事業者向けウォレット管理の業界標準であるフレセッツが、MPCアライアンスに加盟

大規模事業者向けに、業界標準の暗号資産ウォレット管理システムを提供するフレセッツ株式会社(東京都文京区、代表取締役:日向 理彦、以下フレセッツ)は、日本企業として初めてMPCアライアンスに加盟いたしました。



MPCアライアンスは、セキュアマルチパーティ計算(別称:MPC; Multi-Party Computation、秘匿計算、秘密計算など)の研究と普及を目的に、イスラエルのセキュリティ企業Unbound Techや中国のアリババグループを初めとして様々な業界からアカデミックなバックグラウンドを持つ技術企業が参加しています。

 

MPCは暗号技術の1つで、複数の主体が暗号化されたデータを持ち寄り、個々のデータセットを復号することなく、最終的な計算結果が得られることを可能とする技術です。

 

例として、自治体が都市計画の策定にあたり、タクシーの運行データを複数のタクシー企業から集めたいとします。従来、個々のタクシー企業にとって運行データは企業秘密にあたるため、秘匿性を保ったままデータを拠出することは不可能でした。これに対し、MPCを利用することで、各タクシー企業の運行データを暗号化したまま、それらの合計や平均などの計算結果を得ることができるようになります。この場合も各企業のデータ単体を復号する必要はなく、それらの秘匿性は一貫して保たれます。

 

MPCが持つこの特性を利用することで、競合する企業間でデータを共有する、病歴など機微な個人情報を収集して研究に活用するといった高い秘匿性が求められるケースにおいて、より柔軟にデータを活用することが可能となります。

 

フレセッツはMPCアライアンスでの活動を通じて得た知見を、主要製品であるFressets EWM System®やその他の研究開発に活かし、デジタル資産を自由に取引できる社会インフラを作るというミッションの実現に向けて邁進して参ります。

 

 

■フレセッツ株式会社について

社名は「Frictionless (摩擦がない) Assets (資産)」の2つの単語からなる造語であり、インターネット上で価値を滑らかに摩擦なく動かすことの出来る社会を創ることをミッションとしています。事業内容として 1. 事業者向け仮想通貨ウォレットの開発、2. ブロックチェーン技術者の育成及び資格認定事業、3. 最先端技術の研究開発 を掲げており、世界で最先端のブロックチェーン技術を有する企業を目指しております。

 

■MPCアライアンスについて

MPCアライアンスは、セキュアマルチパーティ計算(MPC)の実装を通じて、人々のパーソナルデータおよびビジネスデータのプライバシーとセキュリティを向上させる目的で、2019年11月に設立されました。MPCアライアンスの発足企業には、Sepior ApS(デンマーク、オーフス)、Unbound Tech Ltd.(イスラエル、テルアビブ)、KZen Networks(イスラエル、テルアビブ)などがあります。


 
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