+0.2「KYUKA flower vase」がNY Product Design Awards 2025で金賞を受賞
インテリアブランド「+0.2」の「KYUKA flower vase」がNY Product Design Awards 2025で金賞を受賞しました。

■NY Product Design Awards とは
単なる機能的な製品ではなく、未来を見据えた革新的で創造的なプロダクトデザインを称える国際的なデザイン賞です。
2025年のテーマ「明日を再想像せよ(Reimagine Tomorrow)」のもと、日常を見直し、限界に挑み、まだ見ぬ可能性を切り拓くデザイナーやクリエイターたちの挑戦を評価しています。

受賞ページ:https://nydesignawards.com/winner-info.php?id=3617
■受賞作品について
KYUKA(休花)は、花を「挿す」のではなく、そっと「休ませる」という新たな発想から生まれた花器です。
従来、花瓶は花を水に挿し、縁に立てかけて飾るものとされてきました。しかし KYUKA(休花)は、花をやさしく支え、まるで休ませるように飾ることができます。
私たちは日常の中で、自然の“最も美しい瞬間”ばかりを求めがちですが、あらゆる段階にはそれぞれに、静かな美しさが宿っています。KYUKA(休花)は、咲き誇る姿だけでなく、静かに散っていく姿にも、価値があることを気づかせてくれます。
日本の美学「侘び寂び」は、不完全さや、自然の成長と衰退のサイクルの中にこそ美を見出す考え方です。KYUKA(休花)はこの哲学を体現し、花の一生に寄り添いながら、そのすべての瞬間に敬意を払い、見る人に心の安らぎと静かな豊かさをもたらしてくれる存在です。
3Dプリント技術を用いて作られており、植物の有機的な曲線に調和するフォルムを実現しています。
素材には植物由来の PETG 樹脂を使用し、環境にも配慮しています。


HP:https://www.plus-zeropointtwo.com/
■+0.2(プラスレイテンニ)について
3Dプリント造形専門のインテリアブランド。
感情や自然の揺らぎを「カタチ」にすることを目指し、従来のものづくりの延長線上にあるモノではなく、新しい存在を創りだすことを目指しています。「既存製品を3Dプリントで代替する」という考えから脱却し、3Dプリントによって生まれる新たな価値や可能性を追求しています。
HP:https://www.plus-zeropointtwo.com/
■株式会社内田空間意匠工房について
内田空間意匠工房は、福岡を拠点とする建築デザイン事務所です。住宅、店舗、家具、雑貨など、多様なデザインを手がけています。2024年には、3Dプリント技術を活かしたインテリアブランド「+0.2(プラスレイテンニ)」を立ち上げました。
会社概要
社名:株式会社内田空間意匠工房
本社所在地:福岡県福岡市博多区豊1-3-8-403
代表取締役:内田 剛司
事業内容:空間に関するデザイン・設計・企画・ディレクション
お問い合わせ先:info@usd-studio.com
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