【名古屋市主催】イノベーター育成・ビジネス創出プログラム“NAGOYA BOOST 10000”(ナゴヤブーストテンサウザンド)が始動
名古屋市主催の「イノベーター育成・ビジネス創出プログラム“NAGOYA BOOST 10000”(ナゴヤブーストテンサウザンド)」の運営業務を担当しているJellyWare株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長 崔 熙元)は、公式ホームページを公開し、各プログラムをスタートさせます。
「NAGOYA BOOST 10000 (ナゴヤブーストテンサウザンド)」は、共創によるビジネス創出やAI・IoT分野における若手人材の育成等を目的とした事業「イノベーター育成・ビジネス創出プログラム」です。
「NAGOYA BOOST 10000」は、首都圏ICT企業と地元企業との共創を促し、ビジネス創出を目指すNagoya Hackathon(ナゴヤハッカソン)、AI・IoT分野の若手人材の育成を目的としたAI・IoT人材BOOSTプログラム、そこから生まれた成果をプレゼンテーションするNAGOYA BOOST DAY(ナゴヤブーストデイ)の3つの事業で構成されます。
※NAGOYA BOOST 10000が持つ意味
”NAGOYA BOOST 10000”とは、世界の未来を切り拓くイノベーターを名古屋から10000人輩出することを目指す事業です。”NAGOYA BOOST 10000”のロゴは”00”を無限大に見立て、この事業から引き出される人材の無限の可能性を意味しています。
※2018年度テーマ
「HEALTH TECH NAGOYA(ヘルステックナゴヤ)」
国が進める働き方改革の流れや国民の健康志向の高まりなどにより、これまで以上に心身の健康への関心が高まっています。また、成長分野として本市重点産業分野としている医療・福祉分野やスポーツ等を含む健康分野は、本市にとって重要なテーマと考えています。
本年度の「NAGOYA BOOST 10000」では、上記分野において、AI・IoTといった最新技術を利用し、課題解決と産業活性化のためのイノベーター育成、新しいビジネスの創出を目指します。
※全体事業説明会
- 開催日時:8月8日(水)19時~21時
- 場所:デンソー名古屋オフィス(名古屋市中村区名駅4-5-28 桜通豊田ビル15階)
- 対象:本事業に参加または協力したい企業や個人
- 定員:50名程度
- 申込方法:特別ウェブサイトから申込み(http://jellyware.jp/nagoyaboost/)
1.NAGOYA HACKATHON(ナゴヤハッカソン)
● 趣旨
首都圏ICT企業と地元企業との共創を促し、テーマを中心とした課題解決を通じ、地元企業の産業競争力強化とICT企業の集積を図る目的で、共創イベント「ハッカソン」を開催
● 実施概要
- 日程:平成30年9月8日(土)〜9月9日(日)
- 会場:名城大学名古屋ドーム前キャンパス 社会連携ゾーン
- テーマ:Health Tech Nagoya(ヘルステックナゴヤ)~健康(医療・福祉・スポーツ等)の分野と最新技術を掛け合わせて、新しい製品・サービスを創り出せ~
- 内容:ハッカソンで生まれたアイデアを具現化し、ビジネスに繋げるため、ハッカソン(開催後の試作開発支援、実証実験支援を行う)
- 参加資格:法人または個人のクリエイター/エンジニア/プランナー
- 募集期間:7月24日(火)~8月24日(金)(予定)
- 申込方法:特設ウェブサイト http://jellyware.jp/nagoyaboost/
2.AI・IoT人材BOOSTプログラム
● 概要説明
AI・IoTにおける最新技術の知識を習得し、自ら考え試行錯誤しながらオリジナルの成果物を生み出すとともに、サービスや製品開発のプロセス全般と、ビジネス開発に必要な知識全般を数ヶ月をかけて学ぶプログラム
● 実施概要
- 日程:基礎プログラム10月~11月(計4回)/応用プログラム11月~1月(計約10~12回)
- 会場:調整中
- 募集期間:8月8日(水)~9月11日(火)(予定)
- 申込方法:特設ウェブサイト http://jellyware.jp/nagoyaboost/
- 定員:20名 ※申込者多数の場合は選考とさせていただきます。
- 参加資格:最新技術を活用した新規事業作りや起業、または最新技術分野で活躍したい大学生、企業の若手人材
- 参加費:無料
3.NAGOYA BOOST DAY
● 概要説明
ハッカソンとAI・IoT人材BOOSTプログラムを通じて、各チームが作ったプロトタイプとビジネスモデルを公開し、専門家に評価してもらう場(ピッチイベント)を開催。新規事業発掘、事業マッチング、人材発掘・マッチング、スタートアップ発掘などを目的とする
● 実施概要
- 開催日時:2019年2月上~中旬 13時〜19時(予定)
- 開催場所:調整中
- ハッカソン参加者:3チーム程度
- AI・IoT学習プログラム参加者:5チーム程度
- 一般応募者:2チーム程度
- 投資家
- 企業新規事業担当者
- 企業採用関係者
- 自治体及びその他機関関係者
- 各分野専門家及び研究者
- メディア関係者
※別紙:AI・IoT人材BOOSTプログラムの詳細カリキュラム
① 基礎・応用学習のプログラム構成
1日目 8時間
内 容 | 詳 細 |
Jupyter Notebook | 基本となる開発ツールであるJupyter Notebookについての使い方を学ぶ |
Python | スクリプト言語Pythonの基礎を学ぶ |
Numpy | 数値計算を行うNumpyの使い方を学ぶ |
Tensorflow + Keras | DeepLearningの記述方法を学ぶ |
学習と推論 | 簡単な層で学習と推論について学ぶ |
多層パーセプトロン | 層を増やして学ぶ |
ニューラルネットワーク | ニューラルネットワークにして学ぶ |
2日目 8時間
内 容 | 詳 細 |
CNN | CNN(畳み込みニューラルネットワーク)の基礎を学ぶ |
CNNで学習と推論 | 実際にCNNを使って学習と推論を行う |
精度向上 | 精度を向上させるための様々な手法を学ぶ |
課題画像で演習 | 具体的な課題画像でCNNの学習と推論を演習する |
3日目 8時間
内 容 | 詳 細 |
RaspberryPi | RaspberryPiの基礎と基本的な使い方を学ぶ |
Linuxコマンド | RaspberryPiで使う基本的なコマンドを学ぶ |
開発ツール | RaspberryPiとPCを連携されるためのSSH,SFTP、 Pythonを記述するためのエディタの使い方を学ぶ |
Python | 組込み、アプリで使える記述を学ぶ |
OpenCV | USBカメラからのリアルタイム画像入力方法を学ぶ |
アプリケーション | モーター、音出力、画像出力、SNS通知などを通じて、 Pythonによるアプリケーション作成方法を学ぶ |
4日目 8時間
内 容 | 詳 細 |
Markdown | Markdownを使ったオープンソース時代のレポートの書き方 |
レポートツール | レポートで活用できる画像編集、動画編集、回路結線図などの紹介と使い方 |
自主研究&技術応用学習 | 3日間にかけて学んだ技術を応用・活用しながら、自ら考えたアイデアを目標として、成果物を作る |
コーチング | 個別に時間を設け、講師とマンツーマンで技術相談 |
成果発表 | 各個人の成果を数分程度で簡単に発表 |
② プロトタイピング・ビジネスモデル強化学習プログラム
内 容 | 詳 細 | 回数 (時間) |
ユーザーテストとアイデアの検証 | リーン開発概念をもとに、自分たちが考えたモノやサービスがユーザーの課題を解決しているものになっているかをユーザーインタビューや実証実験等を通じて検証し、アイデアのクオリティを上げていく手法について学ぶ | 1回〜2回(計6〜8時間) |
プロトタイプ設計・製造ワークショップ(ハードウェア、ソフトウェア) | ハードウェアとソフトウェア開発・製造に必要な基礎知識及び開発ツールと、プロセス全般について学ぶ ※電気回路、基板、電子部品全般、各種設計CAD、ファームウェア、WEBサービス開発、アプリ開発等 | 2回〜3回(8〜12時間) |
プロトタイプ設計・製造ワークショップ(メカ、製造) | ハードウェア機構設計とデジタル設計ツールについて学び、レーザー加工及び3Dプリンター加工までを行う。量産設計と量産工場の基礎知識についても学ぶ | 2回〜3回(8〜12時間) |
プロトタイプデザインワークショップ | プロダクトのUI/UXデザインを含むサービスデザイン全般について基礎知識を学びながら、最新事例を利用したケーススタディを行う | 1回〜2回(計6〜8時間) |
ビジネスモデル・マーケティングプラン策定ワークショップ | リーンキャンバスモデルの要素と書き方について学び、リーンキャンバスを利用した簡単ビジネスモデルを作成した後、適切なマーケティングチャンネルを利用したディストリビューション(サービスの拡散)と、最新マーケティングチャンネルのトレンドと利用方法について学ぶ | 1回〜2回(計6〜8時間) |
会計・知財・権利・法務関連セミナー | 新規ビジネスに必要な会計の基礎知識、製品やサービスの知財・権利関係の基礎知識、マネージメントに必要なリーガル全般について学ぶ | 1回〜2回(計3〜4時間) |
その他開発メンタリング | プレゼンテーションイベントに向けた開発や準備における進捗確認と課題についてメンタリングを行う | 2回〜3回(計6〜8時間) |
■関連URL
「NAGOYA BOOST 10000」公式ホームページ
http://jellyware.jp/nagoyaboost/
JellyWareホームページ
http://jellyware.jp/
■本リリースに関する問い合わせ先
JellyWare株式会社
info@jellyware.jp
03-6273-0758
すべての画像