【ウォーターズ竹芝】慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス田中浩也研究室との産学連携企画「みらい作庭記2025 -まちの可能性を探索する実験広場-」開催!

今年は慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科と連携した「竹芝からはじまる未来社会共創」企画も同時開催!

東京都港区で2020年10月にまちびらきした水辺の複合施設「ウォーターズ竹芝」。その中央に位置するプラザ(芝生広場)は、来街されたお客さまや地域の皆さまの憩いの空間として親しまれており、思い思いに「水辺の自由時間」をお過ごしいただいています。

 このたびウォーターズ竹芝では、2025年11月8日(土)・9日(日)の2日間、昨年に引き続き、慶應義塾大学 田中浩也 環境情報学部教授率いる「慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス田中浩也研究室」と連携し、研究室の学生たちとともに東京の水辺空間に「未来のまち」を創る取組み「みらい作庭記2025」を開催します。

 さらに今年は、「慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科山形研究室」と連携し、研究の一端を公開する企画を同時開催いたします。学生・法人・来場されるお客様が共創し、新しい未来を描く取り組みにチャレンジします。

慶應義塾大学SFC田中浩也研究室 presents みらい作庭記 -まちの可能性を探索する実験広場-

みらいの"まち"を描くなら、そこに何が見えるだろうか。「犬のおしっこ×マーキングスポット」「苔×三角コーン」「香り×DIYバイオプラスチック」「水×布質感コンクリート壁面」。慶應義塾大学田中浩也研究室の学生が考える、あり得るかもしれない、これからのまちの可能性を実験的に体験していただきます。ここは、これからの可能性を探索する実験広場。ウォーターズ竹芝(芝生広場)にて、皆さんのご来場を心よりお待ちしております。

■みらい作庭記 -まちの可能性を探索する実験広場-

・期間|2025年11月8日(土)〜11月9日(日)

・時間|11:00〜17:00

・会場|ウォーターズ竹芝 プラザ(芝生広場)

・参加費用|無料

・URL|https://waters-takeshiba.jp

・注意事項

※1)やむを得ず展示内容や開催日時などを中止・変更する場合があります。ご了承ください。

※2)雨天の場合は一部制作物の展示を中止します。最新の情報に関しては、田中浩也研究室公式X(旧Twitter)をご覧ください。

■『みらい作庭記』について

『みらい作庭記』とは、2021年から現在に至るまで、毎年、慶應SFC田中浩也研究室とウォーターズ竹芝が共同で実施する、これからの屋外空間の可能性を探索する公開実験です。本年度は、田中浩也研究実で進められている4つのプロジェクトの公開実験を、ウォーターズ竹芝 プラザ(芝生広場)にて実施します。

展示制作物①|TAKESHIBA DOG-PEE MART

犬のマーキング尿は、都市環境で忌避されている。そんな「おしっこ」が街の資源として循環し活用される未来も遠くないのではないか。

犬のコミュニケーション手段であるマーキング尿が土壌を肥やし、

植物を育み、私たちの食を支える未来。本展示ではそんな未来を想像し、「おしっこ」を肥料として育てた植物を販売する架空のマーケットを開店する。

広場には、犬の尿を回収する私たちのプロダクト「DOG-PEE SPOT」、そして犬のおしっこから育った植物をマーケットの形態を模して設置する。犬たちの持つ栄養素が尿を介して循環し、私たちの食や暮らしを支えるかもしれない。種を超えた協働の可能性が照らす、ちょっと先の暮らしを、来場者とともに考える実験広場を立ち上げる。

■制作者

牧田陽奈子(慶應義塾大学環境情報学部4年)/大日菜々子(慶應義塾大学環境情報学部3年)/平野央(慶應義塾大学総合政策学部3年)

展示制作物②|苔コーン

苔コーンは、都市における苔の増殖装置になり得るだろうか。異常気象によって、街路樹(都市の第一のみどり)は倒れ、プランター(都市の第二のみどり)は軒先に置くことすらできなくなった、20XX年の東京を舞台に、「苔(MOSS)」を都市の新たなグリーンインフラ=「都市の第三のみどり」として増殖させていきます。その第一弾となる増殖装置として、今回は都市において苔と生息環境が類似する三角コーンに着目し、都市に暮らす人々と共に生きる苔の可能性を模索していきます。

■制作者

上野祥太(慶應義塾大学環境情報学部4年)

鈴木和一朗(慶應義塾大学環境情報学部3年)

布谷優羽ガブリエル(慶應義塾大学環境情報学部1年)

展示制作物③|BioScent Passage

“生態系の香りを運ぶ風をデザインする” −普段目に見えない生態系の中で発生する花や食物などの香りに関心を持ち、香りを運ぶ媒体となる風に着目しました。今回、風向きによって花とオレンジという異なる香りが感じられる二層の香り構造を持つカーテンを制作します。素材には、貝殻やロスフラワー、オレンジの皮等の有機廃棄物から制作したDIYバイオプラスチックを使用しています。竹芝で感じられる生態系と風を活用し、このプロダクトがなびくことによって風を通した豊かな香り体験を提供し、廃棄物に対するイメージ変容を目指します。

■制作者

黄家慧(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科1年)

吉田るる花(慶應義塾大学 環境情報学部3年)

鳥居巧(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 博士課程1年)

展示制作物④|±2°Concrete

この実験は、都市の主要建材であるコンクリートと、水資源(竹芝の海が象徴)の接点に焦点を当て、コンクリートの新しい活用法を提案します。

コンクリートは製造時の二酸化炭素排出量が課題ですが、その世界的な重要性から完全な代替は困難です。そこで、私たちは製造技法を見直し、コンクリートの表面積を増やし、水が付着しやすい細かいテクスチャを付与しました。これにより、コンクリートに付着した水を利用して、気温を調整する効果が期待できます。

来場者は、実際に制作物を見て、触れることで、この新しいコンクリートと、使用したお湯(冬季も体験可能にするため)を通じて、「コンクリートと水」の持続可能な関係性を再解釈するきっかけを得て、都市の新たな風景と未来を考えます。

■制作者

汪明靖(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科2年)/河合慈英(慶應義塾大学環境情報学部3年)

慶応義塾大学大学院SDM山形研究室 presents 竹芝からはじまる未来社会共創

都市と自然が共存する竹芝の地から、未来社会のデザインを考える。人・技術・環境のつながりをテーマに、慶應SDM・山形研究室が研究の一端を公開します。学生・企業・市民が共に未来を描く“共創の現場”を、ぜひ体験してください。

■竹芝からはじまる未来社会共創

・日時|2025年11月8日(土)11:00〜16:00

・会場|ウォーターズ竹芝 プラザ(芝生広場)

・参加費用|無料

・URL|https://waters-takeshiba.jp

・注意事項|やむを得ず内容などを中止・変更する場合があります。ご了承ください。

①マインドフルネスin竹芝

都市にいながら自然と調和する、こどもも大人も一緒に楽しめるマインドフルネスプログラム(参加者の年齢層に応じて内容を変えます)。稲葉俊郎医師監修のもと、五感で「いま」を味わう新しいウェルビーイング体験を創出します。ゆらゆらとした水のほとりで、いまここの瞬間を深く味わうマインドフルネスを体験しましょう。心身のセルフケアに役立ちます。

・日時|2025年11月8日(土)11:30~、12:00〜

・会場|ウォーターズ竹芝 プラザ(芝生広場)

・対象|どなたでも

・定員|各回20名

・体験時間|1回15分程度

・参加方法|JRE MALLにて事前予約制

URL:https://event.jreast.co.jp/activity/detail/a026/a026-23

・参加料金|無料

・雨天|雨天時決行、荒天時は中止

監修:稲葉俊郎医師

②竹芝散歩図書室 -まちを図書室に見立てるワークショップ-

本を持ち、場所を選んで、読書する、本を開けば、そこが図書室です

人は、心地よい場所でしか本を読みません

本を手にまちを歩くと、自然と心地よい場所を探すようになります

その視点の変化が、普段は気づかないまちの魅力や新しい発見につながります

散歩図書室は、本を通してまちを楽しむためのワークショップです

本は、心地よい場所を探し出すためのセンサーのような存在です

・日時|2025年11月8日(土)11:00~16:00

・会場|ウォーターズ竹芝 プラザ(芝生広場)

・対象|どなたでも

・定員|なし

・参加方法|直接ブースへお越しください

・参加料金|無料

・雨天|雨天・荒天時は中止

③メタもバース

地球の海は、遊んで守れ!マインクラフトで、海の豊かさを取り戻そう。

・日時|2025年11月8日(土)11:00~16:00

・会場|ウォーターズ竹芝 プラザ(芝生広場)内テントブース

・対象|6歳以上

・体験時間|1回5分程度

・参加方法|直接ブースへ起こしください(先着順)

・参加料金|無料

・雨天|雨天時決行、荒天時は中止

④竹芝からはじまる未来社会共創 - 慶應SDM 山形研究室 公開ゼミ -

都市と自然が共存する竹芝の地から、未来社会のデザインを考える。人・技術・環境のつながりをテーマに、慶應SDM・山形研究室が研究の一端を公開します。学生・企業・市民が共に未来を描く“共創の現場”を、ぜひ体験してください。

・日時|2025年11月8日(土)11:00~16:00

・会場|アトレ竹芝シアター棟1F「SHAKOBA」ROOM B内

・対象|どなたでも

・参加料金|無料

・雨天|雨天・荒天時決行

【慶應義塾大学SFC田中浩也研究室について】

2005年に発足した田中浩也研究室は、デジタルファブリケーション(Fab)の技術と表現を約20年間開拓し続けてきました。

現在は、その技術的蓄積を工学的基盤とし、また新たなデザイン潮流として登場した「トランジションデザイン」を思想的基盤としながら、独自のデザイン体系である「マチモノツクリ」のフレームワークを体系化しようとしています。

マチモノツクリは、中~長期的に「まち」が向かっていくべき、望ましい変化の方向性を具体化するため、すでに私たちの「まち」にあるものを適切に組み替えながら、再編成していくようなつくりかたを志向します。そして、未知のものをつくることを通じて、未来を予祝する新たな参加の輪を増やしていく運動体ともなります。このようなマチモノツクリを、日本の各自治体・地域の新たな 移行をドライブする、社会変革のためのデザイン手法として確立することを目指しています。

・研究室Webサイト|http://fab.sfc.keio.ac.jp/

・X(旧Twitter)|https://twitter.com/4Dfab_lab/

・Instagram|https://www.instagram.com/4d_fab_lab/

・YouTubeチャンネル|https://www.youtube.com/channel/UCFWyMfRVr0tboUCUMiZe7Uw

【慶応義塾大学大学院SDM未来社会共創イノベーション研究室について】

「環境」と「健康」が好循環する未来社会の共創を目指して

未来社会共創イノベーション研究室では、持続可能な未来社会の実現に向けて、社会課題解決や新たな価値を創造するための分野横断的な社会システムのイノベーションに関する研究に取組みます。

具体的には、今後の感染症や気候変動の影響が深刻化する世界にあって、レジリエントでウェルビーングな環境共生型の超スマート社会(Society5.0)の実現を目標として、未来社会への転換に必要なイノベーションを、地域社会の多様なステークホルダーと共創する研究を実施します。

・研究室Webサイト|https://yamagata.sdm.keio.ac.jp/

【ウォーターズ竹芝について】

JR山手線・浜松町駅から徒歩6分、2020年10月にまちびらきした「JR東日本四季劇場[春][秋]・自由劇場」「アトレ竹芝」「メズム東京、オートグラフ コレクション」「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」「竹芝干潟」などからなる水辺の複合施設です。JR東日本グループが開発を行い、一般社団法人竹芝タウンデザインがタウンマネジメントを行っています。

 なお、中央に位置するプラザ(芝生広場)は、来街されたお客さまや地域のお客さまの憩いの空間として親しまれているほか、ドラマ・CM撮影やイベントなどにも広く利用され、訪れる人に「水辺の自由時間」を提供しています。

・公式ウェブサイト|https://waters-takeshiba.jp/

・X(旧Twitter)|https://twitter.com/w_takeshiba/

・Instagram|https://www.instagram.com/waters_takeshiba/

・Facebook|https://www.facebook.com/waterstakeshiba/

・ハッシュタグ|#ウォーターズ竹芝 #水辺の自由時間

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会社概要

URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区海岸1-10-30
電話番号
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代表者名
竹島博行
上場
未上場
資本金
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設立
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