【メレ・メイ（ハワイ）】キ・ホアル（スラックキー・ギター）の特別展示

ハワイの音楽月間、「メレ・メイ」の期間中、ハワイの伝統的ギター奏法「キ・ホアル（スラックキー・ギター）」の展示が、ホノルル市アラモアナセンターで開催されています。

キ・ホアルの展示は、アラモアナセンターのモールレベル2階のマウカウィング（J.Crewオン・ザ・アイランド向かい）の特別展示エリアで、6月30日までの毎日正午から午後5時まで開催しています。また、エヴァウィングのブルーミングデールズ1階の化粧品売り場横では、5月25日まで特別展示をしています。

 

ハワイの音楽月間、「メレ・メイ」の期間中、ハワイの伝統的ギター奏法「キ・ホアル（スラックキー・ギター）」の展示が、ホノルル市アラモアナセンターで開催されています。

ハワイアン音楽でよく使用されるキ・ホアルは、特別なギターの種類ではなく、ハワイ発祥の特別なチューニングや奏法を指します。19世紀にハワイに渡ってきたメキシコのカウボーイが、ハワイの人々にギターを教えたところ、ハワイの人々が弦を緩め、独自の奏法を編み出したのがキ・ホアルの始まりと言われています。
 

今回の展示では、世界最大の音楽の祭典、グラミー賞の直前に、ロサンゼルスで2月に開催された「メレ・メイ in LA」に際し、グラミー・ミュージアムで展示された貴重なコレクションを身近に見ることができます。コレクションでは、スラックキー・ギターの名手、シリル・パヒヌイのギター、レッドワード・カアパナがいつも履いている赤いブーツ、そして多数のレコードジャケットも展示され、各時代のキ・ホアル奏者紹介コーナーもあります。また、新たにパニオロ（ハワイアン・カウボーイ）が使っていたギター等も追加されて、キ・ホアルの歴史や伝統を学ぶことができます。
 

キ・ホアルの展示は、アラモアナセンターのモールレベル2階のマウカウィング（J.Crewオン・ザ・アイランド向かい）の特別展示エリアで、6月30日までの毎日正午から午後5時まで開催しています。また、エヴァウィングのブルーミングデールズ1階の化粧品売り場横では、5月25日まで特別展示をしています。

7月からは、このキ・ホアル展示は、ハワイ・コンベンション・センターに移動して常設展示となります。

ハワイ・アカデミー・オブ・レコーディング・アート代表のパリ・カアイフエは「今回、グラミー・ミュージアムでの展示物をハワイに持ってくることができ、ハワイの人やハワイを訪れるたくさんの人に見ていただくことができて、大変嬉しく思っています。この展示で、ハワイのキ・ホアルの長い歴史、そして現代のハワイアン音楽を培ってきた、先人からの遺産を是非ご覧ください」と語っています。
 

 

メレ・メイ2016：メレ・メイは、毎年5月を中心に開催されるハワイアンミュージックをはじめハワイのさまざまな音楽と文化を讃える祭典です。ハワイ州の各地および日本でおよそ3カ月間に渡り多彩なイベントが繰り広げられ、アメリカ国内はもちろん世界各国の人々がハワイを訪れます。メレ・メイでは、より多くの人々が、この祭典に参加し、ハワイアンミュージックを楽しんでいただけるよう願っています。

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