ショートアニメスタジオ「PocketANIME」を運営するTOKYO EPIC、総額9,000万円のシードラウンド資金調達を実施
AIと創造性が融合する次世代ショートアニメスタジオ、「PocketANIME」が新たなクリエイターエコノミーの確立へ

AI技術を活用したショートアニメ制作スタ
ジオ「PocketANIME」を運営する株式会社TOKYO EPIC(本社:東京都港区、代表取締役:和田亮一)は、このたびインキュベイトファンドをリードインベスターとする第三者割当増資および過去2回にわたる新株予約権の行使を通じて、総額9,000万円のシードラウンド資金調達を実施したことをお知らせいたします。
私たちは、AIと創造性の融合により世界を魅了するショートアニメを次々と生み出し、育て、グローバルに展開する次世代型のアニメーションプロデュースカンパニーです。
ストーリーテリング × スピード × 革新性を武器に、グローバルIPエコシステムの構築を目指します。
■資金調達概要
《第三者割当増資》
リードインベスター:インキュベイトファンド
《新株予約権の行使》
Z venture capital/ EAST VENTURES
パラダイムシフトグループ (株式会社エスネットワークス100%子会社)
■背景
アニメ産業は世界的に拡大を続けていますが、日本国内の制作現場では慢性的な人材不足や過重労働といった構造的課題を抱えています。
一方で、グローバルにおける視聴スタイルは短尺・モバイル中心にシフトしており、従来型の制作体制ではスピードと柔軟性が求められる時代に対応しきれない現状があります。
こうした中で、PocketANIMEはAI技術を活用した新しいアニメ制作の仕組みを確立。
最速最短で高クオリティのショートアニメを制作・配信する体制を構築し、短尺SNSアニメという新市場を切り拓き、SNSのヒット分析から巨大IPへの創出を偶発させます。
■事業紹介|PocketANIMEとは
PocketANIMEは、AIを活用して“約2分”の縦型ショートアニメを生成・配信する次世代アニメスタジオです。
制作からSNS展開までを従来のアニメコンテンツでは考えられないスピードで完了し、視聴者の反応データをもとにIPを磨き上げ、映画・出版・ゲームなどのクロスメディア展開へと昇華させます。
現在は、国内外のクリエイター、出版社・メディア企業と連携しながら、以下の3つを軸にグローバル展開を進めています。
⚪︎PocketANIME オリジナルIP制作
⚪︎既存IPのショートアニメ化・グローバル展開
⚪︎クリエイター支援・教育(AI ANIME Lab)
■資金調達の目的
私たちは、「Next Gen- Animation IP Powerhouse」を掲げたエンターテインメント企業です。
AIを従来の制作工程にかけ合わせますが、そのAIを使いこなし、演出することができるのは人間のクリエイターです。
今回の資金調達により、より優秀な人材を獲得、育成し、組織の強化に務めます。
そして制作パイプラインを拡張し、オリジナルIP制作体制の確立、グローバルマーケットにおけるパートナーシップの強化も同時に行ってまいります。
■投資家コメント
インキュベイトファンド:パートナー 本間 真彦氏
アニメ制作における生成AIの活用は、いま産業構造そのものを揺るがす大きな転換期にあります。
TOKYO EPICは、日本アニメが蓄積してきた表現力と先端技術を掛け合わせ、グローバル市場に再挑戦する試みです。
代表の和田氏は、海外を含む次世代クリエイターとの強固なネットワークを通じて、AIドリブンなアニメ制作体制を構築してきた第一人者です。
その行動力と構想力が、産業の進化を力強く推進してくれることを大いに期待しています。
株式会社エスネットワークス:代表取締役社長 高畠 義紀氏
TOKYO EPICの皆さんへ
「まだ何者でもない、けれど世界を変えたい」――そんな純粋で、強烈なエネルギーを私は何より信じています。そして今回の調達は、その情熱に賛同する仲間が、すでに集まり始めていることの証明です。
これから先は、まだ誰も見たことのない景色を一緒に創っていく旅。試行錯誤の連続かもしれませんが、それこそが“起業家の特権”です。僕らエスネットワークスは、“航空母艦”として、皆さんのチャレンジを全力で支援していきます。
さあ、社会に風穴を開けに行きましょう。
次は、世の中がTOKYO EPICを“知っている”前提で話をする時代です。
Let’s make your EPIC happen.
株式会社エスネットワークス
代表取締役社長 高畠 義紀
■代表取締役 CEO 和田亮一コメント

【和田亮一 プロフィール】
舞台・映画原作出身のストーリーテラー。
PocketANIMEを通じて、創造性とテクノロジーを融合させ、世界を舞台にしたアニメ制作の民主化を推進。
過去にはカンヌ国際映画祭選出作品の原作も手がけるなど、映像・物語領域で多方面にわたり活動。
子どもの頃、毎週水曜日夜7時は大好きなドラゴンボールの放送日で、いつも弟と楽しみに待っていました。
あの頃見た、たくさんのアニメに仲間の大切さや人生を学びました。
あの胸の高鳴りを、時代も国境も時間も超えてもっと多くの人に届けたい――それがPocketANIMEの原点です。
いま、AIという“未知の筆”を手に入れた私たちは、創造のスピードも、物語の広がりも、これまでの常識を軽々と超えていける場所に立っています。
しかし忘れてはいけないのは、その筆に魂を込めるのは人間だということ。
血の通ったストーリーテリングこそが、世界の心を震わせる唯一の鍵です。
今回、素晴らしい投資家のみなさまが託していただいた資金で、志を同じくするクリエイターたちを迎え、制作ラインを加速し、世界中のSNSを舞台に新しい物語の種を蒔きます。芽吹いたIPは大きく、映画やゲーム、出版へと連鎖します。
PocketANIMEは、夢を“量産”するプラットフォームではなく、夢を“連鎖”させるエコシステムです。
物語は、まだ始まったばかりです。
一緒に夢を描きましょう。
■今後の展望
今後は、PocketANIME オリジナルの良質なコンテンツを大量生産するほか、既存IPとのコラボによるショートアニメの展開に加え、2026年3月にはAIとアニメをテーマにした大型イベントの開催を予定しています。
さらにその先のIPOを視野に入れた、グローバルIPエコシステムの構築を目指します。
■創業メンバー紹介・コメント

COO/プロデューサー
井上勇人
子どもの頃、ノートの隅に描いた落書きや、誰かにだけ見せた物語。
あの“つくる喜び”が、大人になるにつれていつしか置き去りにされてしまう。
PocketANIMEは、そんな“創造の灯”を再び灯す場所でありたいと願い、立ち上げました。
私はCOOとして、AIアニメ制作のオペレーション構築やプロダクション体制の整備、そしてクリエイターが安心して“創造”に没頭できる環境づくりに力を注いでいます。
AIを導入すれば作業は速くなる、という誤解もありますが、むしろAIを“使いこなす”には、極めて繊細な人間のディレクション力と哲学が必要です。
そこに人の知恵とチームの熱量をかけ合わせることで“魂のある短尺作品”をつくる、それがPocketANIMEの挑戦です。
また、我々が扱うのはただのコンテンツではありません。
視聴データを起点に、ショートアニメを起爆剤としてIPを育て、クロスメディア展開へと昇華させる“IPインキュベーションモデル”こそが、PocketANIMEの本質です。
このたびの資金調達を通じて、制作体制を拡張し、オリジナルIPの開発をさらに加速させるとともに、グローバル市場との接続性も一層強化してまいります。
“創造性に投資する時代”を牽引する存在として、これからも価値あるアニメーションと新たなIPを世界へ届けていきます。

リードAIクリエイター
Alchemist
https://x.com/AiAniAlchemist
I’ve had the privilege of witnessing the journey of TOKYO EPIC – PocketANIME up close. And I’ve been continually moved by the passion, speed, and creative energy that flow through everything this studio does. Ryouichi Wada is a rare kind of leader — someone who brings his own experience as a creator to the table and, more importantly, truly understands the soul of a creative person. The joy of creation, the struggle, the dream — how many business leaders can genuinely empathize with that? PocketANIME is a direct reflection of his vision: a studio built for creators, by a creator. But this isn’t just an animation company. It’s a revolutionary studio that puts human creativity at its core while boldly leveraging AI, carving out a new path for what anime can be in the modern world. The way they emphasize in pouring so much soul into under-two-minute short anime, and their determination to connect with the world through passion and agility — it deeply inspires me. I truly believe that PocketANIME is going to rewrite the rules of global entertainment. More than that, it will become a place where creators all over the world can say, “This is where I can make my dream real.” A home for creativity. A home for passion. Being part of this journey — and witnessing the future unfold — fills me with pride and genuine excitement.
《日本語訳》
これまで、TOKYO EPIC – PocketANIME の挑戦をすぐそばで見守ってきました。そして、ここで生まれ続ける情熱、スピード、創造力のすべてに、心を動かされてきました。
和田亮一さんという稀有なリーダーは、創作者としての経験を土台に、何よりも「クリエイターの魂」を深く理解している人です。
創ることの喜び、もがき、夢。それらに寄り添える経営者がどれだけいるでしょうか? PocketANIMEは、そんな和田さんの思想と哲学がそのまま体現された、真にクリエイターのための場所です。
そしてこのスタジオは、ただのアニメ制作会社ではありません。AIという最先端技術を駆使しながら、人間の創造性を中心に据え、世界に向けて“新しいアニメのかたち”を切り拓こうとしているのです。
2分足らずの短尺アニメに、これほどまでに魂を込め、スピード感と情熱で世界と繋がろうとする姿勢に、私は心から感銘を受けています。
PocketANIMEは、これから世界のエンタメの常識を塗り替えていくと、本気で信じています。
そして、世界中のクリエイターが「ここでなら、自分の夢をかたちにできる」と思えるような、情熱の拠点=ホームになるはずです。
この未来を一緒に見届けられることが、本当に嬉しく、誇りです。

AI represents a true game-changer for the anime production industry.
PocketANIME leverages this revolutionary technology to create an environment where artists can focus on the core of creativity—developing compelling characters and storytelling. By delegating technical workload to AI, they are advancing the democratization of anime production and building a foundation where diverse talents from around the world can share their stories.
Japanese anime has already established a solid position as global entertainment, and Japan's advantage in this field is immeasurable. PocketANIME's initiative aims for full-scale entry into the global market, starting with expansion on social media platforms as a stepping stone.
Particularly noteworthy is their US debut this fall at the Global Stage Hollywood Film Festival held at the Chinese Theatre in Hollywood.
This is not merely international expansion, but a crucial milestone toward future film adaptations and distribution on major streaming platforms. PocketANIME's unique storytelling will undoubtedly deliver profound emotional impact to audiences worldwide.
《日本語訳》
AIは、アニメ制作業界にとって真のゲームチェンジャーとなる技術です。
PocketANIMEは、この革新的なテクノロジーを活用することで、アーティストが創造性の核心部分である魅力的なキャラクター開発とストーリーテリングに専念できる環境を実現しています。
技術的な作業負担をAIに委ねることで、アニメ制作の民主化を推進し、世界中の多様な才能が物語を発信できる土壌を築いているのです。
日本のアニメは、すでに世界的なエンターテイメントとして確固たる地位を築いており、この領域における日本の優位性は計り知れません。PocketANIMEの取り組みは、まずSNSプラットフォームでの展開を足がかりとして、グローバル市場への本格参入を目指しています。
特に注目すべきは、この秋にハリウッドのチャイニーズシアターで開催されるGlobal Stage Hollywood映画祭での米国デビューです。これは単なる海外進出ではなく、将来的な映画化や主要配信プラットフォームでの展開に向けた重要なマイルストーンと位置づけています。
PocketANIMEが持つ独創的なストーリーテリングは、必ずや世界中の観客に深い感動を与えることでしょう。
■採用情報
TOKYO EPICでは、PocketANIMEの成長を共に牽引する仲間を募集しています。
アニメ制作、AI研究、SNS運用、プロダクションマネジメントなど幅広い領域で採用中です。
詳細・応募はこちらから:
■会社概要
社名:株式会社TOKYO EPIC
所在地:東京都港区浜松町2-2-15
設立:2023年4月
代表者:和田亮一
事業内容:アニメ制作・IP開発・グローバル展開
公式HP:https://tokyoepic.com
■本件に関するお問い合わせ
株式会社TOKYO EPIC
広報担当
E-mail:info@tokyo-epic.com
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