高校生が未来の養蜂家に!三重県立四日市農芸高校が県内初の学校養蜂に挑戦
~ ミツバチから学ぶ「命」と「環境」の技術支援 ~
株式会社松治郎の舗(本社:三重県松阪市、代表取締役:水谷俊介)の代表取締役である水谷俊介は、三重県養蜂協議会会長として三重県立四日市農芸高校の生徒の皆様への養蜂指導支援に取り組んでいます。
2025年、三重県立四日市農芸高等学校では、県内の高校で初となる本格的な養蜂活動がスタートしました。
この取り組みは、畜産動物を学んでいた生徒の「ミツバチも育ててみたい」という声から始まり、学校の新たな挑戦として始動。学校内での養蜂プロジェクトが本格的に動き出しています。

■ 生徒の好奇心から生まれた「学校での養蜂」
三重県立四日市市農芸高等学校ではこれまで牛や豚など畜産動物を学んできましたが、ある日生徒から「ミツバチも育てられないか?」という素朴な疑問が上がりました。
この声をきっかけに、「県内初の高校養蜂」として教育活動に取り入れたことが、このプロジェクトの出発点です。
生徒たちは命の重さを学びながら、蜂の飼育・蜜の採取・環境の循環について現場で実践的に学んでいます。将来的にはこの経験が、農業や養蜂への進路選択に繋がることも期待されています。

■ 養蜂の技術と想いを、100年企業「松治郎の舗」が継承支援
創業100年以上の歴史を持つ「松治郎の舗」(本社:三重県松阪市)代表取締役であり、三重県養蜂協会会長でもある水谷俊介は下記のように述べています。
「ミツバチは、花粉を運ぶことで自然の生態系を支える存在。しかし近年は気候変動や農薬の影響などで、その数が世界的に減少しています。この学校での養蜂活動は、そんな現実を身近に感じながら、「命を育てる」「環境と共生する」農業の本質を体感できる貴重な学びの場です。
月1回以上の定期訪問を通じて、生徒たちに養蜂の基礎や季節ごとの管理、採蜜技術などを直接指導することで、「地域貢献」や「食育」の観点からも、次世代へ技術を伝える活動に取り組んでいます。」
■ 環境と食の未来を見つめる、次世代型の農業教育へ
三重県立四日市市農芸高等学校では今後、ミツバチの維持管理を通じて、地域の皆さんにも養蜂の魅力を伝える情報発信の拠点を目指しています。また、ここでの経験が、将来の進路として“養蜂”や“地域農業”を選ぶきっかけになることも視野に入れ、この活動を推進しています。
■ 学校と地域、そして未来をつなぐプロジェクト
6月の初旬には、初めての採蜜が実施され、実際に生徒の皆さんにはちみつ作りも挑戦していただくことができました。この「学校養蜂」は、農業高校の教育をより実践的に、そして地域に根ざした形へと広げていくモデルケースです。
「松治郎の舗」および「三重県養蜂協会(三重県蜜蜂協議会)」そして「三重県立四日市市農芸高等学校」の協働によって、環境・教育・地域産業の未来に希望の花が少しずつ咲き始めています。

株式会社松治郎の舗について
株式会社松治郎の舗は、創業1912年の老舗養蜂専門企業として、日本の自然と調和しながら、高品質のはちみつやローヤルゼリーを生産・販売してまいりました。「自然からの贈り物であるミツバチ製品を通じてお客様を笑顔でいっぱいにする。」を企業理念とし、はちみつや養蜂に関する知識を広く社会に伝える活動を続けることにより持続可能な養蜂を実践し、環境保護活動や地域貢献にも積極的に取り組み、未来の環境保全に貢献してまいります。
お問い合わせ先
株式会社松治郎の舗
広報担当: 水谷・小野
〒515-0083 三重県松阪市中町1873番地
TEL: 0598-26-8133
Email: media@matsujiro.co.jp
すべての画像