中高生が ホームレスの支援活動。コロナ禍で増加した孤立無援で困窮する方のためにNPO法人と連携して活動中。

自由学園男子部・女子部(中等科・高等科)東京都東久留米市

自由学園男子部・女子部(中等科・高等科)では、2学期から登校が始まり、生徒たちが呼びかけて、学校や寮を差別などが起こらない、互いを大事にするよりよい社会にしたいと励んでいます。
一方、コロナ禍にあって、社会のために自分たちが力を出せることはないだろうかと声を挙げた男子部高等科2年の生徒が、自主的にグループを作り、休校中から活動を始めました。
このグループは、教師のサポートにより池袋周辺でホームレス状態にある方々を支援するNPO法人「TENOHASI」とつながり、同法人とその協働パートナーの国際NGO「世界の医療団」が実行している活動に参加しています。
これまでに、おにぎりやマスクを作って届けたりすることなどをしてきました。
マスク作りには、呼びかけに答えた女子部生徒も参加しました。

「よい社会を創るためには、弱い立場の人たちに寄り添いサポートをすることが必要だ、ソーシャルアクションをしよう!」
この考えに立ってグループは活動を続けており、次回は10月21日(水)におにぎり100個を作って池袋周辺で活動する予定です。

■ グループの生徒たちは、継続的な支援活動をしたいと推進中

ホームレス状態の方々への支援活動をしている自由学園男子部のグループは現在8名。中等科1年生から高等科3年生まで、様々な学年から希望者が集まりました。
発起人が高等科2年生であったことから、高2の生徒3名が中心となって活動を推進しています。

活動の詳細は、「活動のきっかけ」「これまでの活動」の欄をご覧ください。
 

発起人の生徒は、「このボランティアは、ほんの一歩目に過ぎないと思っています。この活動で知った現状を、今後幅広い世代に広めていく必要があると感じています。そして、ホームレスになってしまう前に事前解決できる社会を作っていく足掛かりにしていかなくては。」と話しています。

自分たちでご飯を炊き、おにぎりを作る自分たちでご飯を炊き、おにぎりを作る

 

完成したおにぎり完成したおにぎり

 

池袋周辺で支援活動をしているNPO法人、国際NGOの方々とご一緒に、作ったおにぎりを配る池袋周辺で支援活動をしているNPO法人、国際NGOの方々とご一緒に、作ったおにぎりを配る

 

■活動のきっかけと特定非営利活動法人TENOHASIとのつながり
「TENOHASI」 https://tenohasi.org/は、「困っている人がいれば、誰かが手を差しのべる。そんな地域社会を目指して」を目標に、池袋周辺のホームレス状態の方々を支援する活動を展開しているNPO法人です。
副学園長・男子部長の更科幸一が、以前より個人的に支援をしていた関係で「TENOHASI」の理事 清野賢司氏と知り合い、今、社会でどのようなことが起こっているのかを生徒に伝えたいと、休校中の3月に清野氏のインタビュー動画を男子部生全員に向けて配信しました。その折に、「コロナ禍で、そこまで必要としていない人にも10万円が支給されている。でも、とても苦しんでいるのにその人には10万円が入らない場合もある。自分たちで出来ることは何か。よい社会を創るためには、弱い立場の人たちに寄り添い、サポートをすることも必要だ。ソーシャルアクションをしよう。」と生徒に伝えました。

休校中の1学期、オンライン授業を受けるだけでなく、コロナ禍にあって社会のために何か出来ないかと考えていた高等科2年生の一人の生徒が、連休明けに男子部生全員に対してプレゼンテーションを行い、一緒に活動をする人を募りました。集まったメンバーで何をするか相談している中で、更科部長からの提案もあり、ホームレスの方々を支援する活動が始まりました。

生徒が制作したプレゼンテーション用の画像 https://prtimes.jp/a/?f=d5382-20201012-2130.pdf

■これまでの活動
1. 7月8日(水) 活動に参加・同行し実態について学ぶ
「TENOHASHI」と「世界の医療団」の活動に参加して同行させて頂く。
失業や家族との絶縁、病気や障がいなど、それぞれ異なる事情があって孤立無援となり、路上生活を余儀なくされている方々がいて、日々の食事にも困っている実態を学ばせていただいた。


2. 8月19日(水) おにぎり作りを自分たちで企画し実行
生徒が自分たちで企画準備して、ご飯を炊いておにぎりを123個作り、池袋周辺で配る。
池袋の指定された公園で配ること、周辺を歩いて路上の方におにぎりを配る「夜回り」に参加した。お米は、休校のために使われなかった自由学園にあったお米を提供し、保護者から寄付されたゆかりを使用。「夜回り」には、更科部長とスクールソーシャルワーカーも同行した。

 

女子部の生徒も手伝って縫った手作りの布マスク女子部の生徒も手伝って縫った手作りの布マスク

3. 9月18日(金) 手作りの布マスクを届ける
マスク作りもメンバーが企画し、呼びかけに答えた女子部高等科の生徒
3名が手伝ってミシンで縫う。
8月に10枚試作品を届けて、その後改良したもの78枚を「TENOHASI」にお届けして配布して頂く。

※活動の企画を立てて推進することは、生徒がしています。教師は、要所要所でサポートをしたり、アドバイスをしたりしながら活動を見守っています。

 ■これからの活動について

 10月21日(水)おにぎり100個を作って配る支援活動をします。
グループの生徒がおにぎりを約100個作り、その日の夜、「TENOHASI」「世界の医療団」の方々と一緒に池袋周辺で配る予定です。
 

グループの生徒は、おにぎり作りなどの支援活動を定期的に行っていきたいと考えています。

自由学園では、これまでも生徒たちが震災での支援活動などを経験してきましたが、自然災害とは異なる事情で路上生活となり、食べ物にも困るような方々を支援する活動は初めてのことです。
生徒たちは、困っている方々の役に立ちたいという気持ちを持っており、また、この活動を通して実情を目の当たりにして感じることも多く、社会の在り方や差別などについても考えさせられ学んでいます。

■学校法人自由学園 https://www.jiyu.ac.jp
1921年に共にジャーナリストであった羽仁もと子・吉一夫妻により創立。来年2021年に創立100周年を迎える。
設置校:幼児生活団幼稚園 初等部(小学校) 男子部・女子部(中等科・高等科) 最高学部(大学部)
中等科以上は寮があり、国内各地、また海外から入学している。2024年に中・高が男女共学となる。
 
■本プレスリリースのお問い合わせ先
〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15
自由学園広報本部
メール kh@jiyu.ac.jp

自由学園男子部 昼食後の休憩時間にサッカーを楽しむ自由学園男子部 昼食後の休憩時間にサッカーを楽しむ

 

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