ライブ配信アプリ「Mirrativ」、スマホ1台だけで誰でもバーチャルYouTuber(VTuber)のように生配信ができるアバター機能「エモモ」β版を世界初リリース
ゲーム実況と融合し、誰もが普段と違う自分になれる「居場所」へ
「エモモ(Emotional Modeling)」を使うと、スマホ1台だけで声にあわせて自分のキャラクターを動かしながら生配信を行うことができます。
エモモ(アバター)は、髪型・目・口・輪郭・服・体型等を、β版期間中で48億通り以上の組み合わせで自由に着せ替えることができ、設定した感情に応じて表情や動きが声に連動して変化します。
また、Mirrativを通じてゲーム実況等を行う際にも、視聴者の画面下部に、動く自分のエモモを表示することができます。
本機能は、iPhoneXや外部ツール等の特殊機材を必要とせず、Mirrativで配信ができる端末であれば動作します(βリリース時点ではiOSのみ・iPhone5S等の一部端末は未対応)。カメラ機能を使用していないため、ユーザーは自分の姿をいっさい配信に映すことなく、安心してキャラクターになりきることができます。
これまでも、インカメラ等を使ってVTuber風に自分をキャラクターとして表示するサービスは存在しましたが、着せ替え・カスタマイズの自由度があり、生配信までアプリ内で完結して行えるサービスのリリースは世界初、ゲーム実況との融合機能も世界初となります。
スマホゲーム配信者数で日本一(2018年7月時点・当社調べ)のMirrativでは、多くの配信者さんが顔出しをせずゲームを通じてコミュニケーションを取ってきました。
共通の趣味のゲームを通じてつながったのちは、多くの「雑談」配信も行われています。
「エモモ」は、そこに身体性を提供する試みです。
Mirrativでは、「エモモ」を通じて、ユーザがそれぞれ独自の身体・アイデンティティを所持することで、より双方への愛着・愛情が生まれ、これまで以上にコミュニケーションが深まると考えています。
「エモモ」の存在で、現実世界とは異なるサードプレイスとしての空間・居場所をスマートフォン上に提供し、ミッションである「わかりあう願いをつなごう」の実現を図ってまいります。
■「エモモ」紹介動画 ( https://youtu.be/Z3UVs88OyLs )
※機能部分のみを抜粋したshortバージョンの動画は、下記からご覧いただけます。
ショート:https://youtu.be/9V7TpB9ibjg
ゲームプレイ中の表示の様子:https://youtu.be/GhsxvwWEvQs
「エモモ」概要
■名称
「エモモ」(Emotional Modelingの略称)
■内容
スマホ1台で誰でもバーチャルYouTuber(VTuber)のように生配信ができるアバター機能
■スケジュール
・8月1日 iOS β版リリース、一部ユーザーから段階的に開放
・8月上旬(予定) Android β版リリース
Mirrativ上で「まいにち配信者(7日間以上の連続配信者)」になることでβ版に参加可能です。その他の方は、 https://www.mirrativ.co.jp/emomo からエントリーを行うことで、毎日抽選で一定人数の方に機能解放されていきます。ぜひエントリーください。
今後の公開予定に関しましては、Mirrativ内のお知らせ及び公式Twitterで随時更新してまいります。
公式Twitter https://twitter.com/mirrativ_jp
■ご利用環境
Mirrativアプリ内でご利用いただけます(基本無料・βリリース時点)。
Mirrativ iOS版 https://itunes.apple.com/jp/app/id1028944599
Mirrativ Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dena.mirrativ&hl=ja
■機能紹介
・配信者の声(音)に合わせてキャラクターの口が動きます。
・ユーザーはキャラクターの目・口・輪郭・髪型・髪や肌の色・洋服とカラーバリエーションを自由に選択することができます。
・ゲーム配信画面では、視聴者の画面上でスマートフォンを持った配信者のキャラクターが動きます。
α版でのユーザー利用の様子( https://youtu.be/pLUBIYLGeWw )
詳細は、エモモ特設サイト( https://www.mirrativ.co.jp/emomo )をご確認ください。
<ミラティブ 代表取締役 赤川隼一よりエモモβリリースに寄せて>
「あなたは、誰にでもなれる」
そんなセリフを聞いたら、「あなた」はどう感じるでしょうか。きれいごと、嘘くさい、現実はそんなに甘くない…。
現実の世界には多くの「しがらみ」があります。
学校でのいじめ、職場でのストレス、複雑な家族関係、周囲の期待する自分を演じる責任…
人が「人」として「生」きる「人生」の過程で、人は時に「その人らしく生きる」ことを他人に期待して、その世界に人を閉じ込めます(あるいは自分で自分を枠に閉じ込めます)。
人は生きているだけで、それぞれの歴史を紡いでいくことになります。
例えば、ミラティブ社代表赤川隼一の場合は、1983年広島生まれ。生まれながらに痩せ型(父親譲り)。6歳年上の姉と同じ地元の小学校に通い、小2の時にハンバーガーチェーンの懸賞で新型ゲーム機に当選、もしかしたら人生の運をそこでかなり使ってしまったのかもしれない…しかしこれがのちの仕事に影響を与えるとは、その時の本人は思いもしなかった…etc。
人が生きていること、歴史が紡がれること、それ自体が物語(ナラティブ)であり、美しいことだとMirrativチームは信じます(代表の話は、ともかく)。
でも、時にその歴史や経緯はしがらみとなって、その人の人生を縛り付けているようにも思えます。
「親に期待された道に進まなきゃ」「〇〇社にふさわしい社員としてふるまわねば」--。
ただ、それって「義務」なのでしょうか?
自由な21世紀を生きる私たちは、もっとしがらみや歴史、そして「これまでの自分」からも自由になれうるのではないでしょうか。身体、という重力からも。
あるいは、ある責任感を持って現実社会の中で自分の役割を果たそうとしている人にこそ、時には、(その役割をより幸せに果たすために)「いつもと違う自分になれる」場所も必要なのではないでしょうか。
さらには、本当につらい現実に向き合わなくてはいけない時。そんな時にこそ、「自分の存在が認められる」場があること、自分を認めてくれる相手がいること、それを信じられること、その連鎖が、勇気や救いになる――そんなこともあるのではないでしょうか。
Mirrativの新機能、"Emotional Modeling"こと「エモモ」は、こうなりたい、という自分の願い・想いを解放します。
自分で選択した目や髪型やその色、衣服を身にまとって、「あなた」の分身として、でもいつものあなたとは違う容姿で、あなたの声にあわせて喜怒哀楽を他者に表現します。
生まれ持った容姿に左右されず、これまで歩んできた人生の歴史に引きずられず、「今、この瞬間、あなたがそうありたい自分」として、誰かとリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。
Mirrativを起動しているときには、あなたのしゃべりと連動する存在として。ゲームをしているときは、相手の画面上であなたの代弁者として。
あなたの声や願いが、少しでも相手に届いてわかりあえるよう、エモモは動作します。
もしかしたら、いつもの自分として話すのだけれど、エモモがいることで、ほんの少し素直になれる、そんなこともあるのかもしれません。
昨年末から、ここ日本で生まれた「バーチャルYouTuber」というトレンド・流行の中にMirrativも身を置いてきました。
ただ、私たちには、それが一過性の、特定の才能の人たちだけが享受できる「魔法」には思えませんでした。
誰もが憧れるバーチャルYouTuberのトップスターが続々と登場する一方で(私たちMirrativチームも、彼ら彼女たちのファンです)、
その魔法のもとになっているテクノロジーを使って、誰もが「なりたい自分」になることができるのではないか。
SFの世界の出来事がようやく実現できる日が来ているのではないか、と考えました。しかも、スマートフォンひとつで。
そして、「顔出し」の文化がなく、「ゲーム」等の共通の趣味を通じてわかりあって仲良くなっていくサービス=Mirrativで、配信者さんひとりひとりに「身体」(実体)を提供することは、そこに集まる人たちのコミュニケーションを、ひいては人生を、もっと豊かなものにするのではないか。
学校でいじめられている青年が、ゲームがうまい、という理由で、Mirrativでは、「神!」と賞賛される――そんなMirrativでの日常の光景を、もっと素敵なナラティブに昇華できるのではないか。そんなふうに考えました。
今はまだ、SFの世界で描かれるように、あるいはトップスターの「バーチャルYouTuber」が立ち振る舞っているようには、エモモで完全には人のEmotion=感情を表現することはできていません。スマートフォンだけで、実際の人と同じように表現し振舞うことには、まだまだテクノロジー上の壁・制限があります。ただ、これは小さな一歩です。エモモは進化していきます。
β時点では未完成ですが、ボイスチェンジャー機能も今後搭載予定です(35歳男性のミラティブ社代表も、女学生として振る舞えるかもしれない!)。
また、運営が一方的に準備したものだけではなく、自分たちや世の才能が作った身体(モデル)を持ち込めるような世界についても検討を行っていきます(逆に、エモモをMirrativの外に持ち出す、という方向性もあると考えています)。
そこには、きっと、それぞれがなりたい自分を表現して、お互いの好きなことをきっかけにわかりあえるような、現実とは違う世界=「サードプレイス」が広がっていくと信じています。そして、そのサードプレイス、居場所の存在が、それぞれの現実の世界にも前向きな力を与えると信じています。
「あなたは、誰にでもなれる」。
嘘か誠か、リアルかバーチャルか。少なくともエモモのβリリースは、そんな夢を実現するための私たちなりの小さな最初の一歩です。
エモモをきっかけに、誰かとわかりあう経験を提供できたら、とても嬉しく思います。
ぜひ、まずは実際に、Mirrativでエモモを身にまとってみてください。
Mirrativとは
Mirrativは、スマホ1つで誰でも簡単にゲーム配信・生配信ができる、スマホ画面共有型ライブ配信プラットフォームです。子どもの頃、友だちの家に集まり一つのテレビを見ながらゲームを楽しんだような世界観をアプリ内で再現しています。
■ミラティブ概要
会社名:株式会社ミラティブ
所在地:東京都渋谷区桜丘町31-14 岡三桜丘ビル SLACK SHIBUYA 402
代表取締役:赤川隼一
設立:2018年2月9日
事業内容: ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」の運営
URL: https://www.mirrativ.com/
コーポレートサイト:https://www.mirrativ.co.jp/
エモモ特設サイト: https://www.mirrativ.co.jp/emomo
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像