API制限回避のためTwilogの自動更新を停止、5月1日導入の有料プランで対応の予定
手動での更新(ツイート取得)には引き続き対応
トゥギャッターは2023年5月1日にX(Twitter)社とエンタープライズAPIの利用契約を締結し、同月に買収したTwilogを再始動。円安の影響も受けつつ高額な使用料を支払いながらTogetter/min.t/Twilogを継続させ、Twitter(X)ならではのカルチャーに貢献してきました。
しかしTwilogがエンタープライズAPIの5000万件/月というツイート取得数の制限を圧迫しており、制限に達するとTogetter/min.tのまとめ作成時のツイート取得も不可能となるため、このままTwilogの全ユーザーの自動更新およびツイートの無制限取得を継続することは難しいと判断。自動更新を停止しました。今回の有料プラン導入は、一部に制限を設けることによって「Twilogを必要としているユーザー」が使い続けられるようにするための措置です。
有料プランは2024年5月1日に導入予定で、「自動更新」「ツイートの無制限取得」は暫定的に維持するほか、「ユーザーページの広告非表示」にも対応。今後は新機能として「いいねやブックマークの取り込みと全文検索」「X社提供のアーカイブからのインポート」などの実装を予定しており、さらにBlueskyやMastodonといったSNSのログへの対応も構想中です。
5月1日以降も引き続き無料でのTwilog利用は可能ですが、手動での更新が必要になるほか、ツイートの取得数に制限を設ける予定です。また、Twilogの自動更新は本日2024年4月24日に停止のため、5月1日までは手動で更新していただく必要があります。有料プランの詳細は5月1日に発表しますので、続報をお待ちください。
■「Twilog」について
Twitter(X)のツイート(ポスト)を自動的に記録し、見やすいブログ形式で保存する「Twilog(ツイログ)」[URL: https://twilog.togetter.com ]は、個人開発者のロプロス(@ropross)氏が2009年から開発・運営してきたサービスです。Twitter APIの有償化に伴い2023年4月から新規ツイートの取得ができない状態になっていましたが、トゥギャッターが買収し、Togetterとの統合により2023年5月にサービスを再開しました。
■「Togetter」について
2024年に15周年を迎える「Togetter(トゥギャッター)」[URL: https://togetter.com ]は、Twitterのタイムラインからユーザーが自由にツイートを抽出し、リアルタイムに編集・公開できる「ツイートまとめサービス」です。一瞬でつぶやきが流れていってしまうTwitterから「Togetter」で話題ごとにツイートを抽出してまとめることで、ツイート単体では得られなかった価値を生み出すことが可能です。
■トゥギャッター株式会社について
トゥギャッター株式会社は、Twitterに投稿されたツイートをまとめられるサービス「Togetter」の運営を目的として設立された企業です。代表者である吉田俊明が2009年9月に個人でサービスインした「Togetter」を、ユーザー数増加やサービスの安定供給および強化への対応のため、2010年6月末に法人化しました。「Twilog」「Togetter」のほかに、よりシンプル&クローズドなツイートまとめサービス「min.t(ミント)」[URL: https://min.togetter.com ]を展開しています。
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