患者の68.9%がキャッシュレス利用を希望─一方で医療機関は現金中心(80.6%)
医療機関の会計体験に関する意識調査を実施
医療機関での支払いは、患者体験にどれほど影響しているのか。
株式会社APOSTROは、全国1,000名を対象に医療機関での会計体験やキャッシュレス決済に関する意識調査を実施しました。
その結果、68.9%が「キャッシュレス決済を使いたい」と回答したほか、支払いに不便を感じた人は38.4%にのぼるなど、患者体験に直結する課題が明らかになりました。
また、支払いのスムーズさは医療機関全体の印象に影響する(56.3%) との回答も得られ、
会計フローは患者が医療機関を評価するうえで重要な役割を持つことがわかりました。

■ 調査の主なポイント
● 約7割が「医療機関でもキャッシュレスを使いたい」と回答
支払い時にキャッシュレス決済を使いたいと回答した人は 68.9% にのぼり、医療機関におけるキャッシュレス化への期待が強いことがわかりました。
一方、実際に患者が通う医療機関で利用できる決済手段は「現金」が 80.6% と依然として中心で、社会全体のキャッシュレス比率42.8%(※経済産業省調査データ)とのギャップが課題の一因であると考えられます。
※経済産業省「キャッシュレス実態調査」(2024年)より引用。
● 支払い時の不便は「待ち時間」と「現金対応」に集中
支払いで不便を感じたと回答したのは 38.4%。
その内訳としては、
・待ち時間が長い:55.9%
・現金しか使えない:33.4%
・キャッシュレス決済に対応していない:21.8%
が上位に挙がりました。
また、支払い手続きにストレスを感じる人(5段階中4または5)は 36.2% にのぼり、
会計の負荷が患者体験に影響していることが示唆されました。
● 支払いのスムーズさは医療機関の印象に直結
「支払いのスムーズさが医療機関全体の印象に影響する」と答えた人は 56.3%。
会計は外来導線の最後に位置するため、医療体験の“最終印象”を左右する重要なポイントとなっています。
■ 今回の取り組みについて
本リリースでは、調査で取得した結果の一部を速報として公開しています。
調査の背景、詳細データ、医療現場の文脈を踏まえた解説については、あわせて公開したnote記事にて詳しくご紹介しています。
▼ noteはこちら
医療機関の会計体験に関する実態調査──1,000名の回答と公的統計から見える改善のヒント【支払い編】
※本記事で使用している調査データおよび図版は、株式会社APOSTROが独自に実施した調査に基づき作成しています。
※引用・転載の際は、出典(株式会社APOSTRO)を明記のうえご利用ください。
【調査概要】
調査対象:全国の15歳〜80歳の男女
調査機関:自社調べ(調査ツール Freeasy 使用)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年12月2日
有効回答数:1,000名
■ 会社概要
株式会社APOSTRO
所在地:東京都文京区大塚3-20-1 紅屋茗荷谷ビル6F
代表者:代表取締役 日置 真太郎
■ お問い合わせ先
株式会社APOSTRO 広報窓口
Email:contact@apostro.co.jp
電話:03-3815-5144
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