アクセルアフリカ、TICAD9にて全体で2番目に多い22件のMOUの締結を発表！

日本とアフリカの新たな共創エコシステムの構築を加速へ！

株式会社アクセルアフリカ

2025年8月27日 20時28分

株式会社アクセルアフリカ（本社：香川県高松市、代表取締役：横山裕司）は、2025年8月20日から横浜で開催された第9回アフリカ開発会議（TICAD9）において、アフリカ各国の政府機関・民間団体・スタートアップとの間で合計22件の覚書（MOU）の締結を発表しました。

今回、TICAD9に合わせて確認された協力・協業に関する署名文書は過去最大の324件に達し、前回TICAD8（92件）を大きく上回る結果となりました。アクセルアフリカはその中で、豊田通商株式会社（44件）に次ぐ第2位のMOU件数を記録し、日本とアフリカの共創をリードする存在としての地位を示しました。

カケハシアフリカを通じたアフリカ全域のネットワーク構築

今回のMOU締結には、ベナン、ボツワナ、カメルーン、コートジボワール、エチオピア、ギニア、リベリア、マダガスカル、マラウイ、マリ、モロッコ、ニジェール、ルワンダ、シエラレオネ、南スーダン、トーゴ、ウガンダといった17カ国の「カケハシアフリカ」支部が含まれています。アクセルアフリカは、これらのパートナーと戦略的な協力関係を構築し、日本企業とアフリカ企業を結ぶ強固なネットワークを拡大しています。

カケハシアフリカ支部の取り組みは、2025年8月20日にJICA横浜センターで開催されたテーマ別イベント「ABEイニシアティブ・TOMONI Africa関連イベント：ABEイニシアティブのこれまでとこれから～更なる架け橋人材の育成を目指して～」にて発表されました。本イベントは独立行政法人国際協力機構（JICA）が主催し、国際大学や神戸情報大学院大学が共催したものです。

アクセルアフリカ代表の横山は同支部との取り組みを紹介するともに、「ABEイニシアティブ修了生が帰国後も日本とのつながりを維持できる仕組みが必要です。私たちも日本とアフリカをつなぐ『架け橋』となり、日本企業がアフリカで活動しやすいエコシステムの構築を目指します」と述べ、今後のビジョンを示しました。

さらに、KAKEHASHIマダガスカルとは、TICAD9併催イベント「TICAD Business Expo & Conference（展示ホールB/C）」内のJapan Fairにおいて、アクセルアフリカの展示ブースで活動紹介パネルを設置し、展示ホールDでは共同出展を実施しました。

加えて、TICAD9に先立ち東京のマダガスカル大使館で開催された「日マダガスカル商工会公式発足イベント（2025年8月18日）」にも参加し、現地関係者との親睦を深めました。本イベントには、多数のマダガスカル人に加え、マダガスカルに関わりのある日本人も多く来場しました。当日は、バニラやカカオ、アクセサリーなどマダガスカル特産の農産物や工芸品が展示され、来場者にとってマダガスカルの文化を深く知る貴重な機会にもなりました。

次世代の産業・教育・スタートアップ支援

ケニアではCollins Consulting International Limitedと連携し、ケニア人所有のBPOおよびコンタクトセンターの発展を支援します。

さらに、カメルーンのMountain Hubと共同でスタートアップ・エコシステムの促進を行うほか、Power Learn ProjectやWADA Globalと提携し、ブロックチェーン教育・Web3イノベーションを推進します。

これらの取り組みは、次世代産業の基盤づくりやアフリカの若者のスキル開発に直結するものであり、日本企業にとっても新たな市場機会を創出することが期待されます。

写真：カメルーンでスタートアップエコシステムの創出するMountain Hubの皆さんと

写真：Power Learn Projectと卒業した若手ソフトウェアエンジニアたちと

投資促進に向けた政府機関との連携強化

アクセルアフリカは、タンザニア投資センター（TIC）およびザンジバル投資促進庁（ZIPA）ともMOUを締結し、現地での投資環境整備や日本企業の進出支援に向けた枠組みを構築しました。本MoUは2025年5月26日、大阪・関西万博「タンザニアナショナルデー」に合わせて来日したマジャリワ首相立ち会いのもとで開催された「タンザニアビジネス投資観光フォーラム」にて署名されたものです。

TICは投資家に対するワンストップサービス機関として、プロジェクト登録からライセンス取得、税制優遇制度の案内、操業後のフォローアップまでを包括的に支援しています。ZIPAも同様に、ザンジバルへの投資許認可、インセンティブ提供、行政調整を担い、投資家活動を強力にサポートしています。

今回のMOUにより、アクセルアフリカは両機関と連携し、①最新の投資環境情報の提供、②現地パートナーとのマッチング、③手続きに関するアドバイザリー、④政府機関との協調による投資インセンティブ案内を行う体制を整備しました。

この枠組みにより、日本企業はタンザニアおよびザンジバル市場への円滑な進出が可能となり、東アフリカにおける事業機会の拡大に向けた環境が強化されます。アクセルアフリカは今後も、投資環境整備と文化・人材交流の両面から、持続可能な地域経済発展に寄与していきます。

パートナーシップに関心のある方へ

アクセルアフリカは、これらのパートナーシップを通じて培ったネットワークや提携先の力を最大限に活用し、日本とアフリカの共創をさらに前進させてまいります。

弊社では、アフリカ現地企業と日系企業の共創事業創出をサポートしており、実際にアフリカ各国で繋がりのある企業・団体から、日系企業とのコラボレーションを求められるケースも増えてきています。

その中で、どのような企業・団体が日系企業に強い関心を寄せているのか、またどのようなパートナーシップを求めているのか についてもご紹介可能です。

アフリカでのビジネス展開や連携機会にご興味・ご関心をお持ちの企業・団体の皆さまは、ぜひお気軽に弊社アクセルアフリカまでお問い合わせください。

会社情報

株式会社アクセルアフリカは『日本とアフリカ諸国を繋ぎ、社会課題解決型ビジネスを共創することで、アフリカの持続的成長に貢献する』をビジョンに日本企業のアフリカ進出をサポートする事業開発コンサルティング会社。日系企業向けにアフリカにおける市場調査、現地視察支援、事業開発の伴走支援や大学向けに研修プログラムなどを提供。ケニアに拠点を持ち、アフリカの主要国をカバーしている。