“コロナに打ち克った証”として、3日間の小説創作ハッカソン「NovelJam 2021 Online (ノベルジャム2021オンライン)」を8月に開催。はじめて全国から参加者を募集します。
小説創作イベント『NovelJam』の参加者を募集
「NovelJam」は、「著者」+「編集者」+「デザイナー」がチームを組んで、小説を書いて電子書籍として販売するまでを、一気に押し進める、短期集中型創作のライブパブリッシングイベントです。特定非営利活動法人HON.jp(東京都練馬区、理事長 鷹野凌)が企画・運営しており、2017年に始まったこのNovelJamも、今回で5回めの開催となります。
これまでに、総計のべ134名の参加者が、70作品の小説をリリースしています。
- 2017 参加26名(著者16名+編集者10名) 16作品 ※1
- 2018 参加32名(著者16名+編集者8名+デザイナー8名) 16作品
- 2018秋 参加32名(著者16名+編集者8名+デザイナー8名) 16作品 ※2
- 2019' 参加44名(著者22名+編集者11名+デザイナー11名) 22作品
※1 途中棄権・辞退を除く
※2 2018年電流協アワード特別賞受賞
2017年は1泊2日で始まったものが、2018年には2泊3日の合宿形式に拡大、会期も販売合戦を含めてゴールまで1ヶ月以上を要するようにパワーアップするなど、毎回ルールや開催条件を進化させてきました。2019年の第4回では会期圧縮と参加者枠拡大など、常に新たな試みにもチャレンジしています。
また、2020年には新潟県阿賀北で初の地方開催イベント「阿賀北ノベルジャム」が開催(HON.jpも支援を行っている)されるなど、じわじわとその輪は広がっています。阿賀北ノベルジャムはNHK「おはよう日本」でも紹介され、大きな話題となりました。
2021年の今回は「いましかできないNovelJamをやろう」を合言葉に、現在の環境を鑑みて、「NovelJam 2021 Online」と銘打ち、全面リモート環境による「オンライン」での開催となります。
すべてオンラインで行うことにより、開催地に縛られず、全国津々浦々から参加者を募ることができ、一層エキサイティングな創作ができるのではないかと期待しています。コロナ禍だからこそ実現しえる、フルリモートでのNovelJam。はじめて顔をあわせる参加者同士による短期集中型の共同作業で生まれる、ユニークな作品群にご期待ください。
NovelJam 2021 Online
開催概要
- 開会式、チームビルディング、実制作、閉会式、授賞式など、すべての過程をオンラインで行います。
- 著者2名、編集者1名、デザイナー1名の4人チームで制作します。
- 最大で8チームが編成される予定です。(応募人数により、編成数は変わる可能性があります)
- 制作過程は動画や音声などで運営スタッフが実況を行い、リアルタイムで公開されていきます。
- 著者1名につき1点の電子書籍を制作し、最終日に発売します。チームでは2点の制作になります。
- 発売後、審査員が作品を審査し、10月にオンラインで授賞式を開催します。
参加費用
- 著者 5,000円(税込)
- 編集者 無料
- デザイナー 無料
募集人数
- 著者 16名(最大)
- 編集者 8名(最大)
- デザイナー 8名(最大)
※最終的な参加人数は、応募状況により変動します。
日程と場所
- 2021年 8月13日13時開会式 〜 15日20時解散
- オンラインで開催するため、参加者の所在地は問いません。
主な日程
13時 開会・チームビルディング
2日目
終日 制作
3日目
12時 本文完成
15時 電子書籍発売(予定)
16時 プレゼンタイム
19時 閉会
20時 解散
※進行スケジュールは目安です。
応募方法
公式サイトのフォームに入力後、事務局からの通知をお待ちください。
応募締切
7月30日23:59
※7月末以降に参加者を決定し、個別にお知らせします。
※参加者の集まり具合によっては、期間を延長する場合もあります。
※補欠参加の調整もあるので、全参加者に通知が届くまで数日を要します。
※応募者多数の場合、運営で精査の上、選考します(抽選ではありません)。
応募資格
不問。期間中を通してオンラインで対応できる人であれば問題ありません。
各賞
- 最優秀賞
- 優秀賞
- 審査員賞
※それ以外の賞については未定です。
審査員
■内藤みか
作家、脚本家、エッセイスト。幅広い文筆活動で、著書は80冊を超える。かつては「ケータイ小説の女王」と呼ばれたことも。日本文芸家クラブ理事。日本初のイケメン評論家としても知られている。代表作:Wコミック誌「タント」にて原作漫画『あなたに抱かれたいだけなのに』連載中、ラジオドラマ脚本『婚活バスは、ふるさとへ』(文化庁芸術祭優秀賞)、舞台脚本&小説『男おいらん』ほか
■北野勇作
作家、落語作家、マイクロノベル伝道師。1992年『昔、火星のあった場所』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。作家デビューを果たす。2001年には『かめくん』で日本SF大賞を受賞した。SF短編を得意とし、動物をテーマとした作品が多い。2019年第1回ブンゲイファイトクラブで死闘を制し初代チャンピオンとなる。代表作:『100文字SF』、『かめくん』ほか
※7/19現在。順不同敬称略。最大3名の審査員をお迎えする予定です。
お問い合わせ
応募フォーム、参加にあたっての注意事項など詳しくは、公式サイト(https://www.noveljam.org/)をご覧ください。
また、メディアの皆様による取材も歓迎致します。NovelJam専用窓口までご連絡ください。
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