クエストリー、内田善彦を取締役に選任
選任の背景
株式会社クエストリー、そして「Questry Protocol」の誕生を語る上で、内田善彦氏の存在は欠かせません。設立間もない弊社が、内田氏から頂いた学術的なアドバイスの数々は、ビジネスの基礎を確立させただけでなく、ブロックチェーンという比較的新しくニッチな技術がどのように世界を変え、金融を変え、人々の生活に落とし込まれていく可能性を秘めているのか等々、弊社の根底にあるビジョンを形作る上で大変重要な役割を果たしました。
日本銀行、金融庁、東京大学とこれまでのキャリアにおける幅広いご経験はさることながら、特に中央銀行出身者の中でも、クリプト業界に関する内田氏のご知見は他の追随を許さないものがございます。
弊社がブロックチェーン技術の社会実装を強力に推進していく上で、内田氏の協力は必要不可欠であり、この度正式に取締役の一員としてお迎えできますこと、大変心強く感じております。内田氏と共に、「Questry Protocol」が世界中のより多くの人にとって有用なシステムに育っていくよう、事業を推進して参ります。
プロフィール
内田 善彦(うちだ よしひこ)
1994~2023年日本銀行。金融研究所・企画役、金融機構局・企画役等。この間、2005~07年大阪大学大学院経済学研究科・助教授、2014~17年金融庁監督局・監督企画官、2017~19年東京大学公共政策大学院・教授、2019〜23年東京大学総合文化研究科・教授、特任教授。
金融機関のリスク管理・経営管理に関して様々な角度から考察を加える。東京大学工学部卒、同大学院修了(工学修士)、コロンビア大学大学院修了(ファイナンス数学修士)、京都大学大学院修了(博士(経済学))。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。
新任取締役コメント
「経済文化への貢献を可視化・価値化する」ことは、多くのビジネスパースンが取組んできた、取り組み甲斐があるテーマだと考えています。
また、金融におけるブロックチェーンの活用は、私が数年来追いかけてきた重要な研究テーマです。今までの行政と大学での経験を活かしながら、両者を同時に扱うことを通じて、ユーザの皆さんのpain pointを改善させるため、Questry Co., Ltd. の皆さんと仕事ができることを楽しみにしております。
クエストリーについて
株式会社クエストリー は、貢献報酬をブロックチェーンの力で可視化・価値化して、制御することで、様々な経済文化活動の効率性向上を図る「Questry Protocol」の活用に向けたコンサルティングや導入支援を行います。現在までに地方自治体様やエンターテイメント領域で、案件の推進を行っています。
*制御とは
目的を踏まえて入力と出力の関係を調整して、出力をより好ましい状態にすることを指しています。
Questry Protocolについて
Questry Protocolは、NTT(Non Transferable Token)を活用して貢献の把握と収益の分配を効率化させる通信規約(特許出願済)です。このNTTはDIDとしてWorld Wide Web Consortium (W3C)に登録されています。
今後、Questry Lab. がリードする形で、OSSで開発されます。
クエストリー 採用情報
「クエストリーは、貢献報酬をブロックチェーンの力で可視化・価値化して、制御することで、様々な経済文化活動の効率性向上を図る」というミッションの元、下記の条件において、PM、ソフトウエアエンジニアの採用活動を強化しています。ご興味をお持ちの方は以下よりエントリーをお待ちしています。
(1)金融取引手法としてのCrypto Assetsの活用を各国の金融規制と整合的な形で広げていきたい
(2)価値交換手段としてのCrypto Assetsを経済学的、経営学的に理解したい
(3)(1)、(2)の側面を踏まえたた形で、新しい金融システムのインフラストラクチャーを作りたい
(4)(1)、(2)、(3)に関連する実装を自らの手で推進したい
・問い合わせ先
会社情報
会社名:株式会社クエストリー (英名:QUESTRY Co., Ltd.)
本社 :東京都千代田区内神田1-5-4 加藤ビル2F
事務所:東京都港区新橋1-12-9 ビジネスエアポート新橋
代表者:伊部 智信
設立日:2022年9月1日
サイト:https://www.questry.co.jp/
事業内容:貢献報酬をブロックチェーンの力で可視化・価値化して、制御することで、様々な経済文化活動の効率性向上を図る「Questry Protocol」の活用に向けたコンサルティングや導入支援を行います。
問い合わせ:
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