【鎌倉 長谷寺】「観音文化」発信して10年!「観音ミュージアム」で10周年記念展を開催
−坂東三十三観音の貴重画像も−
あじさいをはじめとする四季の花々で知られる、古都・鎌倉の古刹、長谷寺。高さ9メートルの大観音像を本尊とする、歴史的な祈りの場です。
約800年前の鎌倉時代から伝わる貴重な宝物や文化財を展示する施設として、かつての宝物館をリニューアルした「観音ミュージアム」がオープンしたのは2015年秋のこと。
それから10年、観音信仰の総合博物館として、さまざまな発信に挑戦してきました。

今年2025年秋、開館10周年を記念して、長谷寺も名を連ねる「坂東三十三所観音巡礼」の札所寺院各位に特別にご協力をいただき、小特集展を開催するはこびとなりました。各札所の御本尊のお御影(おみえ:御本尊のお姿を描いたお札)をはじめとする貴重な画像を、パネル展示にてご紹介するほか、長谷寺の未公開文化財や、ミュージアムの新収蔵品を公開いたします。

観音信仰の研究者で、観音ミュージアム顧問の宗藤健さんは「歴史のあゆみを通して、いまも続く祈りの「こころ」を感じ取っていただけたらと思います。観音さまや巡礼に興味をもっていただくきっかけになれば嬉しいです」と語ります。
本展終了後の来年2026年には、坂東は12年に1度の午年総開帳を迎えます。ふだんはお目にかかることのできない御本尊に結縁できる、またとない機会です。(詳細は、坂東札所霊場会様のホームページ https://bandou.gr.jp/ をご覧ください。)
未来へと、つながっていく祈りの文化。
いま「観音さま」から目が離せません‼


*坂東三十三所とは
観音菩薩を御本尊とする関東地方の代表的な寺院をむすぶ巡礼地で、鎌倉時代初期までに成立しました。西国三十三所・秩父三十四所とともに日本百観音巡礼を構成しています。鎌倉長谷寺は、第四番札所です。
【展示概要】
会期:2025年10月18日(土)〜2026年1月18日(日)
*12月8日(月)〜12月12日(金)は一部展示替えのため休館いたします。
会場:観音ミュージアム(鎌倉長谷寺境内)
〒248-0016 鎌倉市長谷3-11-2
江ノ島電鉄長谷駅から長谷寺山門まで徒歩5分
入館料:大人(中学生以上)500円 こども(小学生)200円
お問い合わせ:info@kannon-museum.jp
Tel: 0467-22-6100
Fax: 0467-22-6101
【会期中行事】
10月18日 観音会法要 10:00- 長谷寺観音堂
10月18日 学芸員によるオープニングギャラリートーク 11:00-/ 13:00-/ 15:00-
11月1日 長谷寺文庫講座「聖地を歩く、御仏に出会う」 14:30-15:30 長谷寺書院
11月16日 ワークショップ「楽しい御朱印体験」 14:30-16:00 長谷寺書院
*文庫講座とワークショップは、鎌倉芸術祭参加企画です。
https://www.kamakura-geijutsusai.com/2025/
11月18日 観音会法要(写経清浄会) 10:00- 長谷寺観音堂
11月22日-12月7日 紅葉ライトアップ
12月18日 観音会法要 10:00- 長谷寺観音堂
観音御足参り 11:00-19:30(受付 8:00-19:00) 長谷寺観音堂
歳の市 10:00-20:00(16:30- 無料拝観)
12月31日 除夜会/修正会/万灯祈願会
1月18日 観音会法要(初観音) 10:00- 長谷寺観音堂
*各行事の詳細は長谷寺ホームページ https://www.hasedera.jp/ をご確認ください。
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