住友商事のCVCが、経営管理SaaSの株式会社ログラスへ出資
住商ベンチャー・パートナーズ株式会社は、ログラスへの出資を機に、住友商事グループの事業ネットワークやノウハウを活用し、ログラスの事業基盤強化を支援する
住友商事株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルである「住商ベンチャー・パートナーズ株式会社(代表取締役:山木 英裕、本社:東京都千代田区、以下「住商ベンチャー・パートナーズ」)が、経営管理SaaSの株式会社 ログラス (本社所在地: 東京都港区三田、代表取締役CEO: 布川 友也、以下「ログラス」)に出資したことをお知らせいたします。
ログラスは、企業の中に散在する経営データの収集・統合・管理を効率化し、高度な分析を可能にすることで、経営判断の精度・スピードの向上、ひいては経営資源の最適配分をサポートするSaaSプロダクト「Loglass 経営管理」を提供しています。
従来、経営管理の業務では、Excel・スプレッドシート中心の作業で、データ収集・統合・分析に膨大な時間がかかっていました。また、企業経営の観点では、データドリブン経営によるタイムリー、且つ、正確な経営判断を行うニーズが益々高まっています。そうした中、「Loglass [1] 経営管理」は、それらの課題に対するソリューションとして機能を充実させ、特に、エンタープライズ~ミドル層の企業において実績を積み上げてきています。
今回、住商ベンチャー・パートナーズは、ログラスの成長性に魅力を感じ、また同社の目指す「良い景気を作ろう。」というミッションに強く共感し、シリーズBに出資いたしました。
ログラスは、今回のラウンドで、米国の機関投資家であるSequoia Heritageと、既存株主であるALL STAR SAAS FUNDを共同リード投資家とし、住商ベンチャー・パートナーズを含む国内外の投資家の計14社を引受先とした第三者割当増資を行い、合計70億円のエクイティ資金調達を実施しています。
ログラスは、短期的には、経営管理領域を起点に、複数の計画領域に参入する「xP&A戦略」をwith AIで展開します。2027年4月までに、プロダクト/サービス数を20以上に拡大し、複数のカテゴリでシェアNo.1の確立を目指します。
今回の出資を機に、住友商事グループが有するデジタル事業のネットワークやノウハウを活用し、顧客開拓やマルチプロダクト化などでの支援を通じてログラスの事業基盤強化に貢献してまいります。
●クラウド経営管理システム「Loglass」について
ログラスが提供する「Loglass 経営管理」は、企業の中に散在する経営データ(財務数値/KPIの予算・見込・実績)の収集・統合・一元管理までを効率化し、高度な分析を可能にするクラウド経営管理システムです。フォーマットが異なる表計算ファイルや各システムに散在する様々なデータを、ローデータのまま取り込んでデータベース化。見たい数値を見たいカットで簡単に可視化・分析できるようになり、経営判断の精度やスピードを高めます。
●ログラスについて
会社名 :株式会社 ログラス
代表者:代表取締役CEO 布川 友也
設立:2019年5月
事業内容:新しいデータ経営の在り方を生み出すDXサービスの企画・開発・販売
URL: https://www.loglass.co.jp/
●住商ベンチャー・パートナーズについて
住友商事は、1998年に米国・シリコンバレー、その後、中国・香港、イスラエル・テルアビブ、英国・ロンドンにCVCを立ち上げ、グローバルで累計300社以上のスタートアップに投資してきました。そして2022年、新たに日本・東京にも住商ベンチャー・パートナーズを立ち上げました。グローバルの知見・ノウハウを活用しながら、新産業を開拓する日本のスタートアップに投資し、日本の夢に貢献していきます。
会社名:住商ベンチャー・パートナーズ株式会社
設立 :2022年4月
所在地:東京都千代田区大手町二丁目3番2号 大手町プレイスイーストタワー
投資領域:DX、次世代エネルギー、社会インフラ、リテイル・コンシューマー、ヘルスケア、農業など
投資ステージ:シリーズA以降、幅広く投資
代表取締役社長:山木 英裕
会社HP : https://sumisho-vp.com/
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