<事後レポート>全国都市緑化かわさきフェアに向けて、国道横断歩道橋として”全国初”となる芝生緑化社会実験の実施セレモニーを開催!

花の応援ボランティア応援団長 假屋崎省吾さんも登壇

令和6(2024)年、川崎市は市制100周年記念の象徴的事業である「全国都市緑化かわさきフェア」を、今年秋と来年春に開催いたします。この度、川崎駅からコア会場の1つである富士見公園会場へのアクセスルート上にある川崎ハローブリッジ(川崎区)において、国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所と連携して、国道横断歩道橋としては全国で初めて(※1)先駆的な緑化技術の植栽とモニュメントの装飾を社会実験として実施します。

当社会実験の開始に伴い、10月8日(火)に横浜国道事務所長、川崎市長、花の応援ボランティア応援団長を務める華道家・假屋崎省吾さんの3名によるセレモニーを実施しました。

(※1. 国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所の調べによる)

横浜国道事務所長 宮本 久仁彦氏 /  假屋崎省吾さん / 川崎市長 福田 紀彦

登壇者コメント

◆横浜国道事務所長 宮本 久仁彦氏のコメント

今回、全国都市緑化かわさきフェアの開催に合わせまして、川崎市様と連携して歩道橋に植栽とモニュメントを設置するという全国初めての取り組みをさせていただくことができました。改めて福田市長ありがとうございました。また、多くの協賛企業の皆さまに資材の提供をいただいており、関係者の皆さまに感謝申し上げます。この取り組みでは、芝生や花の整備において假屋崎先生が団長に就任いただき、国道花のボランティア応援団の皆さまと維持管理をさせていただくという形で進めてまいります。今回の取り組みで道路空間をより魅力のある空間にしていきたいと考えており、にぎわいの場、憩いの場、歩きたくなる歩道空間を目指していきたいと思います。

◆川崎市長 福田 紀彦のコメント

いよいよ10月19日から緑化フェアが始まりますが、それに先立ってこのハローブリッジに天然芝を植えるという全国初の取り組みにいたりました。宮本所長、假屋崎先生、誠にありがとうございました。ちょうど川崎駅から富士見会場に向かう中間地点にこのような緑のスポットができるということは、フェアに向かう方々のワクワク感を駆り立てくれると思います。

設置したこの場所は4方向から渡ってきて皆が出会う位置にあり、この橋の名称(ハローブリッジ)の通りそこで挨拶が生まれる場所になります。今回の緑化フェアのテーマは「みどりで、つなげる。みんなが、つながる。」とあります通り、国道の上でまさにみんながみどりで繋がった、というスポットになるのではないかと思います。

また、この度はたくさんの協賛企業の皆さまのご協力をいただいており、色々な方のご協力があってこの取り組みができたことを感謝いたします。

多くの皆さまがここを通過して、ワクワクしながら富士見会場に向かっていただけることを期待したいと思います。

◆假屋崎省吾さんのコメント

川崎市市制100周年ということで本当におめでとうございます。この度は応援団団長として、いくらでも応援をしたいと思っております。

今実際にハローブリッジのこの場所に立って、本当に美しい緑と学生の皆さまの絵が迎えていただけるということで、緑の豊かさ、素晴らしさを感じます。

そして、無機質で人工的な空間に自然の色、そして色彩豊かな植栽で人々を迎え入れてくれることがとっても幸せなことに結びつくのではないかと思います。

道というものは未来に繋がるということだと思います。川崎市で100年から200年、300年と、人々がこの道を通りながら明るい未来に向かっていくというお手伝いができればとっても嬉しいです。

セレモニー開催概要

■日時: 令和6年10月8日(火)14:00~14:30

■場所: 川崎ハローブリッジ(国道15号と川崎市役所通りの交差点)

■プログラム: 横浜国道事務所長、川崎市長、假屋崎省吾さんによる挨拶、実証実験サインボードへの3者サイン及び記念撮影、芝生の体感

国道横断歩道橋の芝生緑化社会実験取り組み概要

<全体の概要説明>

川崎駅から富士見公園(全国都市緑化かわさきフェアのコア会場)までの主要なアクセス道路にある「川崎ハローブリッジ」において、国道の横断歩道橋としては、全国初(※1)の張芝による社会実験を実施します。

先駆的な緑化技術(薄層芝生緑化、芝改良品種)の活用とモニュメント設置は、緑化メーカー等({順不同}南出株式会社、富士化学株式会社、株式会社よみうりサポートアンドサービス、西武造園株式会社、株式会社伊藤商事)からの協賛によるものです。また、川崎ハローブリッジから見える国道15号の中央分離帯等に設置された植栽は、地元小学校の児童が育てた花の苗と、首都高速道路株式会社、国営昭和記念公園、国営ひたち海浜公園からそれぞれ球根等をご提供いただきました。

国土交通省のボランティア・サポート・プログラムの中で、国道15号を管理する横浜国道事務所が、假屋崎省吾氏を全国都市緑化かわさきフェア国道花のボランティア応援団の団長として認定しており、国道15号のハンギングバスケット(球体の植栽基盤に花を植えたもの。今回は下から棒で支えるスタンディングタイプを企業協賛で使用)は、同応援団の皆様に日常管理をしていただきます。横浜国道事務所・全国都市緑化かわさきフェア国道花のボランティア応援団・本市で本年6月に協定を結び、かわさきフェア期間中の道路美化・清掃作業をボランティア主体で実施します。

植栽&モニュメントの全体像
芝生の様子
植栽の彩り

<社会実験に使用している技術とは>

今回はみどりのまちづくりを実現する社会実験として、歩道橋という土のない場所でも植物が育つ環境をつくりだす技術を活用しております。その技術は大きく「芝生の緑化基盤」「新品種の芝生」に分けることができます。

◆芝生の緑化基盤

・育成=岩石由来の保水マットは体積の85%の水を保持し、薄層でも根に水と空気を安定的に吸収

・潅水/節水=保水マットは、水をすみやかに上下左右に拡散するとともに、7日間程度保水

・施工=施工の容易なプラスチックポードとアルミスタンドにより、場所に応じて自由なデザインを実現

◆新品種の芝生

・初期生育が旺盛で緑度が濃い

・芝生の密度が高く、きめ細やかで踏圧に強い

<花の応援ボランティア応援団長・假屋崎省吾さん>

今回、花のボランティア応援団長に就任された假屋崎省吾さんは、これまでに市立川崎高等学校附属中学校の1年生及び保護者を対象にしたキャリア学習講演などの活動を行いました。さらに、市立川崎高等学校の生徒さんが考案したコンセプトをもとに假屋崎さんがデザインし、協働で富士見会場のフォトスポット「Floraloa Fantasia(フローラリア・ファンタジア) by假屋崎省吾」を制作いたします。

◆プロフィール

華道家。假屋崎省吾花教室主宰。美輪明宏氏より「美をつむぎ出す手を持つ人」と評され、繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚には定評がある。日本はもとより世界各地で日本伝統文化の「華道」を広める活動にも精励する。クリントン元米大統領来日時や、天皇陛下御在位10年記念式典・花の総合プロデュース、能・狂言や舞台美術などを多数手掛ける。2023年華道歴40周年を迎え、活動の幅を益々発展させている。

「全国都市緑化かわさきフェア」概要

全国都市緑化フェアは、市民一人ひとりがみどりの大切さを知るとともに、みどりを守り、たのしめる知識を深め、みどりがもたらす快適で豊かな暮らしがあるまちづくりを進めるため、昭和58(1983)年から毎年、全国各地で開催されている「花と緑の祭典」です。

かわさきフェアは、市制100周年の象徴的事業として、これまでの歴史や資源、強みなどを振り返り、次の100年に向けて、みどりについて皆さんと一緒に考え行動することで、誰もが暮らしやすく住み続けたいまちへとつなげていくため、開催します。

南部から北部まで、地域ごとに様々な顔を持つ川崎の多様な魅力や強みを発信するため、市域全体を会場として捉えて、コア会場ではメインガーデンに加え、ガーデンコンテスト、飲食、物販、音楽イベントなど多彩な体験・体感の場を用意しています。

会場:富士見公園、等々力緑地、生田緑地 ほか

開催期間:秋 2024年10月19日(土)~11月17日(日)/春 2025年3月22日(土)~4月13日(日)【全国初の2回開催】

・公式HP: https://green-for-all-kawasaki2024.jp/

・Facebook: https://www.facebook.com/gfa.kawasaki2024

・X: https://x.com/gfaKawasaki2024

・Instagram: https://www.instagram.com/gfa_kawasaki2024/

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会社概要

URL
https://green-for-all-kawasaki2024.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
神奈川県川崎市川崎区宮本町1
電話番号
044-200-2111
代表者名
福田紀彦
上場
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資本金
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設立
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