島根電工、浜田市紺屋町商店街の老朽街路灯を無償撤去
― 地域の安全確保に貢献、新入社員の実地研修の場としても活用 ―
『あたりまえの毎日をつくる』をスローガンに掲げる島根電工株式会社(本社:島根県松江市、代表取締役社長:野津 廣一)は、この度、島根県浜田市中心部の「紺屋町商店街」に設置されていた老朽街路灯の撤去工事を無償で実施いたしました。この活動は、地域の安全確保に貢献するとともに、浜田市出身の新入社員が慣れ親しんだ地元の安全を守る、貴重な実地研修の機会ともなりました。
【背景】 撤去費用を捻出できず、損壊の恐れがあった街路灯
浜田市紺屋町商店街では、1998年に設置された街路灯(全24基)の老朽化が進み、長年の風雨により損壊の恐れがありました 。約2年前から配電盤が故障し、点灯する照明は24基のうち8灯のみという状況でした 。商店街組合は、島根県出雲市での街路灯倒壊事故を受け浜田市に相談しましたが、撤去費用の補助はなく、組合の加盟店減少などもあって費用の捻出が困難な状況にありました 。
当社(島根電工西部支店)がこの窮状を新聞報道で知り、日頃お世話になっている地域社会の安全・安心に貢献したいとの思いから、無償での撤去協力を申し出ました 。

【活動概要】
商店街のメインストリート約280メートル区間において、不要となった以下の設備の撤去を行いました 。
工事内容: 吊り下げ照明器具22台、スピーカー9台、関連配線の撤去
作業期間: 2025年7月22日~24日
作業場所: 島根県浜田市 紺屋町商店街
【新入社員教育の場として】
本活動は、若手社員の育成を目的とした実地研修の場としても活用されました 。当社の工事長である先輩社員・重富 凌雅が指導役となり、今春入社した新入社員の出雲 海皇(いずも かいおう)に対し、以下の実践的な指導を行いました 。
高所作業の安全管理: 高所作業車の安全な操作方法、フルハーネスの正しい使用方法
公道での作業における安全確保: 道路使用許可申請の重要性、作業区画の設定、交通誘導員の配置など
【関係者コメント】
■ 紺屋町商店街組合 理事長 段原 良則 様
「風で大きく揺れる日もあり、撤去してもらえ本当にほっとした」
■ 当社新入社員 出雲 海皇
「地元の安全安心な暮らしに貢献できてうれしい」


島根電工グループは、今後も「地域社会への貢献」という経営理念のもと、事業活動を通じて人々が安全・安心に暮らせる社会の実現に積極的に取り組んでまいります。
【島根電工株式会社 概要】
会社名:島根電工株式会社
代表者:代表取締役社長 野津 廣一
本社所在地:島根県松江市東本町五丁目63番地
設立:1956年4月
事業内容:電気設備工事、電気通信設備工事、管工事(空気調和設備、給排水衛生設備)、消防施設工事、上記各種設備の設計・監理及びメンテナンス業務、フランチャイズ事業:全国35社37事業所(2025年7月現在)
グループ会社:岡田電工株式会社(鳥取県米子市)、シンセイ技研株式会社(島根県松江市)、協和通信工業株式会社(島根県松江市)
【本件に関するお問い合わせ先】
島根電工株式会社 経営企画本部 経営戦略部 小畑 香織
電話:0852-26-2833
Email:kobata@sdgr.co.jp
【報道関係者各位】
本プレスリリースに関するご取材など、お気軽にお問い合わせください。
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