エイチタスが業務改善ツールを仙台市内の介護事業者へ無償提供
介護事業者の現場の課題解決につながる課題整理のノウハウを、ワークショップツールとして仙台市内の事業者を対象に無償で提供へ
エイチタス(東京都千代田区/代表 原亮、小澤剛)では、介護・リハビリの領域に従事する事業者の課題解決のために、介護事業者が自ら活用できる業務改善のためのツールを、仙台市内の事業者を対象に無償でリリースしました。介護事業者が自分たちの課題を自分たちで整理できる状態にすることで、ITやモノづくり、デザインなど、課題の解決手段につながる他業種との連携の加速を狙います。
エイチタスは、地域の介護事業者によるIT利活用の促進をはかるため、介護の現場のどのような場面でIT等の手段が必要とされるのかを、介護事業者が自ら整理できる状況をつくることを目指し、介護の現場が抱える課題や欲求を探索するための連続ワークショップを、2018年1~2月にかけて仙台市内で実施しました。
この連続ワークショップは、「介護事業者向け課題・欲求探索メソッド提供ハンズオンプログラム」として展開したもので、仙台市内の介護事業者2社と、リハビリ領域で活躍する作業療法士・理学療法士などのセラピストを対象に、彼らの課題・欲求を言語化して整理するためのワークショップを、2018年1月に計3回実施。
そこで整理された課題・欲求を解消するための解決案を考える場として、ITやプロダクトデザインの知見を持つ他業種の人々を交えた共創プロトタイピングを、2018年2月に実施しました。
共創プロトタイピングでは、介護事業者やセラピストたちから挙げられた多数の課題・欲求を元に、4つの解決策を考案。IoTなどを活用したツールのみならず、プロダクトでの解決策や、人材育成のためのプラットフォームづくりなど、多岐にわたるアイデアが考案されました。
エイチタスでは、これらのワークショップを検証し、介護事業者が自社内で現場の課題や欲求を引き出し、整理するためのノウハウを、ワークショップツールと運用マニュアルとして整備。仙台市内の介護事業者に向けて、無償で提供することとしました。
この一連のプロジェクトは、「IT活用のための地域産業向け課題・欲求探索メソッドの開発及びハンズオンプログラム」の第1弾として介護事業者を対象に展開したもので、公益財団法人 仙台市産業振興事業団 平成29年度「企画提案型中小企業活性化推進事業」の補助を受けて実施しました。
※一連のワークショップの活動記録は、下記SlideShareをご覧ください。
今後は、仙台市内の介護事業者へ上記のワークショップツールの提供を拡げるとともに、ITやプロダクト、デザインの利活用に強い介護事業者を仙台市内で増やしていくための活動へプロジェクトを進化させ、他業種向けのノウハウ開発なども手掛ける予定です。
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