カンター・ミルウォード・ブラウン社とCJ 4DPLEXは、「4DXのテクノロジーが従来型の映画鑑賞スタイルの枠を超え、世界的に重要な役割を果たす」という調査結果を発表した。
2017年6月に実施されたこの調査は、1年に2回以上映画館で映画を鑑賞しているイギリス、日本、中国の合計3,000人の消費者を対象としています。この調査では、従来型の映画鑑賞に比べて4DXテクノロジーに対する世界的重要性が報告されています。
調査によると、観客は4DXシアターを備えた映画館はほかの映画館よりも優れていると考えています。(中国94%、英国81%、日本79%が回答)
回答者は4DXが革新的なブランドであると感じており、4DXのイメージが従来の映画館に対する消費者の認識にさえ影響を及ぼすことが分かりました。また、すでに4DXを経験している人は経験していない人よりも4DXシアターの優位性についてより積極的に回答する傾向がありました。(中国95%、英国85%、日本85%が回答)
4DXシアターは映画館のイメージにプラスの効果をもたらすだけでなく、映画そのものに対する認識にも影響を及ぼします。観客は4DXに対応している作品は4DXに対応していない作品よりもバージョンの選択肢が増え、消費者にとって良い事だと回答しています。(中国85%、英国73%、日本66%が回答)
このように、4DX上映を経験した回答者の多くは、“4DXシアターを備えた映画館はほかの映画館よりも優れている”という調査結果に同意する傾向にあります(中国86%、英国80%、日本76%が回答)。
調査によると4DXユーザーの大半が、映画を観る時は事前に4DXで映画を観ることを計画していると報告しています。また4DXを経験した人の半数以上が、4DXのような体感型の映画を熱心に求めていると答えています。(英国69%、日本57%が回答)
これらは過去に4DXムービーで楽しい鑑賞体験をし、満足感を得られた回答者たちからの積極的な意見です。つまり、4DXが楽しいアクティビティを探している消費者を惹きつけ、新たな観客層の獲得に有効だという事を示しています。
CJ 4DPLEXのCEOチェ・ビョン・ファン(Byung-Hwan Choi)は「これらの結果から、4DXシアターが映画館や映画を評価する新たな基準として重要な役割を果たしていると言えます。その存在は映画だけではなく、それを上映する映画館にもポジティブなイメージを与えるのです。」と述べています。
カンター・ミルウォード・ブラウン・コリア(KANTAR MILLWARD BROWN KOREA)のジェネラルマネージャーであるリ・ユン・ミ(Young-Mi Lee)は「マーケティングにおいて、消費者のニーズは絶えず進化しています。同様に映画業界では、観客は単に映画を観に映画館に行くのではなく、映画も含めた総体的な空間を求めて映画館に行きます。観客は常に新しく革新的な映画体験を求め、その期待はますます大きくなっています。その中で、4DXシアターは賢明な進化の1つだろうと思います。」と述べています。
CJ 4DPLEX社について:
www.cj4dplex.com
カンター・ミルウォード・ブラウン社(KANTAR MILLWARD BROWN)について:
カンタ―・ミルウォード・ブラウン社は広告の有効性や戦略的コミュニケーション、メディア、デジタル、ブランドに関して中立的立場で調査を専門とする世界的なリサーチ会社です。包括的な調査を基本とし、質的及び量的な解決策を示唆することにより、顧客のブランド成長をサポートします。カンタ―・ミルウォード・ブラウン社は55か国以上で事業を展開しており、世界有数の優れたデータ力、洞察力、コンサルタント力を有するWPPのカンタ―・グループの一員です。カンタ―・ミルウォード・ブラウン社の詳細については、以下のURLを参考にしてください。
www.millwardbrown.com
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