イベント事後レポート【こども店長のお店屋さん】
キッズマーケット:令和7年5月、渋谷区文化総合センター大和田でいるか家による開催。記憶に残る一日に

NPO法人フリースクールまいまいが運営するみんなのリビング『いるか家』(渋谷区幡ヶ谷、鴻池友江代表)は、5月10日に結しぶや(渋谷区文化総合センター大和田9階)で【キッズマーケット】を開催しました。「こどもが主役!本物の商売から生きる力を学ぶ」をテーマに、趣旨に賛同した区内外の7つの団体が参加。子どもたちは手作りの作品や自ら考えた「体験コーナー」のアイデアを持ちより、来場客の呼び込みから接客、価格交渉、会計まで自分たちで取り組み、生活の実践体験を積む貴重な機会となりました。

準備もICT
CANVAなどのアプリを使いこなす小学生。
自分で看板を作りました!
「お店屋さん」の練習会もしました。
「作って売る」のか、「体験を売る」のか。悩みました。
イベントの準備/ハイライト
みんなのリビング「いるか家」にて過ごしていた、絵が好きなこどもと「絵を売る体験をしたいね」という会話をしてからこの話が進みました。せっかくならたくさんのお客さんに見てもらいたいな。という思いから、こどもの居場所を作っている団体やこども食堂団体に声をかけて、協働開催という計画を練りました。開催までに2度のオンラインミーティングを実施。会場の使い方や料金設定の相談、集客の方法やチラシの共有など話し合いは充実しました。
当日は14時の開店から2時間の間に約150名が訪れ、熱心な子どもたちの誘い込む声に引き込まれるように出店ブースを巡りました。開催時刻の途中で開かれた【ステージタイム】では大学生のボランティアたちが場の進行を務め盛り上げました。出店者の子どもたちも、販売の手を休めてステージで歌を披露したり、お店で売る商品の紹介をしたりと大活躍。生き生きと活動する子どもたちの姿に、保護者達も嬉しそう。会場は終始温かいムードに包まれました。


反響・評価
イベント終了後、参加者からは「こどもが生き生きと、上手に接客をしている姿がとてもよかった。このような企画がまた行われると良い」「次の機会があったら我が家も出店したい」などの声が寄せられ、出店者として参加したこどもからは「とても楽しかった」「お客さんに喜んでもらえるのがうれしかった」「次はこんな商品を売りたい」などの声があがり、こどもを引率してきた団体の関係者からは「普段人前に出るのが苦手なこども達が、マイクを持ってしゃべっている姿に驚いた」などの声があり、こどもたちが日頃と違う顔を見せてくれる新鮮な機会となった様子です。

練習会を経て気付く
ストローのままでは工作に時間がかかるからある程度の長さにカットしておこう。お釣りも用意しないとね。そのセリフでお客さん来てくれるかな~??いろいろと気付きがありました。
小さな子のためには店長さんが加工してあげます。
団体ごとにそれぞれの目指すこと、背景は多様です。このイベントを通じてこども達に感じてもらいたいことも多様。「次回は・・・」の声にどう応えていくか、がここからのポイントです。
今後の展開
大盛況のうちに終えた第1回を受け、いるか家ではより規模を拡大して第2回を計画しており、計画から協働してくれる団体を募集しています。同時に、子どもが自ら考え、素敵なお店を出店できるよう、影のサポーターになってくれるボランティアの方も募集しています。この企画に興味を持たれた方からのお問合せをお待ちしています。
担当者コメント

[NPO法人フリースクールまいまい/代表理事 鴻池 友江]
いるか家は平日午後は子どもが主に過ごしますが大人も集まり癒しの時間を過ごしていきます。差別や偏見なく人の話を「聴く」を大事にして、生きづらさを和らげたいと願っています。親子で食べに来られる食堂を開催したり、休日を活用して座談会や勉強会をすることもあります。夏には島でキャンプをして、経験を広げるお手伝いをしています。
活動に興味を持ってくださった方からのご連絡をお待ちしています。
【団体概要】
団体名:NPO法人フリースクールまいまい
団体所在地:渋谷区幡ヶ谷
代表理事:鴻池 友江
設立:2002年9月5日(登記)
事業内容: 青少年の健全育成、親子支援、環境保全、コミュニティ作り、国際協力、障害者支援、社会的養護出身者のアフターケアなど
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