場参加:茨木市文化・子育て複合施設おにクル 7階会議室1,2(大阪府茨木市駅前三丁目9番45号/ JR茨木駅・阪急茨木市駅から徒歩10分、阪急・京阪・近鉄バス「茨木市役所前」バス停下車すぐ )
オンライン参加: Zoom(後日メールにて送付)
定員:会場100名(先着順)会場の方には、ブルキナファソの料理・菓子の試食付き
参加費:無料
共催:関西よつ葉連絡会、認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド
申込:以下のフォームよりお申し込みください。
●クラウドファンディングも実施します

4月1日より、ブルキナファソのヴォセ村とワルドゴ村の2つの村の挑戦を応援するクラウドファンディングも実施します。
目標額:180万円
期間:4月1日(火)~4月30日(水)
サイト:CAMPFIRE ※4月1日(火)公開
【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人 ハンガー・フリー・ワールド
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4-8-13 山商ビル8階
TEL 03-3261-4700 Mail info@hungerfree.net
※取材のご依頼、ご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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