理系キャリア探究の新しい教育モデル「AWESOME Challenge」の集大成|伴走型プログラム対話型ポスター発表会を明石にて開催

〜女子高校生が自らの問いを起点に、AIと電力技術の先に描く未来図〜

一般社団法人AWESOME

一般社団法人AWESOME(所在地:兵庫県神戸市、代表理事:西岡幸子)は、三菱みらい育成財団の助成事業として、理系キャリア探究の新しい教育モデル「AWESOME Challenge」を推進してきました。初年度となる2025年度は、兵庫・大阪・京都の3府県にて、女子高校生の理系進路選択に潜む課題と現場のニーズに着目し、半年間の伴走型プログラム(3名)、単発参加型プログラム(15名)、学校出張型プログラム(3校78名)の3形態で展開。異なる環境下での実装を通して、理系の学びと社会をつなぐ探究型キャリア教育モデルとしての可能性を検証してきました。

その集大成として、半年間の伴走型プログラムに参加した女子高校生3名が描いた「未来図」を発表する対話型ポスター発表会を、2026年3月14日に明石で一般公開いたします。

理系キャリア探究プログラム「AWESOME Challenge」について

理系分野への進学者は一定数存在する一方で、女子の理系人材は依然として大きく増加しているとは言えません。その背景には、「進路としては知っているが、自分の将来像として実感できない」という心理的な壁があると考えています。

ロールモデルを“知る”だけでなく、自らの関心を起点に問いを立て、科学技術との接点を探究し、自分の言葉で発信する。その一連のプロセスを通してこそ、理系キャリアは“自分ゴト”になります。

こうした課題意識から設計されたのが「AWESOME Challenge」です。

2025年6月に本プログラムは三菱みらい育成財団助成事業として採択され、本格始動となりました。

プログラム立ち上げ時の背景については、2025年7月発表のリリース資料をご参照ください。

初年度は、伴走型・単発型・出張型の3形態で実施してまいりました。

伴走型プログラム(参加生徒:3名)

伴走型では、理化学研究所革新知能統合研究センター(理研AIP)の女性AI研究者や関西電力株式会社関西電力送配電株式会社で働く企業技術者との対話を通して問いを深めるとともに、読売新聞大阪本社の新聞記者経験者や「卓球レディース」編集長・メディア作家である西村友紀子氏から伝わるスキルを学び、自分が描きたい未来図をカタチにしていきました。半年間の学びの集大成として、3月14日に対話型ポスター発表会を予定しております。

これまでの各回の様子はInstagramからご覧いただけます。

11/8に行われた読売新聞大阪本社の新聞記者経験者による「伝わる文章力講座」での様子。第一線で活躍するその道のプロから直接学ぶだけでなく、ラーニングアシスタントと対話を重ねていくことで、高校生たちは研究や技術と社会の接点に触れ、自分が描きたい未来図をカタチにしていきました。(本講座は読売新聞大阪本社新聞のちから研修を活用させていただきました)

単発型プログラム(参加生徒:15名)

単発参加型ではオンラインを活用することで、地域を越えた参加を実現し、関西圏外の高校生にも最先端研究や技術に触れる機会を提供しました。

詳細については、こちら(12/20開催1/10開催)をご覧ください。
(公益財団法人山田進太郎D&I財団のサイトでも紹介いただきました。(12/20開催1/10開催

1/10に開催したオンラインイベントでは、関東・東海・関西地域の中高生12名が参加し、理研AIPチームディレクターの五十嵐歩美先生から公平さを探るAI研究についてお話いただきました。参加生徒からは「公平性と効率性の両立を、数学を使って向き合っているのがとても面白かったです」という声が聞かれました

出張型プログラム(参加校・生徒:3校・78名)

出張型では学校内で実施することで参加の心理的ハードルを下げ、これまで機会に触れてこなかった層へのリーチを拡大しました。

12/24に京都市立紫野高等学校で行われた出張版プログラムでの様子。AWESOME独自で開発したプログラムを通して、理系の本質的な意味を楽しく体感する時間を提供しました。参加生徒からは、「「理系=大きな事」というイメージがどこかあったが、身近で小さな工夫や発想も誰かの役に立つと気づけたのが心に残った」という声が聞かれました。イベントレポートはこちらからご覧いただけます。
1/17にスーパーサイエンスハイスクール指定校である大阪府立大手前高等学校で行われた出張版プログラムでの様子。理研AIPの研究者をお招きし、先生方のお話を起点に生徒たちは感じたことや知りたいことをメンバーたちと共有し、模造紙にまとめて発表しました。8割近い生徒が「キャリアに関する悩み・不安が解消した」と回答し、参加生徒全員が「今回のようなセミナーの定期開催を希望する」と回答しました。本プログラムの取り組みは、学校のサイトでも紹介いただきました。
2/24に兵庫県神戸市にあるスーパーサイエンスハイスクール指定校・親和女子高等学校で行われた出張版プログラムでの様子。理研AIPの研究者をお招きし、AIの原理的な部分である、数理モデルやシミュレーション、統計物理などについての研究のお話を伺いました。グループワーク後の生徒からは「AIが発展した未来で人間に求められることは何か?」「ニューラルネットワークを超えるモデルは今後出てくるのか?」など、たくさんの鋭い質問が投げられました。

半年間の伴走型プログラムの集大成 ― 対話型ポスター発表会

半年間の伴走型プログラムでは、女子高校生3名が、自らの問いを起点にAI研究や電力技術と向き合い、未来図を描いてきました。

発表会当日は、来場者との対話型ポスターセッションに加え、プログラムを伴走した大学生ラーニングアシスタントによるトークセッション、表彰式も実施予定です。研究者や企業関係者など多様な参加者とともに、高校生の問いを社会へ開く場となります。

理系の学びは、どのように社会とつながり、未来をひらいていくのか。
高校生の挑戦から、その可能性をともに集う参加者の皆さんと未来を考える機会です。

ポスターを通した多様な視点の対話の場へ、ぜひお越しください。

プログラムの詳細はこちらをご参照ください。

教育と産業をつなぎ、理系キャリア探究教育モデルの社会実装へ

AWESOMEは、研究者やエンジニアだけでなく、理系の経験を活かして多分野で活躍する人材にも光を当て、理系キャリアの多様な選択肢を可視化していきます。

初年度の実証を通じて、「自分の興味・関心にまだ気づいていない層」へのアプローチの重要性も明らかになりました。次年度は引き続き、三菱みらい育成財団助成事業として、出張型プログラムを強化するとともに、新たに合宿型プログラムを設け、学校内外から参加できる機会を拡張します。

関西圏外への展開も視野に、次年度は190名への提供を目標に、理系キャリア探究教育モデルの社会実装を加速します。

三菱みらい育成財団について

三菱みらい育成財団は、三菱グループ創業150周年を記念して、2019年10月に設立されました。VUCA※の時代を生き抜き、未来を切り拓く人づくりを目的に、次代を担う若者の育成を目指す教育活動への助成と、ネットワークづくりや情報発信を通じてその成果を社会に波及させるために活動しています。

この助成活動は、グループ各社が10年間で計100億円を拠出し、高校生を中心とする15~20歳の若者たちを対象とする教育プログラムにフォーカスするものですが、設立直後のコロナ禍にも関係する皆さまのご協力とご支援により活動を続け、2024年度までの助成先は延べ384機関、参加者総数は22万7,000名に及んでいます。

※Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べたアクロニム(頭字語)。一般的に、先行きが不透明で将来の予測が困難な状態を指す。

  • 名称:一般財団法人 三菱みらい育成財団

  • 所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号

  • 設立年月:2019年10月1日

  • 理事長:宮永俊一

  • ウェブサイトはこちら

一般社団法人AWESOME(オーサム)について

一般社団法人AWESOMEは、学校や企業と連携し、次世代の理系女性を育てる循環を社会に実装するため、2024年より本格的に事業を展開しています。理系女性が、 「つながる・見せる・活かす・増やす」の4軸で、理系キャリア探究プログラムやロールモデル発信などを通して、未来のイノベーションを担う多様な理系人材の育成を支援しています。

本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人AWESOME 担当:西岡

MAIL: sachiko@awesomestemwomen.org

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会社概要

一般社団法人AWESOME

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URL
https://www.awesome-stemwomen.org/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
兵庫県神戸市中央区海岸通3‐1‐1 KCCビル4F
電話番号
090-3843-4575
代表者名
西岡幸子
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年09月